日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

松竹大歌舞伎・板橋文化会館

2014-09-01 | 趣味・遊び
昨日、友人に誘われて歌舞伎を見た。

東武東上線の大山駅の近く
板橋区の誇る、板橋区立文化会館
昨年に続き二回目だが
板橋を初日にして神奈川、鳥取、大分など22(昼+夜)公演を
一ヶ月で回る超過密スケジュール

今年は市川猿之助の「義経千本桜」と市川中車の「小栗栖の長兵衛」

    

合わせて、猿之助、中車の襲名披露口上が間に入る。
未だに襲名披露?と思ったが、襲名披露は3年に渡り行なうとの事

2階席まで空席無しの人気だった。

義経千本桜は吉野の源義経の元に、静御前が訪ねて来る
(市川笑也の美しい事!大向こうからの声が降り注いだ)

鼓を打つと狐(猿之助)が現れ
階段から転げ出るは、飛び回るは、
体操選手の様に逆立ちで手摺を越えるは、
細い手摺をピョンピョン飛び跳ねながら進は・・
早変わりの連続をするは、猿之助の独壇場
見事なまでの身体能力の発揮

派手で、けれんがあり、踊りあり、美し過ぎるほどの舞台
ヤンヤヤンヤの大拍手だった。

休憩のあとは



福山雅治の緞帳が開き
出演者がズラリと並び、襲名披露口上

後半の「小栗栖の長兵衛」は地味に見えるほどの村人たち
茶屋の風景にコミカルな歌舞伎
俳優の香川照之から歌舞伎役者に転身した渾身の(?)演技
村人の嫌われ者から明智光秀の首を取った英雄への転身(?)
「義経・・」の義太夫などが入る正統的な歌舞伎から
現代劇に通じる(大正9年初演)歌舞伎の一幕もの

市川猿之助一門の特徴か?
役者さんの年なりの登場人物で無理が無く
笑ったり感動したりの3時間半でした。


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