近所を歩いているとフットサル・グラウンドの向こう側で良い声の囀りが聞こえた。
高い木の上にホオジロがいた。木も高いが声も高い。
チョッピーチリーチョ、チーツク（聞きなしでは、いっぴつけいじょう つかまつり そうろう）
その囀りに応答しているのがいるのに気づいた。
こちらで囀ると、ほんの少し間を置いて囀り返す。
声をたよりに探して見ると姿は見えないが、畑を越えたところにある木のあたりのようだ。
お互いの縄張りの確認であろうか。
たしかホトトギスの囀り合戦は初めての経験だと思う。
それから歩き続けて畑地に出ると、またホトトギスの囀りが聞こえた。
何かの畑を鳥よけのネットが張ってある支柱の上にいた。
どこか遠くの方向を見ているような形で、囀りを繰り返している。
今回は応答するものはいなかった。縄張りは安泰のようだ。
やはり、主張がしっかりと周囲に聞こえる場所ということでしょうか。
囀りで呼応し合うこともあるものなのですね。
森の中でしきりにホトトギスの囀りが聞こえていたことがありましたが、
姿も見えずたくさんだったのか1羽だったのかもわからずじまいでした。
ホトトギスの雄は高いところというか、その付近の一番高いところに陣取るみたいですね。
最初のはかなり高い木でしたが、2番目のは5ｍぐらいの高さでした。
こっちと向こうで囀り合戦は初めての経験でした。
囀り合っても攻めに行かないのは大人だと思いました。
森の中で囀りが盛んでしたか。森の中だと視認できないので1羽かどうかは分りませんよね。
森の中でなければ声の方向にあるいくつかの木のてっぺんを探せば見つかることがあります。