気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

初夏小満正午の茶事を

2016-05-29 21:32:50 | お茶会・お茶事
今年は、初風炉で「初夏小満の茶事」を 
お客様5名、お水谷4名で行うことが出来ました。
ありがたい事です。
お茶に興味を持っていただける方がおり、
快くお水谷で頑張ってくださる方がいて
お茶事が成り立ちます。
今回始めて我社中だけで正午の茶事を
どうなる事かと気を揉んでいましたが、
お天気も・・・終わるまではなんとかもち、
4時間でなんとか終える事ができました。
社中の皆様方の成長が見られます。
特にうれしいことは、
お互いに望む事を慮って、相手方が動きやすいようにと、
気遣う心、これがおもてなしに繋がります。
そうしてお茶を通じて学んで頂いていることです。

実を言うと、朝から、準備をちゃんとしたのかと、『自問自答』
不安の中、外回りの掃除、水やり、蹲踞と・・
塵穴にも常緑樹を、玄関にはいただいた紅白の「やまぼうし」
色紙には「蛙」、「畦草・・・夏嵐」栖鳳さん
絵も句も面白いですね。
奈良では田んぼに水が入り始めております。
田植えまではもう一週間、先でしょう。

待合いには三浦竹泉さん ”柳にツバメ ”
盛んに、飛び回っております。

腰掛待合い

蹲踞あたり

本席
 
そして本席軸は、もうすでに紹介した、海雲さんの
 野に山に 春夏秋冬 うるわしく 
          世界をかざる 唯心のはな』


解っていただけるでしょうか、
私の中での今回のお茶事のテーマ「柳緑花紅
お客様もおいでになりました。
やはり緊張しますが、始めます。

汲出しがでました。
 
やはり皆様まだ暗中模索ですかね?
 
料理方もスタンバイOK
 

 
お客様には喜んでいただくことができましたが
時間もかかり、足もしびれましたよね。
まだまだですよね。
これだからやりがいもあると言うものです。

それでも皆様のおかげで、行う度に
私も成長させていただいています。
これからもお稽古の一環として、気軽に行いたいと思います。
一緒に楽しみましょうね。