日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

和田堀公園ミドリ亀のお散歩

2006-03-27 | 自然・風景
 昨日の日曜日お友達を誘ってお花見に出かけた。
飼い犬のララが年をとってお散歩に出たがらなくなった。
「運動不足で太っちゃって・・」喜んでいる。

善福寺川沿いは昨日より少しだけ開いている。
早くもシートを敷いてお花見の準備をする人。
木の下で宴会を始めている人。
「今日は良いね、寒くもないし」
しかし、まだは花2分咲き程度で、チト寂しい。

和田堀公園に入ると、
バーベキューをしたりお鍋を囲んだり・・・
「この臭いはお魚を焼いているね」
「こちらはお肉よね」
臭いだけのお相伴。

池には相変わらず「カワセミ」を待つカメラマン達。
この前より更に増えている。
池の人工セットは桜の枝に変わっている。
「ああいうのは嫌い!」はっきりとしたカナさん。
あいにく「今日は少しだけ寄ってきて、ドッカに行っちゃった」
それでも辛抱強くシャッターチャンスを待っている。
「行こう」待つのも人に合わせるのも嫌いな相棒につきあって退散。

小さな流れにパンの入った透明の筒を持つ子供に
「何がとれるの」「ザリガニや○○(忘れた)なんか色々いるよ」
興奮した口ぶり。
立ち入り禁止の川には糸に餌を付けている親子、
「ザリガニ釣りね」親も子供も春だ・・

「五日市街道まで行こう!」カナさん今日は大張り切り。
環七から五日市街道まで善福寺川は蛇行して3キロ半位。
川沿いに公園が連なっている絶好の散歩道。

もう少しで五日市街道になる辺りで「あれ!かめ?」
亀を2匹連れている女性がいた。
甲羅がツヤツヤ、巾15センチ×20センチと大きい
首の左右にオレンジの筋

こわごわ持たせてもらうと、ズッシリとした手ごたえ。
手足首をバタバタ
「今脱皮中なのでこの当たりの色が違っています」
「え~、脱げた甲羅は落ちるんですか?」
「そう、その辺に転がっています」
「浴室に水槽があって出たり入ったり、家の中を歩いています」
「トイレは?」
「普通は水槽でするけれど、たまにはその辺でしています」
以前亀をペットにしている人の話を聞いて、
本気で飼おうかと思っていただけに真剣になる。
「寿命は50年」
駄目だ、今から飼うと私より長生きをしてしまう。
気がつくと子供たちや大人に囲まれている。
順番で抱き上げて地面に下ろすと、目的があるようにすたすた歩き出す。
川に向かってまっしぐら
「川の方向がわかるみたいね」誰かの声。
「ミドリ亀はかまない、カミツキガメだって何かを出さないと噛付かない」
以前のテレビ報道に怒ってるみたいだ。
「この子は買いましたけど、そちらは帝釈天通りで拾いました」
「落とすと甲羅が割れるので静かに置いてね」
以前、フィレットを散歩させている人に驚いたけれど
亀にも会うなんて、なんでも在りの散歩道だ。

人の輪から抜けて五日市街道の交差点、
ここは両岸から桜が垂れ下がり、この辺り一番の桜の名所。
人は多いもののまだ満開には遠い。

「ソフトクリームを食べよう」
皆が舐めている方向をたどるとコンビニ、食べながら帰る。
2時間半の散歩、ちょっとハードだった。
「ソフトクリームのカロリーがチャラになったかしら?」
「ちょっと無理じゃない」
コメント
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