日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

グループホーム

2004-12-11 | 仕事・建物
昨日は早朝から老人施設の見学に行きました。
船橋市の有料老人ホームとデイケアの施設・高齢者グループホームと通所リハビリ施設。
会員になっている「福祉住環境コーディネーター協会」の体験見学会です。

有料老人ホームでは、お年寄りと一緒に体操をし、昼食のサービスをし、デイサービスのお年寄りと30分程度の会話。
お年寄りのお世話より、トイレの場所を教えてらったり、私達に気を使ってお相手をしてもらった様な感じでした。

午後の痴呆高齢者グループホームはすばらしいかった。
個室は普通の6帖ですが、食堂や回廊がとても贅沢な造り、広々としています。
入所者は暇そうに職員を目で追いかけ、ゆったりと食事テーブルに座っています。
職員3人は20代のきゃしゃな女の人ばかり、
きびきびと洗濯の片付けやおやつを作っていました。

隣に作られている通所リハビリセンタを見学して又ビックリ、片流れの屋根のままの広~~い室内にリハビリ器具が置かれ、人々が熱心にリハビリに励んでいます。
熱気であたかも町のスポーツジム。
歩行訓練、階段のステップ、風船乗りなど・・人気は理学療法用ウオーターベッド、水の力で優しく背中をもみほぐし、とても気持ちがいいそうで、順番が待ち遠しく思われている様子。
丁度かなり重い感じの片マヒの人が、嬉しそうにつえをついて乗りに行きました。
理学療法士とその卵達が付きっ切りで指導していました。
責任者に聞くと大部分の人が脳血管障害だそうです。
高齢者と50代以下の人が半分づつくらい。
血圧管理には気をつけたいものです。

全部を案内して下さった女性部長さんの話しは、とても説得力がありました。
「自分の親のつもりで世話をする」とよく言われますが「将来の自分がこうして欲しいと思う事をなんでもする」なるほどと感心しました。
こんなに志のある施設ばかりではないと聞いている昨今、うらやましいかぎりでした。

施設は「さくらの家」今年4月にオープンしたばかりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする