八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

除夜の鐘

2023年12月29日 13時12分16秒 | Weblog

画像は、数年前の夏の、写経会。今は断念中。写経会の始めに勤行式がある。この時に、作法や心構えなどの教えを唱える。経典の中に「貪」ーとんー「むさぼり」、「瞋」ーしん-「悪意」、「痴」-ちー「おろか」がある。この三つの事が、煩悩の根源にあるという。ある年末の時の写経会の法話に、煩悩の「とん」、「しん」、「ち」、があった。あと二日で、今年も終わる。大晦日は、除夜の鐘。百七回は、その年の煩悩を、払い去り、百八回目は、新年を迎えた時に打つという。その一回は、煩悩に惑わされないようにとの、意味があると読んだ。下衆は下衆なりの、解釈をして、心構えをするに、越したことはない。我が家は、平穏無事にだった。我が身の事は、「安に居て危を思う」も、こころして過ごすことなのだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする