日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

東京のスリバチ地形 見学会

2020-12-07 | 趣味・遊び
土曜日は楽しい1日だった。

だいぶ前に申し込んでいた講座
「東京のスリバチ地形と江戸・東京の庭園文化」の午後

庭園見学は関口芭蕉庵、大隈公園、肥後細川庭園、甘泉公園なのに
茗荷谷駅待ち合わせは変なの?と思いつついたが

茗荷谷駅には講師の皆川先生や参加者たちが集まっていた。
路地から路地へ歩いた一番目

    

縛り地蔵
坂の途中にお墓が



皆川先生は「東京スリバチ学会」の会長さん
扇状地に作られた江戸の町のスリバチ地形(窪地)を探して学問(?)
にした稀有な存在、NHKのブラタモリの案内役もしているとか・・

路地裏の坂を登ったり降ったり
ときには突き当たりに遭遇して引き返したり
小雨の中を行きつ戻りつ・・
 
    

この坂は来たことがある、記憶をたどりつつ付くいて行くと



丹下さんの東京カテドラルへ
また路地に入ると



以前お茶会に来たことがある
松尾芭蕉ゆかりの地「蕉雨苑」
正門川は入れず裏の入り口から入る

この頃から雨は止んだけれど
あいにくの曇り空、写真写りは良くない

鼠坂を下り神田川沿いの遊歩道へ
新宿区と文京区の区界で電線の区分けを見て楽しそうな先生。



私は神田川の底に注目
神田用水の時代から洪水対策で川底を掘り下げた
この流れの石の部分は自然のもの?人工のもの?
はっきりとしなかったが・・



肥後細川庭園、雪吊りが素敵

あっちへ行ったりこっちへ行ったり
経路がわからなくなりつつも付いて行く

神田川の向かいには、水稲荷神社



神社は高台に立つのが多いが
水稲荷なので神田川きわにあるらしい。

路地を進みたどり着いたのは早稲田界隈

    

大隈庭園

最後にまた神田川に戻り大洗堰跡



神田用水を市中に引くのと大名屋敷(名前は失念)の分岐点とか・・

薄暗くなり少し先の江戸川橋から地下鉄で市ヶ谷まで移動

家庭画報のセミナー室にて講義になった。

東京地方は巨大な扇状地でいく筋もの川が流れていた所に
富士山の火山灰が積もり
火山灰の下から湧水が湧き出て、そこがスリバチ状になっている。
東京にはスリバチ地形がそこここにある。

実に楽しそうに話されて
昔の地図と今の地図を重ね合わせたり
スリバチからドローンで上昇する動画を表示したり

延々と歩いてへとへとに疲れていたはずなのに
集中して聴き惚れたし、坂を見る目が違ってきそう。

そういう私の家の近く、和田堀池もスリバチ地形だった。
和田堀池は湧水ではなく、水溜りだそうだが、、

「東京スリバチ学会」Facebook

以前の参考ブログ↓
2011.5月ブログ
「芸術浪漫コース」
コメント
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