気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

菊月は着せ綿

2017-09-07 15:39:18 | お稽古
今日は白露ですが、奈良の最低気温は24.2℃と
蒸し暑い朝になり、露は望むべくもありません。
雨粒
そして明後日は「重陽の節句」、菊の節句ともいわれ、
この菊月の菓子はといえば『着せ綿』になりますね。
茶道大辞典、淡交社では『被綿・きせわた』の項になり
”重陽の節句(前日に菊の花に綿を被せて露や香を移しとり
 その綿で実を拭うと長寿を保つという)にちなんだ銘で、
 黄色のきんとんに自然薯のそぼろを綿に見せかけたもの。
 菊の練物に白い練物をかけたものもある。”と

先日のお稽古に伺った折の奈良・樫舎の「着せ綿」は
後者の練りきり生地に中餡は丹波大納言漉し餡でした。
HPより
昨年は「吹上菊」で今年は?・・・

紅色が、少し派手になったかもしれません。
この月曜日と火曜日の自宅稽古にお出ししました。
 

なお旧暦の重陽の節句は10月28日に当たり、
まだまだ重宝さして、お出しできますから、
少しは上達するでしょう。