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横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

柿は美味しい

2021-09-23 06:21:19 | 日記



上瀬谷の田んぼで盛り土されてしまったところ。
そこへ行く道、前はそこそこ人が通ったが、今は草が生い茂り始めた。







人はほとんど通らないが、そのかわりにチョウたちは多くなったかもしれない。
これはヒカゲチョウ。近くに林もあって住みやすいのだろう。







コミスジは翅に入った3本の白い筋が目印だが、背中の青緑色も面白い。







ヒトスジ(一筋)・・・ではなくイチモンジチョウもいた。

サカハチチョウは無理でもダイミョウセセリがいれば良かったのだが残念。







頭を上げると柿の実にアカボシゴマダラが2頭いた。絶好の甘い汁なのだろう。

もう1頭・・・何か分りにくいがキタテハだったかもしれない。







こちら、サトキマダラヒカゲと一緒にいるのは明らかにキタテハだった。

どの組もじっくりと甘い汁を楽しんでいた。



カタツムリの殻

2021-09-22 06:17:57 | 日記



10日ほど前、窓の向こうに何かが付いていた。

(雨風続きでガラスの向こうが汚れている)







1cm弱のカタツムリの殻だ。中にいるかどうかは分らない。







外へ出て撮ってみた。たしかにカタツムリだ。

どうしてこんな所にカタツムリの殻が付いたのだろう。
昆虫だと脱皮して抜け殻が残るが、カタツムリは成長に従って殻も大きくなり脱皮はしない。

この後どうなるのか楽しみにして、そのまま放置した。








2日後、場所を移動しているのに気付いた。角度も違っている。
そして、奥の方に何かピクピク動くものが見えた。
しかし角が出てきて動くというわけでもないので、また放置しておいた。何日かそのままだった。

その5日後、姿が消えたので下に落ちてしまったかなあと思った。







1時間ほどして柱の陰にいるのを発見した。
元いた場所からコーナーを曲がって1m以上離れた所なので最初は気付かなかった。







やがて角を出してゆっくり動き始めた。
あの殻に入っていたとは思えない大きさだ。数日の内に成長していたのかも知れない。







家の外からも撮っておいた。







もう一度、室内から撮った。だいぶ動くようになった。







ツノ出せヤリ出せ・・・
ツノは大触角、小触角の二組あって、大触角の先端には眼(光を感じる程度)が付いている。







窓ガラスを動き回っても草木には届かないだろうと思って、庭のセンリョウに移してやった。







葉の上を生き生きと動いているように思ったが、しばらく眼を離している内に姿が見えなくなった。




様変わり

2021-09-20 05:51:36 | 日記



久しぶりに上瀬谷の田んぼへ行くと農地改良とかで、田んぼのあったところに土が盛られていた。







このあたりには何年にもわたって「ふゆみず田んぼ」が作られていた。
冬も田んぼに水を残すことで昆虫など生き物や植物たちが住みやすい環境を維持することが狙いだ。







その頃の、田植えが終わった後の写真だ。







稲もしっかり育ち、収穫も豊かだったと聞く。







オオシオカラやシオカラトンボやアキアカネなどもたくさんいた。







水たまりでハイイロゲンゴロウなど水生昆虫を見つけることも出来た。







もちろん、今回まだオオシオカラトンボを見ることが出来たし、







オモダカやコナギなど田んぼの花も残っていた。
しかし、これらの自然が様変わりしていくのは目に見えているので、少し心配だ。





豆じゃないけれど名前にはマメ

2021-09-19 06:12:20 | 日記



近所を歩いていると畑の傍の草むらなどで、いろんな小さな草花に出会う。

初めての花ではなくても、この花の名前は何だったかなあと思い出すのに苦労する。







家で確認してマメ科のヤブツルアズキだったと分るが、似たものにノアズキがあったりする。
どう区別するのか、現場ではすぐに思い出せない。







林の縁では白い小さな花たちが蔓で広がっていた。







花の姿や葉の形から、ヒルガオやアサガオやルコウソウなどの仲間だとはすぐに分る。
これも家で調べてマメアサガオと名前を確認する。








頭にマメと付くのはマメ科ではなく「小さい」の意味だろう。

花冠も雄しべも雌しべも白いが、葯の赤紫色が良いアクセントだ。



役に立っていませんか

2021-09-18 06:20:42 | 日記



今年の秋の彼岸は9月20日~26日、中日は9月23日だ。







家の近所では、あちこちでヒガンバナが咲いている。
大規模に群生して名所になるような所はないが、畑の傍で十分な秋を感じさせる。







ヒガンバナにはアゲハの仲間が似合う。
真っ赤で細長い花被片に長く延びた雄しべや雌しべと、アゲハの大きな翅のバランスが良いようだ。
カラスアゲハの仲間もなかなかの絵になる。







葯は雄しべの先の方にある。雌しべも長く延びている。







しかしアゲハは花被片に止まって花の奥の蜜を吸う。雄しべや雌しべの先には届かない。
つまり受粉の手伝いはしていないように見える。
当然のこととしてヒガンバナの実は出来ないが、球根で増えるので問題は無いようだ。
球根植物の開花の意味は何なのだろう。