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奈良女子大記念館(重文)でのムジークフェストならへ

2016-06-22 08:13:37 | 音楽
昨日は朝の雨が嘘のように陽が差し込み、
午後3時頃にはムシムシ感も高まる中、この二月に紹介した
奈良女子大学記念館(重要文化財)講堂
ムジークフェストならの一演奏に。
若い女性二人のデュオ・プレスト
小西真央(バイオリン、21歳)とダリア・トゥドア(ピアノ、19歳)
どちらもベルリン芸術大学学士在学中の演奏です。
 6/22のちらし
感想はgoodですね。1909年の古い木造の講堂なのか
ピアノも『百年ピアノ』と呼ばれるヤマハ製、
(やや調弦が良くないところもあるようですが?)
時代を感じさせる音色と合わさり、よく響いております。
 百年ピアノ
失敗を恐れず、果敢に取り組まれたのか、
リストの練習曲もバッハの無伴奏も各々の力量が現れ
最後のグリーグのソナタも丁々発止のやり取りとなり、
感性豊かな若々しい演奏を聴くことが出来ました。
アンコールも弾いていただけ、ありがとうございます。
 FBより昨日の様子
 
講堂の説明をさせて頂きます。
近鉄奈良駅前の行基像さんの前の交差点を渡っている時の
気温は29℃、汗が噴き出してますが、
東向き・北商店街を通り抜け奈良女子大学へ4分ほどで
 
緑豊かな奈良女子大の正門に
 
正面から旧本館(記念館、重要文化財1909年)を望みます。
木造寄棟造り総二階建て桟瓦葺で、頂塔と明かり窓が洋風
外観はハーフティンバーという木部を外に現す壁構造で、
漆喰壁と上手く調和がなされておりますね。
 大正2年
尖塔がきれいですね

緑豊かな中に佇んでおり、昨年耐震補強工事がなされております。
  
全体図です。

この階段をのぼると二階に講堂が

講堂内で、16mの木造トラスで、柱が一本もありません。
  
講堂上部の梁と中央にはシャンデリアがまたよいですね。
椅子も高等師範学校時代のものだそうです。
シャンデリア
こんな椅子に座って、
わかい世代の良い音楽を聞かせてもらい
良い一時を過ごせました。

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