100キロチャレンジマラソン秋田 2013/09/28
5km ×××
10km ××× (0:56:22)
15km 30:10 (1:26:33)
20km 26:47 (1:53:30)
25km 27:55 (2:21:15)
30km 26:19 (2:47:35)
35km 26:39 (3:14:14)
40km 29:29 (3:43:43)
45km 25:56 (4:09:19)
50km 34:07 (4:43:37) (4:42:16) 中間地点エイド到達 3:34くらい
55km 22:10 (505:47)
60km 25:27 (5:31:15)
65km 26:00 (5:57:16)
70km 25:08 (6:22:24)
75km 26:30 (6:48:36)
80km 29:48 (7:18:44)
85km 30:22 (7:49:06)
90km 31:37 (8:20:44)
91km 6:42
92km 5:40
93km 6:28
94km 6:38
95km ×××
96km 11:03
97km 4:49
98km 6:23
99km 7:24
100km 4:04 後半 4:37:21
計9:20:58 (@5:14/km)
<出場経緯>
(へωへ)さんとたぬきに拉致られ, 乗せられ, 気づいたらスタートにいた。(半分くらいホント)
合宿明けくらいにA松の足の調子があまり良くなく秋田は難しそうなので, 代走しないかと声をかけられる。始めは冗談半分だったけど, 同期に「行こうよ!」と誘われて少しずつ出場に傾く。
乗せられたのは確かだけど, 出ることを決意できたのは小谷練に参加したり, 距離練の話を聞いたりして100キロ完走を目指す人たちに感化されたってのと, このみんなと一緒に走れたら嬉しいなと思うようになったから。
<練習>
7月:100kmくらい
8月:379.4km
9月(大会前まで):100kmちょい
夏休み前までは, 実験やテストが忙しくて「走る」という概念自体が通常練習と大会以外はない感じ。
合宿で70kmコースに拉致されるとの話だったので, 8月の頭から走りまくって, 合宿は(へωへ)さんとたぬきに拉致られた。意外と楽にほぼ完走できたので結果オーライ。怪我もすることなく, 8月は小谷練に参加したり, 自主練で距離を稼いだ。北海道マラソンで歩くことなくサブスリーも達成。合宿70キロと北海道サブスリーが「行けんじゃね?」という大きな心のよりどころになった。
9月はフルマラソンで膝を少し痛めたのと海外旅行などで前半はほぼ練習皆無。海外旅行からの帰国後の一週間で一気に100キロくらい距離を積んだ。ただ, 休養しすぎたり飛行機に長時間乗ったりしたことで心肺は落ちてるし, 脚は動かないしで絶望した。秋田の一週間前くらいにやっと普通くらいには戻ったかな?って感じ。
直前の一週間は木曜日まで毎日5:30/kmくらいで10キロ。
<準備>
よく膝を痛めるので, とりあえずサポート用にロンタイを購入しに行った。ウルトラ経験者の店員さんと話が進んだ結果, 気づいたらCW-X ジェネレーターモデルを購入。諭吉と英世が飛んでいった…。店員さんにアミノ酸を少し前から摂ることを勧められたので, 月曜から寝る直前にアミノバイタルを飲むようにした。食べ物はお母さんに頼んでご飯を多めに炊いてもらうようにしたくらい。
心の準備としては, 木曜日に自宅で大会録や経験者のブログを読みあさった。ウォーターローディングや休養不足に気づいたり, あの(へωへ)さんたちが絶望しているのを知ったりしてさらにゼツヴォウした。とりあえず水を飲みまくった結果, トイレが近くなり悲しくなった。緊張のピークは金曜日。夕飯を食べるのが久しぶりに大変だった。
<前日>
東京駅に集合してみんなを見たときに後戻りできない感じが感じられて, かなり吹っ切れた。緊張はしているけど普段のレース程度。みんなに軽くいじられつつ楽しんでた。それより, 御嶽山にビビってたw
夜は夕飯を食べまくり2キロ太った。ゼッケンには「豆腐」と書き込み, おっさんとお風呂で浮き輪で遊んだあと21過ぎには就寝。
<当日>
1:30に起床、睡眠時間は少なかったが思ったより寝れたという感じ。
朝食は、おにぎり2つ・アミノバリューの謎のドリンク・ゼリー飲料1本を宿で食べた。思ったよりすんなり食べれた。会場についてからは, 自販機で買ったホットコーヒーとカステラを食べた。頭が重かったので頭痛薬を服用。
服装はいつもの勝負服(Tシャツ, 半パン, アンダーシャツ)+ロンタイ。靴はライトレーサーRS。中間点にはオレンジジュース・ブラックサンダー・ipod・制汗シートを送り, 胃腸薬とアミノバイタル, 頭痛薬をポケットに入れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【start~10km】(56:22)
Mつんさん, O谷さん, Nしさん, (へωへ)さん, K川さんとクリスタルゾーンに並ぶ。O谷さんに「結局後半はつらくなるのだから抑えすぎることはなくても良いんじゃない?」と言われたので5:30切るくらいで走ることを決意してた。あと序盤はK川さんに「一緒に走ってください」とお願いした。
4:30。スタート。まっくらなのに見送ってくれる商店街の方々。出来る限り挨拶を返しつつ走った。体感的には少し速いかなくらいで, K川さんと話しながら走る。周りの人は誰もしゃべっていなかったので, エネルギー使っちゃったらどうしようとか思ってた。5キロくらいでUmiに抜かれた。寒かったので7キロくらいでトイレ(小)に猛烈に行きたくなり, 10キロまではトイレが恋しすぎて死ぬかと思った。エイド1でK川さんとトイレに並んだら, Umiが出てきた。結局, トイレ(大)に切り替えて3分くらいロス。10キロ通過が思ったより遅くてサブテンとか無理だなって思った。
【10km~20km】(56:57)
トイレでK川さんと別れて孤独走。明るくもなり, 調子が乗ってくる。あっという間にエイド2。ただアミノバイタルの摂取に手間取っていたら, たぬきに抜かれた。急いで追いついて並走。そのままエイド3へ, Nしさんがおばちゃんにコミュ力爆発させてたので, コミュ障2人は見なかったことに。
ここら辺から空腹感を感じはじめたので, ご飯2つ, リンゴ2つくらいとドリンクを摂りながら走った
確かここら辺で応援組に出会った気がする。
【20km~30km】(54:14)
エイド4でたぬきと共にトイレ(小)へ。Nしさんが「無視すんな!」って怒りながら追いついてきた。そのまま先に行ってしまったので, 再びたぬきと豆腐の珍道中。
エイド5に先を走っていたK川さん, Nしさんとほぼ同時に到着。アミノバイタル。K川さんはトイレに行ったようなので, 豆腐・たぬきにNしさんを加えた3人で並走を開始。だいたいキロ5:30切るくらい。ぶっちゃけ脚が疲れてきててつらかった。
【30km~40km】(56:08)
2人と話しながらも脚の疲れが気になっていた。あと, 右足首がなぜかかなり痛かった。(ゴール後のマッサージで捻挫と判明。)そのままキツい上りの手前のエイド7に到着。お味噌汁飲んだり, 水をかぶったりしてちょっと長めに3分くらい休んだ。そうしていたら後ろから来たK川さんに抜かれた。
たぬきと一緒に登り始めるも, ペースが合わなそうだったので先行した。登り始めたらフォームが変わったせいか絶好調に。むちゃむちゃ気持ちよくて笑いながら走ってた。登りの真ん中くらいでK川さんを抜いた。
気づいたら登りが終わっていしまって悲しかった。
【40km~50km】(60:03, 中間地点で休憩10:00)
エイド8に到着。初めてゼッケンの豆腐に突っ込まれる。
「なに?豆腐屋さんの息子?」
「いや, 豆腐のように心が弱くて…」
「何言ってんのよw」
このくだりをこのエイドで2回くらいやってよく休んだ。アミノバイタル。その後の下りは右足首に負担が多く結構つらかったもののタイム稼ぎのために無理を押して, キロ5分切るくらいで下った。中間点手前でUmiに出会い, そのまま中間点まで並走。
中間点に到着。応援組の団扇に感動し, 元気が出た。ブラックサンダーが溶けてなくてよかったと思いつつ糖分摂取。胃薬をオレンジジュースで流し込んだ。追いついてきたK川さんにテーピングを借りて, 足首を固定。(今思うと, これが無けりゃ完走できてない気がする。ありがとうございました。)うだうだしていたら, たぬき・Nしさんも到着。トイレ(小)にも行き, 10分くらい休息してしまった。
Umi, たぬきは先にスタートしていた。
【50km~60km】(47:37)
たぬきを早々に抜き, 下りまくる。足首の固定のおかげで格段に走りやすくなって感動した。4:30/kmくらいで走っていた。ちょっと飛ばし過ぎだと思い, 55km過ぎで減速。ここらへんからは日差しが強く, 脱水が怖かったのでエイドの間にある水も飲んだ。60キロ手前でUmiにあった。結構疲れているようだったので, 並走せずに抜いてしまった。
【60km~70km】(53:10)
孤独走が長くなりそうだったので, 秘密兵器ipodを投入。気持ちが軽くなって正解だった。エイド11でも豆腐のくだり。というか, ここらへんからはあれが定番化。そんなこともあり, ここからはエイドでは3分くらい休むようになった。アミノバイタル。
音楽を口ずさみながら走っていたらエイド12に到着。同タイミングでエイドを出るMつんさんが見えた。このエイドはおばちゃんのタマネギ攻撃を断るのに時間がかかった。65キロすぎにMつんさんに追いついた。申し訳ないような気持ちを抱きつつ声をかけた。並走も考えたが, 自分が結構順調であったので抜かせていただいた。この頃は脚がかなり楽だった。俺って凄くね?とかちょっと思った笑
【70km~80km】(56:18)
エイド14までは順調だったのに, その先で一気に苦しくなる。ラジオの電波を探すも, さすが山奥, 見つからない。とりあえずアーティスト変更で気を紛らわせる。アミノバイタル。
なんとかエイド15に到着。トイレ(小)から出てくるとまさかのK川さんに遭遇。自分がそこそこのペースだっただけにちょっと凹む。でも, ここから気を取り直して6時間ぶりくらいのK川さんとの並走を開始。ちょっと気が楽になる。
【80km~90km】(60:10)
エイド16にK川さんとなんとか到着。まるで車の洗車のように四方八方からエアサロをかけてもらっていたら, まさかのUmi登場。K川さんとの逃走劇が始まる。
81キロすぎ, 沿道の女の子がかわいくてK川さんと盛り上がる。途中の水でアミノバイタル。エイド17, 色々食べていたらK川さんに「Umiが来る前に行くぞ!」と急かされる。ここからがかなりキツかった。道もかなり単調で並走してなければ歩いていたと思う。右手に「上杉」の地名を発見したが話題にする元気も起きなかった。後ろを時々振りかえりながら走った。
エイド18, 豆腐メンタル本領発揮。K川さんに先に行ってもらい, Umiとこんにちは。Umiは軽めにエイドを済まして先に行ってしまった。自分はキリンレモン, コーヒーを堪能してから出発。Umiが辛うじて見えるくらい。追いつこうと力を入れた瞬間, 左足がつった。
【90km~100km】(59:46?)
ラスト10kmを切って, 登りも多く辛かった。目標のサブテンは歩いても余裕であったので, 歩いて走っての繰り返し。94キロ過ぎでUmiを一度抜くが, 歩いていたら再び抜かれてついていく元気はなく, 歩きと走りの繰り返し。
99キロ手前でやる気が湧いたので, もう止まらないことを決意。頭の中で数をゆっくり数えながらひたすら脚を動かした。商店街を爆走し, 角を曲がるとささみちゃんが沿道で走ってくれているのが見えて歓喜。コリノリモちゃんの写真にピースをしてからもう一回ギアチェンジ。ラストスパートの瞬間, 沿道から「おぉっ!」って声が聞こえて嬉しかった。そのままゴール。サブスリーと違って涙は出なかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<感想>
とりあえず市民ランナーグランドスラムのひとつであるサブテンという目標を達成できたので安堵した。正直, 走った直後は思ったよりも感動もなく, レース自体は楽しかったがタイムを追い求めて何度も出るというのはしなくて良いかなという感じ。辛さも雨の佐倉のほうが上だった笑。
時間が経ってからの感想としては, とりあえずK川さんとUmiに負けたのが悔しい。フルで雪辱を晴らします。100キロのレースに関しては, 進んで出ることはしなくとももっと時間が経過してから機会があれば出ても良いかなという感じ。
自分自身のレースに関する感想はこれくらい。
今回の100キロ, 直前のノリで参加したと行っても過言でないように人がこのようなことを言っても軽い言葉に聞こえるかもしれないが, 参加した全員が全員思うような結果にならなかったことが一番悔しい。
結果が出なくても努力は何かにつながるということを考えてしまいがちな人間であったが, 「そうじゃない」と言われたときに自分はそれに対して何も声をかけることが出来ないような気がして非常に考えさせられた。
たしかに「そうじゃない」かもしれないけれど, 目標に向かって努力を重ねていた姿, そしてそのことをとっても楽しんでいた姿を僕は心の底から尊敬しております。そして, その姿が僕の勇気になりました。ありがとうございました。
最後にくだらないことを書いてしまいましたが, 出走にあたり弱腰の僕を引っ張りだし相談にも乗っていただいた先輩方や同期, わざわざ早起きして走る元気をくれた応援組の二人, そして一緒に走った方々に心から感謝しておりますす。
秋田100キロとっても良い大会でした。
5km ×××
10km ××× (0:56:22)
15km 30:10 (1:26:33)
20km 26:47 (1:53:30)
25km 27:55 (2:21:15)
30km 26:19 (2:47:35)
35km 26:39 (3:14:14)
40km 29:29 (3:43:43)
45km 25:56 (4:09:19)
50km 34:07 (4:43:37) (4:42:16) 中間地点エイド到達 3:34くらい
55km 22:10 (505:47)
60km 25:27 (5:31:15)
65km 26:00 (5:57:16)
70km 25:08 (6:22:24)
75km 26:30 (6:48:36)
80km 29:48 (7:18:44)
85km 30:22 (7:49:06)
90km 31:37 (8:20:44)
91km 6:42
92km 5:40
93km 6:28
94km 6:38
95km ×××
96km 11:03
97km 4:49
98km 6:23
99km 7:24
100km 4:04 後半 4:37:21
計9:20:58 (@5:14/km)
<出場経緯>
(へωへ)さんとたぬきに拉致られ, 乗せられ, 気づいたらスタートにいた。(半分くらいホント)
合宿明けくらいにA松の足の調子があまり良くなく秋田は難しそうなので, 代走しないかと声をかけられる。始めは冗談半分だったけど, 同期に「行こうよ!」と誘われて少しずつ出場に傾く。
乗せられたのは確かだけど, 出ることを決意できたのは小谷練に参加したり, 距離練の話を聞いたりして100キロ完走を目指す人たちに感化されたってのと, このみんなと一緒に走れたら嬉しいなと思うようになったから。
<練習>
7月:100kmくらい
8月:379.4km
9月(大会前まで):100kmちょい
夏休み前までは, 実験やテストが忙しくて「走る」という概念自体が通常練習と大会以外はない感じ。
合宿で70kmコースに拉致されるとの話だったので, 8月の頭から走りまくって, 合宿は(へωへ)さんとたぬきに拉致られた。意外と楽にほぼ完走できたので結果オーライ。怪我もすることなく, 8月は小谷練に参加したり, 自主練で距離を稼いだ。北海道マラソンで歩くことなくサブスリーも達成。合宿70キロと北海道サブスリーが「行けんじゃね?」という大きな心のよりどころになった。
9月はフルマラソンで膝を少し痛めたのと海外旅行などで前半はほぼ練習皆無。海外旅行からの帰国後の一週間で一気に100キロくらい距離を積んだ。ただ, 休養しすぎたり飛行機に長時間乗ったりしたことで心肺は落ちてるし, 脚は動かないしで絶望した。秋田の一週間前くらいにやっと普通くらいには戻ったかな?って感じ。
直前の一週間は木曜日まで毎日5:30/kmくらいで10キロ。
<準備>
よく膝を痛めるので, とりあえずサポート用にロンタイを購入しに行った。ウルトラ経験者の店員さんと話が進んだ結果, 気づいたらCW-X ジェネレーターモデルを購入。諭吉と英世が飛んでいった…。店員さんにアミノ酸を少し前から摂ることを勧められたので, 月曜から寝る直前にアミノバイタルを飲むようにした。食べ物はお母さんに頼んでご飯を多めに炊いてもらうようにしたくらい。
心の準備としては, 木曜日に自宅で大会録や経験者のブログを読みあさった。ウォーターローディングや休養不足に気づいたり, あの(へωへ)さんたちが絶望しているのを知ったりしてさらにゼツヴォウした。とりあえず水を飲みまくった結果, トイレが近くなり悲しくなった。緊張のピークは金曜日。夕飯を食べるのが久しぶりに大変だった。
<前日>
東京駅に集合してみんなを見たときに後戻りできない感じが感じられて, かなり吹っ切れた。緊張はしているけど普段のレース程度。みんなに軽くいじられつつ楽しんでた。それより, 御嶽山にビビってたw
夜は夕飯を食べまくり2キロ太った。ゼッケンには「豆腐」と書き込み, おっさんとお風呂で浮き輪で遊んだあと21過ぎには就寝。
<当日>
1:30に起床、睡眠時間は少なかったが思ったより寝れたという感じ。
朝食は、おにぎり2つ・アミノバリューの謎のドリンク・ゼリー飲料1本を宿で食べた。思ったよりすんなり食べれた。会場についてからは, 自販機で買ったホットコーヒーとカステラを食べた。頭が重かったので頭痛薬を服用。
服装はいつもの勝負服(Tシャツ, 半パン, アンダーシャツ)+ロンタイ。靴はライトレーサーRS。中間点にはオレンジジュース・ブラックサンダー・ipod・制汗シートを送り, 胃腸薬とアミノバイタル, 頭痛薬をポケットに入れた。
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【start~10km】(56:22)
Mつんさん, O谷さん, Nしさん, (へωへ)さん, K川さんとクリスタルゾーンに並ぶ。O谷さんに「結局後半はつらくなるのだから抑えすぎることはなくても良いんじゃない?」と言われたので5:30切るくらいで走ることを決意してた。あと序盤はK川さんに「一緒に走ってください」とお願いした。
4:30。スタート。まっくらなのに見送ってくれる商店街の方々。出来る限り挨拶を返しつつ走った。体感的には少し速いかなくらいで, K川さんと話しながら走る。周りの人は誰もしゃべっていなかったので, エネルギー使っちゃったらどうしようとか思ってた。5キロくらいでUmiに抜かれた。寒かったので7キロくらいでトイレ(小)に猛烈に行きたくなり, 10キロまではトイレが恋しすぎて死ぬかと思った。エイド1でK川さんとトイレに並んだら, Umiが出てきた。結局, トイレ(大)に切り替えて3分くらいロス。10キロ通過が思ったより遅くてサブテンとか無理だなって思った。
【10km~20km】(56:57)
トイレでK川さんと別れて孤独走。明るくもなり, 調子が乗ってくる。あっという間にエイド2。ただアミノバイタルの摂取に手間取っていたら, たぬきに抜かれた。急いで追いついて並走。そのままエイド3へ, Nしさんがおばちゃんにコミュ力爆発させてたので, コミュ障2人は見なかったことに。
ここら辺から空腹感を感じはじめたので, ご飯2つ, リンゴ2つくらいとドリンクを摂りながら走った
確かここら辺で応援組に出会った気がする。
【20km~30km】(54:14)
エイド4でたぬきと共にトイレ(小)へ。Nしさんが「無視すんな!」って怒りながら追いついてきた。そのまま先に行ってしまったので, 再びたぬきと豆腐の珍道中。
エイド5に先を走っていたK川さん, Nしさんとほぼ同時に到着。アミノバイタル。K川さんはトイレに行ったようなので, 豆腐・たぬきにNしさんを加えた3人で並走を開始。だいたいキロ5:30切るくらい。ぶっちゃけ脚が疲れてきててつらかった。
【30km~40km】(56:08)
2人と話しながらも脚の疲れが気になっていた。あと, 右足首がなぜかかなり痛かった。(ゴール後のマッサージで捻挫と判明。)そのままキツい上りの手前のエイド7に到着。お味噌汁飲んだり, 水をかぶったりしてちょっと長めに3分くらい休んだ。そうしていたら後ろから来たK川さんに抜かれた。
たぬきと一緒に登り始めるも, ペースが合わなそうだったので先行した。登り始めたらフォームが変わったせいか絶好調に。むちゃむちゃ気持ちよくて笑いながら走ってた。登りの真ん中くらいでK川さんを抜いた。
気づいたら登りが終わっていしまって悲しかった。
【40km~50km】(60:03, 中間地点で休憩10:00)
エイド8に到着。初めてゼッケンの豆腐に突っ込まれる。
「なに?豆腐屋さんの息子?」
「いや, 豆腐のように心が弱くて…」
「何言ってんのよw」
このくだりをこのエイドで2回くらいやってよく休んだ。アミノバイタル。その後の下りは右足首に負担が多く結構つらかったもののタイム稼ぎのために無理を押して, キロ5分切るくらいで下った。中間点手前でUmiに出会い, そのまま中間点まで並走。
中間点に到着。応援組の団扇に感動し, 元気が出た。ブラックサンダーが溶けてなくてよかったと思いつつ糖分摂取。胃薬をオレンジジュースで流し込んだ。追いついてきたK川さんにテーピングを借りて, 足首を固定。(今思うと, これが無けりゃ完走できてない気がする。ありがとうございました。)うだうだしていたら, たぬき・Nしさんも到着。トイレ(小)にも行き, 10分くらい休息してしまった。
Umi, たぬきは先にスタートしていた。
【50km~60km】(47:37)
たぬきを早々に抜き, 下りまくる。足首の固定のおかげで格段に走りやすくなって感動した。4:30/kmくらいで走っていた。ちょっと飛ばし過ぎだと思い, 55km過ぎで減速。ここらへんからは日差しが強く, 脱水が怖かったのでエイドの間にある水も飲んだ。60キロ手前でUmiにあった。結構疲れているようだったので, 並走せずに抜いてしまった。
【60km~70km】(53:10)
孤独走が長くなりそうだったので, 秘密兵器ipodを投入。気持ちが軽くなって正解だった。エイド11でも豆腐のくだり。というか, ここらへんからはあれが定番化。そんなこともあり, ここからはエイドでは3分くらい休むようになった。アミノバイタル。
音楽を口ずさみながら走っていたらエイド12に到着。同タイミングでエイドを出るMつんさんが見えた。このエイドはおばちゃんのタマネギ攻撃を断るのに時間がかかった。65キロすぎにMつんさんに追いついた。申し訳ないような気持ちを抱きつつ声をかけた。並走も考えたが, 自分が結構順調であったので抜かせていただいた。この頃は脚がかなり楽だった。俺って凄くね?とかちょっと思った笑
【70km~80km】(56:18)
エイド14までは順調だったのに, その先で一気に苦しくなる。ラジオの電波を探すも, さすが山奥, 見つからない。とりあえずアーティスト変更で気を紛らわせる。アミノバイタル。
なんとかエイド15に到着。トイレ(小)から出てくるとまさかのK川さんに遭遇。自分がそこそこのペースだっただけにちょっと凹む。でも, ここから気を取り直して6時間ぶりくらいのK川さんとの並走を開始。ちょっと気が楽になる。
【80km~90km】(60:10)
エイド16にK川さんとなんとか到着。まるで車の洗車のように四方八方からエアサロをかけてもらっていたら, まさかのUmi登場。K川さんとの逃走劇が始まる。
81キロすぎ, 沿道の女の子がかわいくてK川さんと盛り上がる。途中の水でアミノバイタル。エイド17, 色々食べていたらK川さんに「Umiが来る前に行くぞ!」と急かされる。ここからがかなりキツかった。道もかなり単調で並走してなければ歩いていたと思う。右手に「上杉」の地名を発見したが話題にする元気も起きなかった。後ろを時々振りかえりながら走った。
エイド18, 豆腐メンタル本領発揮。K川さんに先に行ってもらい, Umiとこんにちは。Umiは軽めにエイドを済まして先に行ってしまった。自分はキリンレモン, コーヒーを堪能してから出発。Umiが辛うじて見えるくらい。追いつこうと力を入れた瞬間, 左足がつった。
【90km~100km】(59:46?)
ラスト10kmを切って, 登りも多く辛かった。目標のサブテンは歩いても余裕であったので, 歩いて走っての繰り返し。94キロ過ぎでUmiを一度抜くが, 歩いていたら再び抜かれてついていく元気はなく, 歩きと走りの繰り返し。
99キロ手前でやる気が湧いたので, もう止まらないことを決意。頭の中で数をゆっくり数えながらひたすら脚を動かした。商店街を爆走し, 角を曲がるとささみちゃんが沿道で走ってくれているのが見えて歓喜。コリノリモちゃんの写真にピースをしてからもう一回ギアチェンジ。ラストスパートの瞬間, 沿道から「おぉっ!」って声が聞こえて嬉しかった。そのままゴール。サブスリーと違って涙は出なかった。
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<感想>
とりあえず市民ランナーグランドスラムのひとつであるサブテンという目標を達成できたので安堵した。正直, 走った直後は思ったよりも感動もなく, レース自体は楽しかったがタイムを追い求めて何度も出るというのはしなくて良いかなという感じ。辛さも雨の佐倉のほうが上だった笑。
時間が経ってからの感想としては, とりあえずK川さんとUmiに負けたのが悔しい。フルで雪辱を晴らします。100キロのレースに関しては, 進んで出ることはしなくとももっと時間が経過してから機会があれば出ても良いかなという感じ。
自分自身のレースに関する感想はこれくらい。
今回の100キロ, 直前のノリで参加したと行っても過言でないように人がこのようなことを言っても軽い言葉に聞こえるかもしれないが, 参加した全員が全員思うような結果にならなかったことが一番悔しい。
結果が出なくても努力は何かにつながるということを考えてしまいがちな人間であったが, 「そうじゃない」と言われたときに自分はそれに対して何も声をかけることが出来ないような気がして非常に考えさせられた。
たしかに「そうじゃない」かもしれないけれど, 目標に向かって努力を重ねていた姿, そしてそのことをとっても楽しんでいた姿を僕は心の底から尊敬しております。そして, その姿が僕の勇気になりました。ありがとうございました。
最後にくだらないことを書いてしまいましたが, 出走にあたり弱腰の僕を引っ張りだし相談にも乗っていただいた先輩方や同期, わざわざ早起きして走る元気をくれた応援組の二人, そして一緒に走った方々に心から感謝しておりますす。
秋田100キロとっても良い大会でした。
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