えんちゃんふくろうのお腹はモクビャッコウという草が植えられています。
何故えんちゃんふくろうなの?
戦後、商売をしていた先輩方から、巣鴨のお地蔵様のような名物を池袋にも作りたいとよく聞かされていました。
池袋は駅前だけではありません。池袋新モンパルナスまちかど回遊美術館のイベントがあるように、駅前だけでなく、面的に発展しなければなりません。
自然環境、緑化は大変重要な課題です。そして持続可能な社会を目指さなければなりません。
「グリーンとしま」が毎年一万本の植樹事業が3年目を迎えます。
また、「まちなか緑化」事業として茜の里、御嶽神社周辺、みらいかん大明周辺で民有地の緑化事業も実施されています。
そんな思いや方向性の集約されたものがモザイカルチャーえんちゃんふくろうに込められています。
(午後になって花が植えられ、手すり柵も取り付けられました。えんちゃん両親の足がまだです。)
お父さんえんちゃんは植樹をしながら未来を見つめています。
賢いお母さんふくろうは智恵・学問のの象徴で自然を愛し、こどもたちに大きな愛情を注ぎます。
子どもえんちゃんはの設定は人間で言えば5歳で、何でも知りたがる、やんちゃな男の子です。
既にふくろう物語が毎月名店街ニュースとアイポイントブログに連載され、6話目に入っています。
立教大学文学部のISIGURさんが書いています。
そしてこのモデルはNPO法人としまNPO推進協議会「みんなの縁側」の手作りキャラクターえんちゃんです。
足がハートで、赤い糸で結ばれています。
「みんなの縁側」がある仲通り商店街の名前から、仲良く縁が結ばれる意味合いを表現したものと聞いています。
お腹には袋が付いていて、花の種を入れたり、メッセージを入れられます。
それはドラえもんの4次元ポケットと同じです。
このえんちゃんを人に差し上げると幸運が寄ってきます。
豊島区が駅前改修工事の一環でモザイカルチャー構想を取り上げて頂き、大変ありがたく思っています。
長い準備の末、今日えんちゃんが設置されました。
形は完成しましたが、緑の生きものですから私たちで育てていかなければなりません。
モザイカルチャーえんちゃんのテーマは「つながり」です。
自然とのつながり、人と人のつながり、植物がみんなをつなげていきます。
住んでる人、働く人、学んでいる人、みんなが区民で協働していきます。
(夕方ライトアップされました。でもこれはテストであって、当分の間ライトアップは見られません。)
2005年11月に阿部ゼミが池袋西口公園に立教のツタを植えて以来、阿部ゼミとアイポイント、地元、としま緑の会他多くの人たちとで駅前の緑化に取り組んできました。
えんちゃんはみんなの姿の象徴でもあります。
みんなで行動しているうちに、行政がやるべき事、地元が携わらなければならないことが次第に明確になってきました。
「協働」と「つながり」が暖かい池袋、夢や希望を育んでいくのだと思っています。
えんちゃん! ガンバレ!!