日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

カタクリの花と花粉症

2009-03-23 | 自然・風景
お彼岸の中日にお墓参りに行った。
あきる野市の駅から10分、畑や小高い山の中腹にある。

お天気は上々、昼食後丁度良い頃合いなのか
いつになく賑やかな墓地だった。
お隣さんやお向こうさんも家族そろって
お掃除や水やりに励んでいる。

土手にはパンジーならぬ菫が可憐な花をつけ



タンポポが黄色く輝き春を謳歌している。

「カタクリを見に行こうか?」「カタクリはまだ早いよ」
小高い丘の裏手を歩くと
斜面が削られ、谷を埋める工事の真っ最中
近くの田んぼで姪とオタマジャクシを取り
甥と丘の上を冒険したソコココ
山や谷をには植物だけでなく昆虫や狸も生息しているはず
人さまの都合だけで平らにして良いわけはない
大声で言いあっても山にこだまして誰にも届かないが・・

山の木は真茶色に染めて葉先をたらしている
「クション・クション・・ハックッション!!」
都会ではおつきあい程度の花粉症がここでは重症
マスクを付けると嘘のようにクシャミは治まった。

杉林の小道を進み、道なき道を下ると
「アッタ・咲いている・ここにも・・」
急斜面をずり落ちそうになりながら、片手でシャッターを押したものの
今一つきれいには写せなかった。



勢いに乗りもう一つの群落を目指す。
今度は昨年から花粉症になった姉がクシャミの連発
こちらも携帯マスクで事無きを得た。

民家の庭先に失礼して(お留守でした)土手を見ると
ポツポツ咲いているが、満開にはもう少しかかりそうだ。
野花を大切にする家主さんは
周りを切り開き、群落に勢いをつけたいようだが
半日陰が好きなカタクリの機嫌を損なわないように祈るばかり。



土手には小さな雪の下の葉がぎっしり
こんな小さな葉っぱにはどんなに可愛い花が咲くのだろうか??

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