朝の散歩で見た花たち。けっこういろんな種類があった。
まずハマオモト(ヒガンバナ科)などハマの接頭語がつく海浜性の植物たち。
いくつかは城ケ島、真鶴など関東の海浜でも見られるものだ。
ハマヒルガオ(ヒルガオ科)は湘南海岸でも普通に見られる。
ハマボッス(サクラソウ科)もたくさん見られた。
関東の海岸より1か月ぐらいは早いのではないだろうか。
さてこちらでは茎が地を這って黄色い花が咲いていた。
ハマアズキ(マメ科)
マメ科とはすぐ分かったが・・・多分ハマアズキと思われ関東では見たことがない。
オオハマボウ(アオイ科)は黄色いフヨウあるいはハイビスカスみたいな花。
ハマボウは関東でも天神島などで見たことがある。
キダチハマグルマ(キク科)
ハマグルマのような黄色い花が咲いていた。
ハマグルマは城ケ島海岸にたくさん見られネコノシタとも呼ばれている。
キダチハマグルマは茎が立ち上がって広がっているように見える。
ハマという接頭語がつかない花で関東でも見られるものたち。
ヘチマ(ウリ科)だと思うのだが、時期はかなり早いかな。
クサギ(シソ科)も関東ではまだ咲いていない。
アザミ(キク科)の仲間が咲いていた。
シマアザミ(イリオモテアザミ)かもしれないが今となっては詳細に同定できない。
ネムノキみたいな葉っぱで白い花が咲く木を何か所かで見た。
クマバチみたいなのが花に来ていた。
ギンゴウカン(マメ科)ギンネム
合歓はネム。白い花を銀と見立てた名前のようだ。
写真の左に豆の鞘が2つ出来ている。
クロサギを見るために進んだビーチから車道に出る茂みに青い花が咲いていた。
花冠が反り返っていて、最初はイヌホオズキの仲間かと思った。
キキョウラン(ススキノキ科 旧ユリ科)
家に帰って調べたらキキョウランらしい。
キキョウでもランでもない。ヤブカンゾウなどキスゲの仲間に近い。
外花被片3枚と内花被片3枚が後ろへ反り返っている。
黄色の雄しべが6本、白い雌しべが1本と旧ユリ科でよく見られる構造だ。
今回、ツアーの団体行動にしては花や蝶をたくさん撮ることが出来た。
見られそうな花の知識をもう少し持っていけば観察のポイントが違ったように思う。
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