日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

欠陥マンション

2005-02-14 | ニュース
 友人から連絡がありました。
八王子の公団分譲マンションの欠陥について署名が欲しいと。

90年に完成した団地の建物が欠陥だらけ。
40数棟のうち20棟の建替えが決まったそうです。
残りの20数棟は目先の補修で済ます態度に、住民の管理組合が大反発。
第三者の専門家に判定をしてもらいたいと要望を出すが、無視の構えとか・・
構造計算書の紛失やねつ造騒ぎがあり、不信の固まりになっている様相。
友人も心配になり壁の石膏ボードに孔を開け、コンクリートを棒でつつくとドンドン崩れてしまい、背筋が寒くなったとか。
バブル期のまっただ中の大規模団地、工事の職人には外国人が多く、日本の施工技術の常識が全くない人達で、手抜きやずさんというより、何も知らない人達が工事をしてしまった。
現場管理や設計監理が全く機能しなかった様子です。

住民の話し合いが連日のように続き、仕事どころではないので、早く決着を付けたい。
公団に第3社機関を納得してもらうために署名を集めたいとのこと。

住まいの欠陥は本当に気の毒です。
おちおち安心して寝られないのは、住まいとは言えないでしょう。
公団のような組織の建物は、無条件に信頼してしまいますが、管理体制がしっかりしていないと、目も当てられない建物が生まれてしまいます。
バブルの後遺症はまだまだ続くようです。
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