上瀬谷の植木屋さんの畑にはいろんな種類の木がある。
中ぐらいの高さの木に赤色の円錐花序がいっぱい付いていた。
ベニバナトチノキのようだ。
ヨーロッパのマロニエと北米のアカバナトチノキを交配させた園芸種だという。
ベニバナといっても単調に紅い花というわけではない。
ベニバナトチノキの花には最初黄色い蜜標があって、数日すると紅色に変化する。
全体として紅色の方が目立っていくわけだ。
トチノキというと高いところに咲くのが多いが、
この木は低い所にも咲いていたので観察には都合が良かった。
花後に実が出来はじめていた。どれぐらい大きくなるのだろうか。
少し奥にもう一本あった。こちらはトチノキの仲間らしく、かなりの高い木であった。
かなり大きな木もあって、公園など広い場所に植える樹も取り扱っている
のかもしれませんね。その中で目を引いていたベニバナトチノキ。
まだ生長途中の若い樹で花を近くでご覧になれましたね。
私は出会いの機会もありませんので興味津々花をじっくり拝見しました。
可愛い花色は均一ではなく赤っぽい斑があったり黄色の蜜標もあったりと、
変化に富んでいますね。長いオシベは太くて丈夫そう!(笑)
トチの実も見たことありませんが…毛が生えているのですね。
この先も落ちずに成熟していく様子をご覧になれるといいですね。
ここはいろんな種類の木があって、家庭の庭木とか生け垣用とか、公園用の大きな木もあります。
すぐに引き取られるとは限らないので、花から実へとか、翌年もまた見られるとか、楽しめます。
ベニバナトチノキのような高木の花を手近に見られるのも有り難いことです。
実はクリと同じように、この中に大きな種が入っているようです。
ただしクリと違って1個だけのようです。