気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

梅酢漬けの土用干し

2016-07-30 09:19:53 | お稽古
土用の日ですが、今日は元上司との会食の予定、
一昨日から干し始めた梅干し、3日目の土用干しに
朝から縁側に並べました。
一日目の写真は残念ながらありません。」
二日目の朝干す前
 
二日目はお昼から急な雨もとの予報で、
出かける予定のためサンルームにて
  
3日目の朝
 
三日目にしても紫蘇色の染まりが一様ではありません
『縁側に紅うすし土用梅』愚句

『梅干すや庭にしたたる紫蘇の汁』 子規
『梅干の稍々皺出来て干されけり』 虚子

「梅干し」を季語と歳時記では
”青梅を塩漬にして重しをすると二、三日で梅酢ができる。
 赤紫蘇 を加えて色をつけてからその梅を取り出して、
 戸板や筵に並べて 天日に干す。干しては梅酢に戻し、
 「三日三晩の土用干し」と称 し夜露にも当て、
 数日それを繰り返すうちに梅は乾いて皺が できる。
 こうして干しあげたものを壺に貯蔵する。”と
本来の『梅干し』は梅酢に漬けずに保存し、
私のやり方は、太陽を当て土用干しした後梅酢に戻しており、
これは『梅漬け』になります。

でも、本当は今年も昨年教えていただいた湿し灰作りを
したかったのですが・・・
今日は今日で、明日は、真の行の当番
帰って最後の稽古をしなくてはなりませんので・・・
来週、天候をみて考えるとしましょう。
朝の太陽を浴びて、梅干しが出来ますように
蜘蛛さんも見守ってください。