もののはじめblog

コメント歓迎 ! 
必ずコメントに参ります by iina

ハロウィンのカボチャ

2008年10月25日 | 雑感
ハロウィンは子供のお祭りで、おばけの扮装をして仮装行列のようにみんなで
近くの家を回り、お菓子をもらうという、子供たちにとって楽しい行事なのですね。

玄関先で『お菓子をくれないといたずらするよ』と叫ぶのが定番で、何もくれない家には、窓にシェービングクリームを吹きかけたりするイタズラも許され、たのしむのだそうです。


この日のアイテムが、"ジャック・オ・ランタン"。
ジャック・オ・ランタンとは、かぼちゃに穴を開けて、スプーンなどで中をくり抜き、反対側に目と口をくり抜いて、顔の形にして、裏側の穴からろうそくを入れて
ちょうちんのようにしたものです。



むかし、ケルト人が、自分たちの大晦日である10月31日にランタンを持って出かけました。そのランタンの光は悪霊を追い払うと信じられていました。子供たちがこのカブをくりぬいて作ったランタン、それがジャック・オ・ランタンと言われるようになったといいます。


年老いたジャック・オ・ランタンという名の男は、けちでいやな奴だったので、天国に入れてもらえなかった。そこで地獄へ行き、悪魔によって査定を受けると、悪魔はジャックに焼けた石炭をひとつ与え、現世に戻るように言う。ジャックはカブを刻み帰り道のランタンにしてジャックは帰って行った。それでこのような刻んだランタンを、人々はジャック・オ・ランタンと呼んだ。けれども、ジャックはいまだに落ちつくところを求めてさまよっているのだそうです。

イギリスやアイルランドから、アメリカに早くにわたった人たちは、そこに大きな丸いオレンジ色のかぼちゃを見つけました。そのかぼちゃはカブよりも大きくなり、カラフルでもあったので、すばらしいジャック・オ・ランタンになりました。そこで、ついには、カブからかぼちゃへと変わったのでした。

移民たちがアメリカの各地へ広がると、それとともに、ハロウィンのお祝いも広がっていきました。もちろんジャック・オ・ランタンもいっしょに。 ついにはかぼちゃはハロウィンの一番のシンボルと認められるようになったのでした。



日本かぼちゃの原産地は中央・南アメリカ。
日本には、16世紀ごろにポルトガル船によってカンボジアから運ばれてきたと
言われています。

『かぼちゃ』の名前由来は、「カンボジア」がなまって『かぼちゃ』になったといい、南瓜とつづります。


日 付    閲覧数  アクセスIP数   gooランキング
10.25(土)  1502 PV   325 IP    - 位 / 1116351ブログ
コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 笑撃190 | トップ | 百発百中 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
(あやのすけ) さん へ (iina)
2008-10-26 13:26:22
ハロウィンを知ったのは、日本人留学生が「Freeze!」"じっとしていろ"の意味が分からずに動いて、
射殺された事件からでしょうか。
あるいは映画「ET」の中で化粧していたのが最初だったか。
いまやディスニーランドやデパート等でたくましく様ざまなところに活用されていますね。
返信する
Unknown (あやのすけ)
2008-10-25 09:44:41
ヨーロッパではハロウィンの休暇もあって子供たちは楽しそうです♪
欧米では9月の終わりごろからハロウィン用のかぼちゃもすでに売られていたよう。
最近日本でも商魂たくましい商売人たちの手で定着しつつありますね。
街のあちこちでハロウィングッズを見かけます。
返信する

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事