業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

文系型人間

2006年12月24日 | 重要事項説明書
プチ愚痴です。
ネガティブなのがお好きでない方は読み飛ばして下さい。


PHP研究所という出版社から出ているPHP新書。
ベストセラーになった本も多いです。
ハリケンはたぶん、世間一般の人並みには本を読むほうです。ひとりの作者を好きになるとその全著書を読破するとか、特定のジャンルの本ばかり読み漁るとか、まあそういう人は多いと思いますが、ハリケンもそうです。
好きな作家はと聞かれると大体ひかれますが、三島由紀夫と横溝正史です。
PHP新書は、朝の『目ざましテレビ』で週間ベストセラーとして紹介されるもの程度は読みます。「ツキの法則」とか「頭の悪い人の話し方」(でしたっけ)とか、売れていると聞くと興味が湧くからです。
2年前そうしてベストセラーになったPHP新書に和田秀樹先生著『疑う力の習慣術』という本がありまして、その本の中の一文を読んで以来、ずっと心にひっかかっているというか固定観念になってしまっている事柄が。
それは
文系型人間と理系型人間の違い
という一節にあったものなんですが..........................

【抜粋】
文系型の人たちの間では、「誰が言ったか」に比較的重点が置かれるのに対して、理系型人間の間では「実験してみてそれが正しかったかどうか」に重点が置かれることが多い

極端に言えば、理系の人は「やってみなきゃわからない」、文系の人は「こうすれば絶対にうまくいく」か。
つまり、文系型といわれる人たちのほうが、偉い学者のいうことや、有名な学説の信者になる傾向があって、「誰々が何々と言ってました」「アメリカではこうですよ」「なるほど」というような会話にもなりがちだというのです。
私はその部分を読んで、確かにそうだなと感じました。
私は文系型人間だと、自分では思います。
何々説とか何々論とか大好きですし、誰かの説を信じて実践するほうがラクだし、やっていればそのうちその方法論が持論になってしまうタイプ。
言われて、やってみて、ホントにその通りになった、イコール「これしかない!」となり、そのやり方を授けてくれた人の信者になってしまいます。
逆に「これ間違ってるよ」と思ってしまうともうなかなか受け付けない。

本当はアタマが固いのかもしれませんし、実は根が暗いのかもしれません。

リアルに正しいケアマネになるためにはどうしたらいいんでしょう。
このままだと、介護保険制度のスクラップになってしまいそうで怖いです。
どう考えても、私たちが老後を迎える頃、ケアマネという職業が残存しているとは思えないのです。少なくとも、今のようなカタチではなくなっていると思います。
それほど非現実的な仕事をやってるんだ、私って。

一体誰が考え出したんだ、ケアマネなんか。

世界で最初にワキの毛を剃ったヤツと同じくらい恨んでやる。
余計なことをしやがってまったく。