Takekida's log

千里の道も一歩から

二の舞にはしない

2006-02-14 10:35:32 | Diary
組織を率いるリーダーとして大切なことは多々あると思うがその中でも「将来へのビジョン、考えがしっかりしているか」というのは非常に重要なポイントの一つだと思う。 

メモリでは80年代に日本企業は撤退を余儀なくされた(PCに用いられるDRAMの分野)。 今、メモリの中で最も伸びているのはSDカード、USBメモリなどに使われているフラッシュメモリ。 カメラのフラッシュのように瞬く間にデータを消したり入力したりすることが出来るということから名づけられた。 DRAMとは異なり電源を切ってもデータが保存される“不揮発性の”メモリである(その分DRAMと比較し書き込み読み込み速度は劣る)。 中でも携帯音楽プレーヤー、デジタルカメラの大容量のデータ貯蓄に用いられるNAND型のフラッシュが主力といわれている。NAND型は構造が単純で高集積化が可能、一方でデータのランダムなアクセスには弱い。 一方のNOR型は構造が複雑になるがランダムアクセスに優れているのでデジタル機器のプログラム格納等に用いられている。 今のところ資金力の差から韓国メーカーに押されている。更にはIntelとMicronの連合も参入を予定している。このままではDRAMの二の舞ではないか。 
素直にそんな疑問があったのだが以下の3つの理由からDRAMとは状況が違うとの話だった。

①市場が広い
DRAMはパソコンやサーバ向けが中心。使用はCPUを作るIntelが決めていた。
フラッシュは用途が多いので顧客も多様化している。仕様もこちらが決定権をもっている。
②微細化等の技術の先行
設計ルールが韓国メーカーとは違う。
設計ルール:最小加工寸法のハーフピッチ ⇔ チップ内でもっとも細い配線幅。

MLC(多値技術):一つのセル内で4つの閾値をもちいて1セルで2セル分の働きを実現する技術 などで先行。

③提携戦略
 知財の保護のために外部に委託しない。(DRAMは台湾の共同工場に依頼)

価格の下落など不確定要素もありますが、ここまで来たらやれるところまでやるしかない。 5,10年後にはPCのストレージの一部がフラッシュメモリに置き換わるのではと思います。レンタルDVDならぬレンタルメモリーカードになるかも…

*昨日の練習*
    
朝 RUN 30分
夕 筋トレ+SWIM main 200Fr+100IM *4 En2 

*今日の練習*

朝 ローラー1時間15分 Power+スピニング
夜 SWIM 予定 往復1時間RUN

*今日の英語*

"experience effect" 経験効果 生産量が増えるに従いコストが下がること 
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