映画「判決、ふたつの希望」

先日、日比谷の映画館に行った。

「判決、ふたつの希望」ジアド・ドウエイリ監督

TOHOシネマズシャンテ


（ボケましたゴメンなさい）

公開前から見に行こう、と思っていたが
新聞に何回も広告は出るは、新聞に折り込みチラシまで入っているは・・
あの憲法学者木村草太氏が前面に出るは・・ヒットに向けて力の入っている事・・

中東のレバノンの路地裏
工事中の人達にバルコニーの水やりの水がかかった
紛争のきっかけは、何ともない日常の出来事だったが

謝りたくない工事現場監督と
肋骨骨折まで発生し、収まりきれない住人

裁判に訴え出た。

原告側には有名超右派弁護士
被告側には若い女性弁護士で対決するが
原告・被告を置いてきぼりにして、
それぞれの日常背景から過去にさかのぼり
何処にでもある（？）中東問題まで発展し
国の争いにまでになりそうになる。

理解できなかった原告と被告だったが
背景を知り、お互いを思いやる心になり
終始しかめっ面の２人の額の縦じわが無くなり、
穏やかな面差しで和解をする。

裁判シーンの緊迫感、暴力応酬の中東問題
目を見開きっぱなし、胸は高鳴りっぱなし

劇場は老いも若きも男性女性入り交じって満席状態。

是非とも見て頂きたい映画です。

外へ出れば、高架橋下の呑み屋さん



煙に煙って先が見えない。

数寄屋橋交差点の斜め向こう



ソニービルが無くなって、エルメスの明りが行灯状態

顔を見あわせただけで、憎悪の応酬になりそうも無い日本（普通は）

平和が一番！