気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

一つの種を蒔きましょう

2018-01-15 16:46:30 | お稽古
冬日が続いており、小正月の今朝はシーズン最低の-2.7℃、
太陽が上がるとともに寒暖計も上昇し、久しぶりに12℃に
なりましたが、遠望する大和高原の雪は融けておりませんね。

今週は寒波も一休みで暖かい日が続き、一年で一番天候の悪い
日ともされる?センター試験日が、ずれておれば良かったのに
と、つい思ってしまいます。

小正月の今日は、旧暦で『上元』とされ、正月が終わります。
唐の時代の中国では節日、7月15日(中元)、10月15日(下元)
の三元の一つで、元宵節(げんしようせつ)ともいい、人々は
提灯を燈し、新年最初の満月の夜を楽しむ日に(コトバンク)

この日に朝から自宅稽古で南側の暖かい4畳半、障子からの
柔らかな光を浴びてのお稽古、のんびりとそんな訳には・・・
  
あいさつに”新しい年を迎え、二つの種を蒔きましょう”と
いうお話をすると、「私は二つは無理でも、一つなら何とか」
とご返事が、さらに「上のお稽古に取り組みます」と言われ
この言葉に、私もわくわくしてきました。
 
昨年は四季を通じて茶箱を所望され、雪、花、卯の花、月、
和敬、御所籠と私も一緒にお勉強ができました。
今日の今年始めての自宅稽古、長板総荘濃茶をしましたので
次回はとの話に、”長板の薄茶をして、台子が終わったら・・
今年中級の許状を取得された方と一緒に月一回、茶通箱、
台天目、唐物、盆点、和巾とお稽古することにしましょう。”
と話がまとまりました。
本当に楽しみになりますが、より一層精進あるのみですね。