日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

軽井沢見学・聖パウロ教会

2006-06-27 | 仕事・建物
 昨日の続き
涼しげな吉村山荘をでて、軽井沢でも人気の教会を訪ねる。

今や伝説の建築家「アントニン・レーモンド」の設計。
「聖パウロカソリック教会」
この教会を始めとしてレーモンド氏の建物が軽井沢には多い。

残念な事に正面道路の向かい側が
なんとも現代的な建物が出来てしまっていた。
ポップで明るく、節操もないショッピングビル。
せっかくの教会が台なし・・
建築に興味の薄い観光の人は、
教会をチラッと眺めアイスクリームでも食べるのかしら?
仕方なく見ないようにして裏手に回り込む。

この建物ほど全面と裏の差が激しい建物は少ないだろう。
正面はいかにも軽井沢
裏手は北欧
簡単なスケッチしかなく現場で口頭で指示して完成させ
後から図面を作ったとか
裏は○△□ (お茶の丸・三角・四角に通じるか?)
「おでんのよう」「漫画の・・のよう(忘れた)」ついでてしまう。
当初と違って屋根が奇麗になってしまっていた。
始めはコケラ葺きだった。

結婚式で人気が出たせいか、
手入れがよくされている反面少しづつ現代風になってしまった。
屋根を始め、鐘楼が横に出来、コザッパリしてしまった気がする。
しかしどこの教会でも人を神妙な気分にさせる雰囲気が漂う。
大きな声で話す仲間達も声を落とし
出来るだけ少ない言葉を選んで話す。

次に来た時も変らない姿を見たいものだ。

この後すぐ近くの日本女子大の「三星寮」にまわる。
わざわざ警備員さんが立ち会ってくれて
少しでも怪しいそぶりを見せると、じっと注視された。
林雅子さん設計、
建築後の手直しに関心が寄せられた。

万平ホテルで昼食の後、仲間の設計した別荘を見て
「総会」会場の小瀬温泉ホテルに向かった。
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