日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

蕉雨園お茶会・香席

2006-04-03 | 趣味・遊び
 昨日の日曜は大寄せの茶会に出かけた。
目白駅からタクシーで8分の場所
芭蕉ゆかりの地に明治30年に建設の「蕉雨園」がある。
現在の建物は講談社所有で戦後の建築だそうだ。
お茶会も楽しみながら、建物にも期待が膨らむ。

住宅地の路地を進んだ突き当たり
いきなり明治にタイムスリップした気分
鬱蒼とした木々やとてつもなく大きな灯籠
荘厳というか権威の象徴というか瓦の寄り付きが
「さすが・・」元は伯爵さんが建設した建物。

緋毛氈の先の下駄箱に履物を入れ
段差を越えると左手に{どど~~ん」
「木彫の扉」高さは住宅の天井くらい
案内板は「洗面所!」

建物の探索はあとにして荷物を風呂敷に包み
いざお茶席へ

このお茶会は熊谷の「瑞順庵茶会」
抹茶とお煎茶のお席のほか、
お香を聞く「香席」
常磐津の席や枕草子を学ぶ(?)「古典席」
「個性心理学」の催し物席とごちゃまぜ。
主催者の「彦根先生」のネットワークで構成されている。

お煎茶席は一番広いお部屋(大広間)
天井に驚き(巾3尺もある杉板の竿縁)
壁に驚き(大判和紙の漆塗り(?)の見切りで止めてある)
一番の驚きは「あれ、なに?」
縁先のガラスに簾模様(詳細は明日)
気が散ってお点前に集中できない
小学生が着物姿で「お運び」可愛い・・
一服目は「あまあい」ふくよかな味
二服目は少し「苦味」が出た深い味
「もっと飲みたい・・」
気にさせるほんの少量だけ。

次は「志野流香道」の聞香席の「源氏香」
このお部屋も凄い、
格天井に武者隠し、襖の華やかさに圧倒される思いだ。
しかしそうは言っていられない・・

お香を5包(種)聞き(嗅ぎ)
その内の同じものを当てる
小さい硯と筆と紙が回され
作法通りに取りそろえ、筆で名前と記号を書く。
優雅ながら、日頃の不調法故真剣にならざるをえない。

香炉の灰の上に雲母が乗り、そこに小さい香木
両手で覆い、かすかな香りを聞く
「ほこりっぽい臭い」
「なんか分からない」
「ちょっと強い臭い」
覚えたつもりが通り過ぎると分からなくなる。

仕方がなく「何となく」ピンと来た
「源氏香」のマークと名前を書く。
硯セットが回収され、
手前席の「香元」と、記録係りの「執筆」の二名を眺める
「執筆」の人は筆をもって文字をどんどん書き進めている。
全てが終ったところで回答

「空蝉」ピンポ~~ン!!
私のいい加減な回答が「玉」当たり)
正解の人に「執筆」が書いた記録紙がプレゼントされる。
期待したものの、私の前の席順の人も正解だったのでオジャン!
「せめて」と写真を取らせてもらった。

続きは後日

「志野流香道」実践
「宗偏流」
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