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「鎮魂」リュートとソプラノの響きに石上神宮の鶏も参加?

2016-06-23 09:55:48 | 音楽
頂いた『ムジークフェストなら』の参加券は22日は3枚も
時間も重なり、奈良市内ではありません。
石上神宮11:30~天理市、リュートとソプラノ
当麻寺13:00~葛城市、弦楽四重奏、遠いです。
矢田寺11:30~郡山市、フルートとギター、
 この寺は紫陽花で有名、今が見頃ですから人も多いのでは。

石上神宮に決定、今はやりの消去法?いえいえ違います。
石上神宮へは天理駅から無料の送迎バスの運行と、
演奏前に30分程度ですがガイドツアーも
企画されているのが決め手になりました。

神宮には10時過ぎには到着し、
早速ボランティアガイドさん登場され、熱弁が始まりました。
鳥居』には、簡素な伊勢神宮の神明(しんめい)鳥居と
この鳥居のような反りや照りの明神(みょうじん)鳥居に・・・
 
石上神宮さんの配慮で、拝殿(国宝)にて正式参拝を済ませ
宮司さんからも、笑い声の絶えないお話(由緒を含め、
ソプラノの方の発声練習が聞こえている等の演奏前の様子も)
その後演奏会場の参集殿前で待っておりますと、夜間は木の上で
休む鶏たちが、寄ってきて鳴き交わしておりました。
 
会場内の入りますと、正面に、『鎮魂』の書が掲げられ、
熊本震災へ思いを馳せておられるのですね。
(演奏中は写真禁止)
   
お二人が登場です。
ソプラノの丸谷晶子さんとリュートの佐野健二さん
ルネサンス・バロック音楽などのイギリス音楽を
古楽の歌唱法で、リュートとのコラボになります。
プログラム
演奏が始まりました。(フェースブックからの写真
  
唄の内容の説明をしていただいた後から、英語で唄われ、
有難いことですね。
行け水晶の涙は、涙があふれ出てくるように聞こえ、
パヴァーヌの旋律は、以前良く聞いた覚えがあり、
 口ずさみたくなりました。
狂気のベス(英語では女性精神病者の通称、男性はトム)
 ころころ変わる唄い方が、狂気を感じさせます
最後に青春時代のフォークソングの代表曲
スカーバラ・フェア(スカボロフェア)、グリーンスリーヴス
 懐かしく、声を出さないで口ずさんでおりました。
なんとアンコールは、ダニーボーイ、日本語で
 観衆の皆様方の年齢にはぴったり
あっという間の一時間、大きなホールとは違い
時おり、境内の鶏の鳴き声も合わさり、
イギリスの田舎の風景が目の前に。
そういえば、英にはグラインドボーン音楽祭が、
南西部の田舎町、幕間の休憩時間は一時間以上もあり、
芝生の上でピクニック気分でお弁当を広げるそうです。
今年はもうだめですから、来年にも考えなくてはね。

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