気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

お彼岸の自宅稽古は「平花月」で

2017-09-27 13:33:07 | お稽古
昨日は彼岸明けを迎えましたが、秋晴れで、青しその実を
干している間に、買い物に行く途中ふと平城京跡の第一次
大極殿へと寄り道をすると、日陰がありませんから汗が・・
午後3時に最高気温が31.2℃と真夏日になっておりました。
どおりで、南の朱雀門も地面からの揺らぎでぼっーと。
 
そして今日は曇り空、湿度が上り始め夕方から雨の予報。

二十三日のお彼岸中日の自宅稽古を紹介します。
五人様が集まられる予定ですので、最近できていない
『平花月』をこの時とばかりに。
例の如く8畳間と6畳の間の襖を取り外し、
誂えた8畳の茣蓙を一面に引くつもりが、思い直し
8畳間側へ一列だけを敷きました。少し段差ができますが、
畳の部分が大きい方がお稽古には良いですもの。
 
床は、今月の軸『壽楽』、花は、水引と二種の木槿にて
  
着物を着る時間になりましたが、誰一人も
皆様忙しいのでしょう、また暑い日になりましたから、
炭を熾し風炉に入れると、次々とお出でになりますが
お一人が欠席、私が入り平花月をさせていただきましょう。

菓子は、お彼岸ですから、『おはぎ』
赤米の入れる量を一回目は思い込みで大匙5杯、やはり
量が足りず、出来上がりが白、仕方なくきな粉でまぶし、
二回目は、赤米を点ける時間は一晩必要なところを、時間が
なくなり、数時間ではやはり粒々感が残ってしまいました。
いいわけですが、それはそれで面白い食感に。

『平花月』は久しぶりですから、
一回目は、やはり時間がかかります。
二回目になると、少しは迷う所作などありましたが、
後半は、意外にスムーズに運ばれており、
和気あいあいと最後まで終えることが出来ました。
私の疲れはというと、
花月をさせて頂く楽しさに比べれば・・・???・・・
「茶は遊に非ず」ですから、
一歩づつお稽古を重ねたいと思います。