業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

ケアマネージャーカプリッチオ(狂想曲)4曲め

2006年12月03日 | 重要事項説明書
最近また閲覧数がupしており、内容が内容だけにちょっとビビっていますw。
ま、一応念のため申し上げますが、当ブログに登場する個人・団体名はすべて架空のものです。


12月2日は土曜出勤でした。
ホントは休みたかったのですが、ここ数ヶ月にわたり福祉用具のレンタルを説得し続け、やっと納得してくれたリンダさんのお宅(ゴミ屋敷)への介護ベッド搬入があったり、月に1本の高額な注射のために、紹介した老健からことごとく断られ続け、結局在宅復帰を決意したため、『カネにならない相談者』から突如『大切なご利用者様』に昇格を果たした(だって初回加算Ⅱだもん!)ショーヘイ氏の退院の日だったりで、泣く泣く仕事に出てきたハリケンです。

青田主任はお休み。

高齢福祉課からひがしクリニックに電話があったのが11月30日。
そして本院ひがし大病院に事実確認の電話がかかったのが12月1日。
実は青田主任の職務経歴書の提出期限も昨日、12月1日だったそうなのですが(そのことは青田主任と事務長以外まだ誰も知りませんでした).................


この日(つまり12月1日)ひがしで、ちょっと不思議なこと(怪現象?)が。


1日の午後、関係各事業所に“年末年始休業のお知らせ”FAXを送信したアイリン女史。
しかし月はじめの今日のこと、おそらくどこの事業所も実績送りや受取でビジー状態だったのでしょう、15分くらいたって医事のブリトニーがふとトレーを見ると、アイリン女史が送ったFAXが数枚戻ってきていたそうです。
やれやれ、と思い、それらをトレーから取り出してアイリン女史に渡すブリトニーでしたが、よく見るとその書類の中に

県高齢福祉課介護支援室御中(仮称)


と書かれた2葉の書類が。
げっ、コレって青田主任の例のアレだわ」
ちょっとドキッ。
アイリン女史と顔を見合わせたブリトニーはすぐに青田主任に返しに行きました。
..........すると、返された書類をチラ見した青田主任の目が

瞬く間に涙目に。

青田主任「こ、これドコにありました!?」(うろたえ)

驚いたブリトニー、
「ト、トレイに戻ってきてましたけど」

青田主任はすがるような目つきで事務長を見ました。
ふたりの会話を聞いていた事務長はすべてを察し、すぐさま電話をかけ始めました。
ピポピパポポピ(電話の先は県高齢福祉課介護支援室)。

事務長:
「私ひがしクリニックの○○というものですが..........(中略)..........申し訳ございません、午前中にお送りした青田の書類が戻ってきてしまいまして..............」

なんと、青田主任の職務経歴書の提出期限は
今日の午前中までと言い渡されていたらしいのです!
電話を切った事務長は青田主任を振り返り、
「高齢福祉課が『ああ、でしたらこれからお送り下さい』とおっしゃって下さったから、すぐに送りなさい」
と。

一部始終を見て見ぬフリをしていたアイリン女史とブリトニーは、ふたりのあまりの慌てっぷりに唖然呆然としたとのちに聞きました。

…青田主任にかけられたケアマネの呪いはまだ解けませんでした。
なんとその書類は、その後も3回にわたり「送信不可」としてトレーに戻ってきたのでした。

青田主任、もう半泣き(爆)。
私はちょうどこのとき訪問から戻ってきたのですが、私の目に映った主任は、さんざんむずがっていた子供が喚きまくった挙句に疲れきってしまったような、ぐったりした表情で座っていました。
もしも私に霊感があって、その場で青田主任を霊視することができてたら、青田主任の口から霊魂が抜け出るさまを見ることが出来たでしょうね。
←も、もしやサンタさん!?

私が自分の席につくやいなや、アイリン女史がその一部始終を小声で教えてくれ、話し終えたあとに、もーどーにも堪えられない!という顔で

アイリン:
「(息も絶え絶え)
 ひっ、ひがしクリニックのファッファッ、ファックスが、うそ検知器になったわ!」
ヒッヒッヒッヒッ!!!!!!

…私がすぐに次のお宅に訪問に出るまでの10分間、草葉ならぬモニターの陰に隠れ、肩を震わせ笑い続けていたアイリン女史でした。


結局、FAXは5度めに送信完了。
これって「あと5回(5年)待てよ」ってお告げでは?
青田主任が無事?合格するかどうかは12月8日までわからない。
たとえ合格したとしても、私たちケアマネがこの状態ですから青田主任を主任として認めるはずもないのですが、それはそれとしてやはりこんな蝙蝠野郎にはケアマネ資格をとってほしくありません。
ご存知のように、来年度から居宅介護支援事業所の管理者はケアマネでなくてはならないとなっていますので(今年度までは経過措置)もし青田主任が不合格なら、私たちはこのアホから救われるのですけど..............。

この一件は内部告発の疑いが濃厚です。
実際、ひがし会には今年ケアマネを受験した職員がヤマとおり、その中の誰かが告発したのか、それとも青田主任やひがし会に個人的恨みを持つ者がチクったか、もしくは退職した誰かか...............等々、謎はつきません。今回のことを知る人は皆「一体誰が?」と噂し合っています。
ただし、私たちケアマネは無実(のハズ)です..............もっとも、私はできることなら私が告発したかった気持ちを隠すことが出来ませんが...............青田のアホひとりならともかく、ケアマネ全員に害が及ぶようなことができるはずはないのですから(管理者の不正で指定取り消しになったような事業所に在籍していたなんて、キャリアにどれほどキズがつくことか)。
もしこれが本当に内部告発だとしたら、その告発者はたぶん「ケアマネなんか全員職を失えばいい」と思っているヤツなんだろうか。それともそこまでは考えてなかったのか…と、色んなことを思ってしまいます。
それにしても、どうせやるんなら私が告発したかったです。
…正直、ちょっと(かなりw)悔しいです。

青田主任は一体どうなってしまうのか。
この結果は8日の発表までお預けですが、必ずや当ブログ
『ケアマネージャーカプリッチオ(狂想曲)5曲め』
にて公開いたします。
そして、一体誰が告発したか?..............D.C.
「曲のはじめ」ではなくトピックのはじめに。



で、いったん終わりとす。

ケアマネージャーカプリッチオ(狂想曲)3曲め

2006年12月03日 | 重要事項説明書
今回のトピック、想定外の反響?をいただいております。
トラックバックに関しては基本的に、出会い系や物販系以外は切らない方針ですが、『ケアマネ試験対策』などにこのブログが役に立つとは思えません…サイト様はもう少しTB先を熟慮されたほうがよろしいかと…ま、どうぞお好きに。


「ええっ!もう受けちゃったの!?」
大事務長発言が青田主任のハートを撃ち抜いたその日の終業間際。
青い魂の脱殻と化した青田主任の姿は私たちケアマネの心を揺さぶりました(大笑)。
1日中騒いでおいてもまだ、私たちにはなんのことかわかってないだろうと必死で平常心を保ち、本来の業務であるレセ作りに励む青田主任でした。
「青田主任。」
何かひとこと声をかけねば、と使命感に燃えた(らしい)炎のケアマネ、アイリン女史は、そっと青田主任に声をかけました。

「主任、先月の新聞に、ケアマネージャーの経歴詐称不正受験の報道が載っていたのをご存知ですか?

…青田主任の表情はまるで末期(まつご)の水を求める痩せ狼。

「…どうして今そんなことを聞くんですか?」

アイリン女史
「いえ別に。ご存知かと思って。」

…重~い沈黙…

青田主任のことを「青田さん」と「主任」ヌキで呼ばわり、態度でハッキリと「あんたなんか主任とは認めない」と示してきたアイリン女史の復讐。
でもアイリン女史はこれまでずっと青田主任に虐められてきたのですから、これくらいの意地悪はかわいいもんです。
しかし、ええい、こんな雰囲気はキライだ!
お、重苦しい。
あたしゃ言いたいことはハッキリ言うぞ。

ハリケン:
「主任、私たちは今日1日主任が高齢福祉課と、受験資格のことでもめておられたことを知ってます。主任はそれを個人的な問題だと思っておられるかも知れませんが、これは私たちひがし居介にすごく関係のあることだと思いますので、どういうことなのか説明してもらえませんか。」

青田主任:
「どうしてそんな…というか、どうしてみんなそのことを知ってるのか僕のほうが不思議ですが。」


あ、このバカ。
私たちの中の誰かが内部告発でもしたと思ってるんだな。

私、ちょっと興奮してきた。

ハリケン:
「どうして知っているか、ですと?高齢福祉課から電話があって、主任が職務経歴書を作っていればそれがどういうことなのかわからないケアマネがいたら連れてきて欲しいもんです。それに主任、主任は居介の管理者ですよね?普通にケアマネを目指している人と違って、管理者が経歴を偽ってケアマネ資格を取ろうとして、それが合格後にバレたとしたらまず間違いなくその居介は指定の取り消しになるということはご存知ですか?」

青田主任:
「…」


ハリケン:
「それでも主任は私たちに説明する義務はないと思われますか?」

青田主任:
「…」


ハリケン:
「そもそも主任は、何の資格コードでケアマネを受験されたんですか?相談業務?」
青田主任:
「…そうです。」

ハリケン:
「青田主任は相談業務をなさってたんですか?」
青田主任:
「…し、してましたよ。」

ハリケン:
「通算5年間、専従で?医事課に所属して?」
青田主任:
「…」


しばしの沈黙のあと

青田主任:
「…とにかく今は何も言う気にならないので…」





終了~♪





青田主任の胃が限界点に達するまであと6日
運命の合格発表日は12月8日(金)。

果報は寝て待て⇒ひがしケアプランセンターケアマネ一同。

まだまだつづく!