業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

サ責さんいらっしゃい

2006年12月23日 | 担当者会議
Merry X'mas!!
せっかくの連休にこんなブログを見ている寂しい方たちのために、せめてクリスマスカラーのフォントで書き込んでみました。

私の担当している、キャンディさん(仮名・独居女性・82歳・要介護2・認知症)が、最近どんどん混乱しています。
通所やヘルパーの日を忘れて外出していたり、慌てて準備してデイの送迎に迷惑をかけたり、以前にも何度かあったのですがここ最近そんなことが多くなってきました。
先日もヘルパーが来るのを忘れて出かけたらしく、忘れられたヘルパーからは
「キャンディさんが不在のため、隣家の親戚に行く先を聞いたら、派遣日を忘れて病院に行っているということだったのでヘルパーは仕事なしで帰ってきた。でもこれは利用者の都合なのでフツーに請求させて下さい。」
と言われたので、
「は?普通に派遣があったのと同じように請求すると、身体1生活3でちゅか?何の仕事もやってないのに?それ本当に請求出来るかどうか、私ではなく保険者に電話で聞いてみて下ちゃい。受診していた時間とヘルパーが派遣されたという時間が重なっているってことでちゅよね?医療保険と介護保険が同時に使えないってことはご存知でちゅか?」
と返しました。
ヘルパーは
「…」
といったん引き下がりました。
ご本人に連絡してみると、
「昨日?ヘルパーが来るのに出かけてた?私が?いいえ家にいましたよ」
って始末ですし、ヘルステ側ではそういうときにはどうするかというマニュアルや取り決めのようなものが一切していなかったらしいので、じゃやっぱりどうちゅることも出来まちぇんね、今後は認知症の方宅にヘルパーを派遣するときは気をつけて下ちゃいねバブバブ~♪と言って放置
するとその次の週にまた同じことがあり、今度は
「キャンディさんがまた不在だったため、病院に電話をしたが来ていなかった。そこで近所や思い当たるところを探し回って約1時間かかったが、結局見つからずヘルパーは帰ってきた。1時間探したので生活2下さい。」
と言われたので、いい加減頭にきてしまい、
「認知症の方なので、こういうことは当然想定されてるはずでしょう?不在だったら1時間探せというのはお宅のマニュアルですか?それが請求とどう関係あるんですか?キャンセル料金などはどうなってるんですか?」
と言って、キャンセル料の取り決めを見たいので重要事項説明書を持って来いと言った取り寄せたら…

重要事項説明書には
当日のキャンセル利用料金の50%
と書いてあった。

身体1生活3のサービスだと480単位。
利用者負担金の50%なら240円か。
相場は交通費の実費ぶん程度のキャンセル料金だからまあ良心的だ。
ちょっと安くてヘルパーさんには申し訳ないけど妥当かな。

と思ってたら

「いいえ、利用料金といったら4800円ですから、その半分です」

と言われた。

認知症の利用者が、ヘルパーの来る日や時間を忘れたら2400円。

おまえらは鬼か。
この重要事項説明書を編集したのは一体誰だ。そいつは正気か。
こんな料金設定がそもそもまかり通るとでも思ってるのか。
悪徳事業所として名高い○○○○でも、利用者自己負担金(1割)程度だよ。
そもそもこの設定、本当に利用者や家族に説明してあるのかさえ疑わしい。
本気でこれ取る気ですか?と聞くと、実際にもらったことはないのでと言う。
じゃあ今回初めて取るんですね?
サ責から家族にちゃんと説明して下さいよ。
利用者承諾じゃ許しませんよ、キャンディさんは認知症なんですからね。

ご想像の通り、このバカヘルパーはひがしヘルパーステーションのサービス提供責任者で主任の目くそです。

申し訳ないけど、私は自分が担当する認知症の利用者に、こんなキャンセル料の設定してある事業所を組めません。
本当にこの料金でいいと思ってるなら他所に回します。
というか、キャンセル料を他の事業所と比較したことありますか?
早いうちに事務長に相談して、適正価格に直したらどうですか?
でなければ私は、利用者家族に
「キャンディさんの現在の状況では、このようなことは今後何度も起こりうるのに、こんなキャンセル料を設定している事業所を使ってもらう訳にいきません」
と説明し、事業所の変更をすすめます。
また、介護保険課に電話して、
「私の利用者が使っているヘルステが、こんなにキャンセル料を取ると言っているがどうしたらいいだろうか」
と苦情を申し立てますよ。

キッパリ言いました。
が、未だに目くそから、事務長への相談はありません。
(事務長もイライラして待っているようですが…)

ケアマネさん、ヘルパーさん、それ以外とにかくなんでもフツーのまともな職業に就いておられる方々、
間違っているのは私のほうなのでしょうか。
もう本当にわからなくなってきました。
お星様になりたい気分です。