気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

花びら餅の向きはいかに

2018-01-27 12:59:25 | 主菓子とお干菓子
昨晩はぐんぐんと寒暖計が下がり7時過ぎから氷点下を記録、
夜空には月が冴え渡り、放射冷却で明日の朝も寒いことに。
1/25
本当に一段と冷え込んだ朝になり最低気温は-3.7℃、午前9時
でも-1.1℃、今夕山焼きのある若草山も雪雲?の中ですが、
ぼんやり見える一段目二段目の草地に雪は無いようで、十分に
乾燥しておれば火が下から上へと駆け上っていくことでしょう。
昨年に続き、今年もベランダから眺めることに。
8:45

今日はお昼から自宅稽古、こんなに寒いと北側の稽古場から
陽の当たる南側の4畳半へお引越ししなくてはと・・・
長板から台子に替えて、炉の台子手前のお稽古になります。
  
菓子は、残しておいた「花びら餅」と虎屋の羊羹でと。

居候さんが朝早くからクラブの練習試合、お蔭で早起きしたため
少し時間の余裕が、まだできていなかった社中の初釜の写真の
整理にとりかかります。最終的にはCDに焼き付け、閲覧のうえ
好きな画像をコピーしていただくのですが・・・ところが
花びら餅の写真、向きが逆?、形が良くないのを撮っています。


二つ折りの和菓子は、牛蒡のある山側が向こうで、口は手前と
伺っており、たねやさんのHPでもその通りに


花びら餅の牛蒡を手前それとも奥側どちらなのでしょうか?。
平成17年12月「茶道の稽古場 役立つ100の知恵」黒田宗光
では牛蒡さんが手前になっています。あれえー

この疑問を解決出来得る記事「和菓子よもやま話」からで、
平成17年(2005年)が変換期、家元からの問いに川端道喜さん
先代のおばあちゃんが「お使いになる方のご自由です」との
返答から、家元のお好みに。実は気遣いをして頂けたようで、
道喜さんの花びら餅は餡がとろとろなせいもあるのは・・・。

写真家の与田弘志は「Wagashi 和の菓子」PIE BOOKS 2003
ではなんと縦に撮られています。
一部のみ

色々と考えさせられましたが、自由に美味しくいただくことに。