こんにちは!立教大阿部ゼミの石川遼ことYOKOTです!
先日はおかげさまで社会貢献活動見本市にて、賞をいただくことができました!!
見本市で発表させていただいた「蝶の道」ですが、名前だけでは「なんじゃそりゃ?」と思う方が大半だと思います。
ということで、今日はこの「蝶の道」を考えた背景と内容について簡単にご説明したいと思います。
アイポイントの活動の場となっている池袋。緑化活動を頑張っていますがまだまだ生き物にとっては住みやすい場所とは言えません。
私たち阿部治ゼミナールでは、そんな池袋を「少しでも生き物の住みやすい街にしたい!」ということで、立教小学校に「ビオトープ」を作っています。
「ビオトープ」とは、地域の生物の生息空間のことです。
身近に生き物と触れ合えることから、学校教育の場では環境教育施設としても注目されています。
(写真はイメージです・・・)
上のようなビオトープを作ることで、チョウやトンボがエサを食べたり産卵をすることができます。
しかし、「ビオトープ」一つでは、外からチョウやトンボがやって来たり、立教のビオトープで育ったチョウが外へ旅立つことは難しい・・・
なぜなら、街に食べ物や住み家が無いからです。
本当に生き物が住みやすい池袋にするためには街全体に生き物の食べものや住み家がなければならない!
そんな思いから始めたのが「蝶の道」です。
具体的には、池袋駅西口から立教小学校のビオトープへと続く道の植栽帯や花壇に蝶の食草や蜜源となる花を植えます。
そうすることで蝶が移動しやすいような空間「蝶の道」を創り出すことができるのです。
でもなぜ蝶なのか・・・
蝶が増えれば、それを食べる鳥や虫が生きていくことができ、池袋にも様々な生き物が住むようになる可能性があるのです!!
また、都市とはいっても、池袋やその周辺には小さな自然環境が点在しています。
蝶の道がそうした環境をつなぐ「緑の回廊(corridor)」となることで、チョウ以外の生き物にとっても住みやすい環境になります。
「ヒトにもそのほかの生き物にも優しい池袋」 素敵だと思いませんか??
私たちは「蝶の道」を実行に移していきたいと考えています。
このプロジェクトを成功させるためにもアイポイントをはじめ、地域の皆様との協力関係は欠かせないものだと思います!
皆さん今後とも阿部ゼミと末長いお付き合いをよろしくお願いします!!
(YOKOT)