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必ずコメントに参ります by iina

中国と日本

2006年02月07日 | 雑感
きのう櫻井よしこ氏の講演会にでかけてきた。会場までが寒くて、カバンを持つ手がかじかみ、左右に持ち替え手をポケットに入れ温めながら歩いた。

社会派ジャーナリストという紹介で現れた氏は背が小さかった。
満席で約700席が全席指定だった。テーマは『世界の中の日本』だが、中国に絞ったものだった。

開口一番、いずれ日本は中国に併合されるという衝撃的な警告だった。
中国には戦略があり志があるが日本にはいずれもない。毛沢東が第二次大戦後に武装大国を志し、後に核保有国となった。当時、6億の国民が例え飢えパンツをはけなくても目的を果たすと定めた。
大陸棚を自国の領土にするべく海域の試掘をはじめ、着々と弱い国々の島を侵食している。尖閣諸島問題はすでに終わったと称して、次に沖縄も中国領土と自国教科書に書き始めた。中国の大陸棚にある日本列島をも含めて2010年という期限を区切って動めいている。
世界第二位の経済大国・日本がそんな荒唐無稽なはなしだと一笑に付すだろうが、昭和24年に毛沢東の戦略を着々と実現していることを思うべきだ。

チャイナスクールといわれる政治家たちが、中国に媚を売って(個人的な弱みを握られ)取り込まれている。
要は中華思想として世界の中心が中国であることを認めさせ、朝貢政策を受け容れさせれば足りることで、なにも領土が中国籍になることをいうのではない。

そうならないために、対等な国である自覚をして日本の国家戦略をもって志しを高く掲げなければならない。
自由を縛られた中国の横暴を無視できず脅威であると意識すべきだ。かつて毛沢東は核戦争で双方に犠牲者がでても、半分が生き延びたとして中国はまだ3億人残る。百年の計で行動すると、本気で考えている。
何によって見直すかは、日本の歴史に学べ。
かって聖徳太子は対等の国を目指した。文字のない日本が漢字を採用したが、いまは逆輸入した和製漢字が多くを占めている、ひらがなで書かれた「源氏物語」という世界にまれな文学をもっている。
戦争では日清・日露戦争に勝ち進み、第二次大戦に一度だけ負けたにすぎない・・・云々と静かにはなすものの、その内容は過激に展開・・・。

意外な展開に、iinaたじたじ。
かならずしもそのようには思わないが、否、思いたくないが、桜井よしこ氏の講演会のまとめをして論評せず。

ことしの講演会


コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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ちょっと驚き~・・・ (ひろちゃん)
2006-02-07 19:10:39
ちょっと驚きの内容でしたネ・・・

信じていいのか、それとも中国に対して危機感を持てとの警笛なのか・・・?

う~ん、しかし興味深い内容でしたネ。

教えて頂いて、有難うございましたm(__)m



画像掲示板ですが、ちょっとブログデビューして、お勉強してから始めますネ・・・

最近、変な画像貼り付けられている方もいるみたいで、今の私のスキルじゃ~、荒らされ放しになりますからネ・・・(>_<)
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過激ですね (ぜん)
2006-02-07 19:48:53
TBありがとうございました。

本にも、同じような対中外交のことが書いてありましたが、講演の方が過激なようですね。



櫻井さんの意見の通りにすべきかどうかは別にして、一般に考えられている以上に中国はしたたかというか、自国中心主義(中華思想」なのでしょうか。
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過去への執着 (quator2005)
2006-02-07 23:35:30
 TBありがとうございました。  

中国は過去に直接支配したことがない地域であっても、朝貢などの関係があれば自国の領土だと主張する国ですから、沖縄、韓国はそのうち中国の領土にされてしまいますよ。
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