ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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加計呂麻旅行2

2008年08月04日 14時09分14秒 | Weblog

8月4日(月)

7ヶ月前から分かっていた加計呂麻旅行。

たった1泊の旅行なのに、いざ行くとなると落ち着かない。

ボストンバッグに荷物を詰めては(大きすぎるな)と引っ張り出し、

リュックに荷物を詰めては(小さすぎる)と引っ張り出し

結局は普通の通勤バッグの少し大きい物に荷物を詰め

ウエストポーチに貴重品・カメラを入れ

エコバッグに仲間達へのお土産と弁当とペットボトルを入れて準備完了。

一晩家を空けるとなると、じじのことも気がかりで

刺身のツマやおかず類を準備して冷蔵庫へ。

庭の花鉢にはあふれるほど水をあげ、最後に掃除機をかけスタンバイOK!

家を出発する直前まで今回の旅行隊長Kさんとメールを交換し、

「これから出発します」とメールして車で家を出た。

加計呂麻へ行くのは、ばばの家の近くの港から船に乗るのではなく、

隣の町の港から船に乗った方が良いので、1時間前には家を出た。

元職場集合、出発が12時30分ということで、途中で待っている友達を乗せ集合場所へ。

そして、港へ。

駐車場がないので、港の方にお願いして一晩駐車できる場所を教えてもらい駐車。

定刻通りフェリーきかいに乗船・出航。

ちょうど2時間で古仁屋に着いた。

 

その後のことは昨日のブログにも書いたので・・・・・

今日は、民宿でのことを少し・・・・・

民宿に荷物を下ろした後、ばばにとって嬉しいお知らせ?が・・・・

何と、10年前ばばが加計呂麻に単身赴任した時の大家さんのYさんと、

近所に住んでおられたH先生がいらして下さるという。

「寝耳に水」のしらせ。

民宿と、ばばが10年前お世話になった集落は車なら20分もあれば行ける距離。

でも、自由に使える車はないし定期バスもない、その上団体行動だし、

第一、加計呂麻の民宿に着くのが夕方5時過ぎ。

だから、すぐにお風呂、食事だとばばは思っていた。

だから、絶対以前お世話になった集落の友人や知人と会うことは不可能だと思っていた。

しかし、荷物を置くや約2時間近くのドライブが計画されていたこと自体が

想定外のスケジュールだった。

そして、夕食の時は隊長Kさんの友人Jさんが加わるだけだと知らされていた。

ところが、Jさんの勤務校がばばが8年前までいた職場だったとは!!

Jさんと同じ職場の職員の(ばばの大家さんだった)Yさんに話は伝わり、

Yさんから大先輩H先生へも話は伝わり、

他にも声をかけようと思ったらしいが、ばばが気を遣うだろうからと

YさんとH先生お二人が代表?で民宿まで駆けつけて下さったのだ。

ばばは嬉しい気持と共に(もし、8年前までお世話になっていた方々と

会えると分かっていたら手みやげの一つも準備して行けたのに・・・) 

という気持でいっぱいに。

Yさんは得意の黒糖ドーナツとはったい粉餅を持って来て下さり

H先生はみんなの飲み物代を払って下さってたことが翌朝分かって

とてもありがたい反面、心苦しかった。

民宿の食事は、大きな皿にホタという魚の活け作り、その横には、

これまたばばの拳3個分はあろうかという夜行貝の殻に

貝の刺身がどっさり・・・という盛り合わせが2皿も。

そして、新鮮な魚のフライ、冬瓜と肉団子の煮物、おつゆにご飯。

お腹も心も満腹満腹で楽しい宴は終わり、

山越えで帰るYさんと、H先生を見送り。

その後は、男女それぞれ分かれて各部屋で半年分のおしゃべり。

シャワーを浴びて寝たのが、何と2時。

 

しかも、翌朝は5時に目覚め朝の散歩。

目の前の砂浜を歩こうと思ったが満潮なので

花富という集落へ向かって30分歩き、引き返した。

折しも朝日が昇りかけていて・・・・・・・・

 

7時15分から朝食。

魚の出しがたっぷりきいたモズク入りのみそ汁・納豆・鮭の切り身・

ニラ入り卵焼き・野菜サラダ・・・・・どれも美味しかった。

 

7時45分、昨日は町営フェリーに間に合わなかったので

民間の12人乗り定期船で加計呂麻へ渡ったが(この船は12名が定員で座っていても波しぶきがかかり、海面を手で触れるくらいの船)

今日は町営のフェリーで古仁屋に渡ろうと

2台の車に分乗、生間(イケンマ)の港へ。

町営フェリーは大きく、定員も100名以上乗れるかな?

海中に浮かぶ小島(無人)、海岸線の林の木を見て感動しているうちに

もう、古仁屋到着。(約20分)

その後、今日ばば達が乗って帰る船が10時40分入港と

K隊長が言うのでそれまでの約2時間、

また古仁屋を観光しようと言うことに。

K隊長とHさんの車に分乗し、ホノホシ海岸へ。

この海岸の石は、丸くてスベスベしている。大人の手のひら大か

それよりも大きい石が、ゴロゴロ海岸を覆っている。

どうしてここの海岸の石だけがこんなに丸くてスベスベなのか不思議だが、

その説明等の看板はない。

波が寄せては返すたびにゴロンゴロンという音がする。

普通の海岸なら砂浜かごつごつした岩が多いのに本当に不思議な海岸だ。

ここで写真を写したりしているうちに時間は10時になったので慌てて

古仁屋へ戻る。あと40分で船が入る。

それまでにお土産を買おうとみんなウキウキ。

ところが!!!

ドライブしつつ海岸を見ると、

何と、ばば達の乗る船はもう入港しているではないか!!

パニックに陥った面々。

T隊長は慌てて左折する。ばばの乗った車の運転手Hちゃんは前進する。

ばば達が港に着くと、もうお客さんは乗船してみんな甲板に立っている。

それにしてもT隊長の車が来ない・・・とヤキモキしていると

「ごめん、元の古い港に行っていた」って汗を拭き拭き

T隊長とその車に乗っていた親子がが駆けつけた。 

ばば達が乗り込むと、程なく船は出航・・・・・・・

運転手をしてくれたHちゃんと、K隊長は

陸路名瀬の自宅へ帰る。ばば達は海路2時間で徳之島へ帰る。

陸の二人に船上から「さようなら、ありがとう」と手を振る。

そして、船室へ。客はばば達を入れてたった15名くらい。

何百人かが定員だと思うけれど、こんな少ない乗客で

経営が成り立つのかなあと他人事ながら心配する。

船は貸し切り状態だ。

一人、一部屋使ってもまだまだ余裕・・・・

 

「あぁ~~~~あ、お土産一つ買えなかった」と悔やむYさん。

本当に気の毒。

貝殻細工のネックレスを胸に下げて帰るのが楽しみだったと嘆く。

Mさんは、せっかく気の合う仲間が集まったから

「加計呂麻」と文字の入ったTシャツの1枚も作りたかったと・・・・・

ばばとて、じじや、じじ母に何一つお土産はない。

そもそも、お土産が買えなかったのはK隊長が

船の入港時間と出航時間を勘違いしてしまったためだ。

10時40分出航を、入港と・・・・・・

最後の最後にとんだお笑いとなってしまったが、

気の合う仲間と僅か14時間の加計呂麻滞在。

しかし、K隊長の半年にわたる入念な計画と、加計呂麻に勤務する

YちゃんとHちゃんが車の運転や民宿の交渉をしてくれたことなど、

仲間達のサポートなしでは実現しなかった今回の旅行。

素晴らしい仲間達ありがとう!!!

 

あまりの駆け足旅行だったため、ばばは帰宅後ダウン。

昨日は1日中寝て過ごしてしまった。

さあ、今日からは又パワー全開で動き回るぞ~~~~

 

島尾敏夫文学碑

諸鈍のデイゴ並木。85本のデイゴが植えられていて満開時はテレビなどでも放映されることが良くある。

ホノホシ海岸

男はつらいよ最終作、撮影記念碑

「寅さんは、今」記念碑。最後に山田監督直筆のサインが・・・