シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2023年9月23日 ポルト歴史地区

2023-11-27 19:47:19 | 旅行
美しい建物の多いポルトの中でも私が一番美しいと思ったのがこのサント・イルテフォンソ教会。シュッとしたフォルムに青と白のバランスが絶妙なアズレージョ。青空に映えます。


サン・ベント駅近くの雑貨屋Toranjaさん。リスボンでも見かけたこのお店、ポルトガルをデザインした素敵グッズがいっぱい!最終日はここで買い物しようとMちゃんと決意。


サン・ベント駅は窪地っぽい場所にあるので、サント・イルテフォンソ教会まで続く31デ・ジャネイロ通りはやっぱり、、坂。なかなかな急で建物の1階部分の台形具合が半端ないです。


壁いっぱいの高さの長方形の窓を持つ建物が多く並び、整然とした美しさ。よく見ると窓の上部はそれぞれ違ったデザインでお洒落!


色合いもシックで素敵です。


美しいサント・イルテフォンソ教会の姿が見えてきました。


その前にちょっと奇抜なお店があってここは何?絵具屋さん?


はいってみたらお洒落なチョコレートクリーム屋さん。フレンドリーなお兄さんに試食させられ?つい購入してしまいました。チェリー風味とか唐辛子風味とか(笑)。美味しかったし楽しかったから良しです。あと小分けにできるのでお土産にも◎!ちなみに上の写真はお店MEIO.DÚZIAサイトからお借りしてしまいました(リスボン店のだけどこんな感じのディスプレイでした)


ちょっと寄り道しましたが、サント・イルテフォンソ教会を改めて堪能します。存在が不思議になるぐらい美しいです。


ベストショットを狙ってちょっと離れたこの広場へ。とここで愛機デジカメが電池切れに;;朝からハイテンションで写真撮りすぎましたorz...ということでスマホで撮影。縦写真が多くなります(笑)バックアップのスマホがあってよかったとこの時は思ったのですが(この日はいろいろあとで覆される^^;)。


とりあえず再度、、サント・イルテフォンソ教会の全景を撮影。ベストショットのつもりがしっかり電線がはいっていた(笑)


今度は接写。ステンドグラスとアズレージョを。良く見ると黄色や緑色も差し込まれていたのですね。


さて、ここからサンタ・カタリーナ通りを歩きます。この先にランチを予約したレストランがあります!お土産物屋さんやサッカーグッズショップ、ショッピングモールが並びとにかく賑やか。


ランチまでまだ時間があるのでここマジェスティック・カフェでお茶できたらと思ったのですが、ものすごい行列で断念。内装はアールヌーヴォー様式とのこと、次の機会には絶対行きたい!


このインパクトありすぎる巨大なアズレージョの建物はアルマス聖堂。アズレージョを外壁に組み合わせている建物は多いですが、ここまで徹底した全面アズレージョの建物はここぐらいかも。ここはポルトの中では比較的新しい19世紀初めに完成したそうです。


内部は白と品の良くキラキラする金、そしてアズレージョ。


こちらはボリニャン市場、デパ地下っぽい!?画像ちょっとぼけているのは、、たぶん陽射しが強すぎて日焼け止めを塗りなおしたついでに、、スマホのカメラレンズ部分に触ってしまったようで、、これ以降の画像ちょっと紗がかかった感じになっていますorz...やっぱり私は希少なデジカメ種(絶滅危惧種)


こちらが今回予約したレストランGRUTAの入り口。この辺りまで来ると人も少なくなり若干さびれた感じ、かつ、鉄の扉が閉まっていて焦りましたが、13時になって空きました。


門をくぐるといきなり素敵な空間に!このお店はミシュランのビブグルマンを獲得しているお店、期待が膨らみます。ただ本当のことを言ってしまうと、、最近の旅行では一度はミシュランの星付きレストランの訪問していて、今回も海沿いの素敵なレストランで行きたいところがあったのですが、、ヨーロッパの中では比較的物価が安いというポルトガルをもってしても、ランチすら高すぎて断念したのでした。円安も効きすぎてます。。日本のレストランって本当に安くて美味しくて素晴らしいのですが、弱すぎる円に日本は大丈夫かと心配になってくる;;


お店の中は白を基調として明るい木目のインテリアや緑で飾られて清潔感あふれ心地よい感じ。小さなお店ですが写ってない後方の壁は一面鏡になっていて空間の広がりも感じさせてくれます。ほぼ満席、さすが人気レストランです。あとスタッフがみんな女性で優しい雰囲気。


まずはスパークリングワインで乾杯。テーブルのお花は私好みの野の花のドライフラワー、食器1つ1つも可愛いです。


まずはフォカッチャ。このパンにつけるペースト2種類と海藻バターが滅茶苦茶美味しくてもうこれだけで至福でした。


前菜はソフトシェル、イカ、エビのフリット。フリットとは思えない?いろ彩りの綺麗さ。


ワインは勿論ヴィーニョヴェルデ、グリーンワインです。暑いときにぴったりな爽やかさ。


続いてポルトガルのチーズであるセラダエストラチーズとマッシュルームのラビオリ、プランソース添え。キノコ好きにはたまらない美味しさです。チーズは癖もなく胃がもたれることもなく完璧でした。


そして一番楽しみにしていた「ポルトガルのカロライノライス、シーフードスープ、イカ、エビ、アサリ」(メニュー訳)若干ココナッツミルクを感じさせる優しい味で美味しかったです。ほんと美味しかったんですが期待が大きすぎたのかリスボンのワインバーのリゾットが美味しぎたのかちょっとパンチが弱い気がしてしまいました。


おもったより一品一品ボリュームが少なかったので無事デザートに辿りつきます。店員さんにおすすめは!?と聞いたらメニューに合ったほぼすべてのデザートの名前を上げられ、、初々しいまだ新米スタッフな感じで可愛かった、、自分でも気づいたその店員さんと「全部やん」って感じで笑いあっちゃいました。その中でも一番始めに名前の上がったフレンチ風アップルタルトを頼みます。想像していたタルトと違い、ふわふわした素朴な感じ、これがまた美味しかった。お隣のアイスはなんとポートワイン風味。最高のマリアージュでした。


予約時間が遅かったせいか最後のほうになっちゃいました。壁際の席の紺の入れ方は是非参考にしたい!


満足いっぱいでお店を後にします。アズレージョ上級者使いのビル(窓枠の隣)があったので撮影w


この辺りにFIGAROに載っていたお店があったのでお買い物しようとおもっていたのですが残念ながら見つからず。コロナ前の発刊雑誌だったのでだいぶ状況変わっちゃっているようです。


さて、こちらは8世紀に建てられた荘厳なカルモ教会。一見1つの建物のように見えますが、実はカルメル教会(真ん中の十字架をもつ建物)と2つの教会が並んでたっている珍しい場所となっています。2つの間には住宅もあって昔は人が住んでいたそうです。生活しにくそう(笑)


側面はもちろんアズレージョ。


絵柄も大きく圧倒されます。


向かいにある美しい建物はポルト大学 この頃になると暑さMAX、午前中は青空が嬉しいなんていってたけどもはや眩暈がするレベルに。。


こちらの瀟洒な建物は世界一美しい書店として有名なレロ書店。ここに入るためにはオンライン予約が必要で、私たちは17時に予約済み。時間帯ごとの予約制なのになぜ行列!?


そして遠くからずっと眺めていたグレゴリス教会の塔。高いです。気温も高すぎてレンズの汚れではなく本当にこんな感じにぼやけて見えていたような記憶。。


サン・ベント駅近くのアズレージョタイル屋さんや賑やかなフローレス通りでお店を覘きますがまったく購入意欲がわかず。ポルトガルの暑さ9月末になっても侮れません。


カフェは外派の私ですがきっちり室内でエアコンの効いているこのカフェに逃げ込みます。コーヒーすら飲む気になならず、久々にコーラ!


予約時間の15分前になったのでレロ書店へ。並んでいる人が多いのは予約時間毎に並ぶ列が造られていて早めにきて並んでいるためでした(17時30分の人がもう行列しているとか)。なので実際の待ち時間は20分位でした。


改めて外観をじっくり。細かい彫刻と淡い色合いで描かれた絵が素敵です。猫のような目も妙にマッチ!日陰になってより光ってみえるのは偶然?計算??


さて入場。さすが人がいっぱい。この店はハリーポッターの小説の中で登場するフローリッシュ・アンド・ブロッツ書店のモデルなのではということで人気が高まったそうです(実際は違うらしい)真偽はどうであれこの階段をはじめ凝った装飾の店内には本当に魔法の本が売ってそう。


天井のステンドグラスも豪華。


階段の裏の彫刻も見事です。


ちなみにここの入場料は8ユーロ、うち5ユーロ分は本を買うときに使えることになっています(グッズは対象外)。そのためか星の王子様がお土産用に?大量に売ってました。が、もちろん5ユーロで買えるわけでもないし、家に日本語のがあるし、そもそもレジが大混雑なのでここでの購入は見送りました。


普通の本?ももちろん売っています。ここに普通の本を買いに来る人はいるかは別として。。


ネットでの評判は賛否両論ありますが、予約をちゃんとしていけばそこまで待ち時間が長いわけではないし(レガレイラ宮殿の井戸に比べればかなり可愛いもの)やっぱり内装は素敵なので行く価値はあるとおもいます!但し再訪はないかな(笑)


レロ書店の見学を終え、一旦ホテルへ歩いて戻ります。ポルトの観光ポイントはほぼすべて徒歩圏なのが助かります。チェックイン手続きをした後、ロビーバーでウェルカム・スパークリングワインをがぶ飲みして部屋に行きます。このホテル、ロビーが14Fなのでお部屋のある12Fまでは下りエスカレータで。なかなかこの感覚がなれずに何度もエレベータの上下ボタンを間違えるのでした。
お部屋は緑を基調とした落ち着いた感じ。今回は湯沸かしポットも、使えるセーフティーボックスもある、あとおやつのエッグタルトと小さいポートワインも用意されていてテンションあがります。


お部屋の絵もモダンでいい感じ!


そして何より窓からのこの景色!しばし休憩して夜の活動?に備えます。
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