思い出記録程度。
タイム、戦略の参考は今後気が向いたら書くかもしれない下関の大会録の方で。
一年の沖縄以降一度も走らない=更新されないフルベスト。
流石に更新したい今日この頃。
あわよくば女子サークル記録。
無理か、速いよ、なんで31分なんだ、と思ってた。
6月のさくらんぼマラソンで思ったようにタイムがのびなかったので、まだまだ偉大な先輩の背中は遠かった。
大阪が当たったので夏頑張ろうと思い、意識的に練習を始める。100㎞を控えてた昨年より距離的には全然走ってない。昭和の森によく行く。そんなもん。
頑張ればもしや、と手応えをつかんだのは9月の浦佐。
昨年より練習してないのになぜか記録がよかった。絶対天候のせい。でも大阪へのやる気がむくむく。
Aさんの宣戦布告もあったけど、Tがやる気を出してるというのが一番「あ、こりゃ頑張らないとヤバイわ」と練習のモチベに繋がった。
というわけで9月は大学入ってから一番練習した。
内容はともあれ初めてちゃんと距離を記録した。貯金みたい。距離たまってくの楽しい。サボると一瞬で分かる。
10月も学校が始まったけど出来るだけ続けてた。
夏休みから朝に走ってたのが良かった。
サークルとかの長距離練には積極的に参加。
秋田組の50㎞練にもついてく。怪我するかと思った…。
皇居行けば4周以上できるので、誰かが企画してくれたらたまに参加。
他は自宅からいくつ先の駅まで行けるかで新しいコースを開拓したり、夏場は蛇が出るから敬遠してた走りやすい田園道を活用したり。
10/6は皆が大会出てるのに刺激を受けてぼっち30㎞練(28㎞で断念)。Tが頑張るとつられる。
そんなこんなで自信がついた状態で大阪へ!
目標はベスト→tkcさん→30分。あと、どの大会でも目標にしてる、止まらない歩かない。
最低ベストは出そうと思ってた。
○備え
ゼッケン裏にアミノバイタルさん3本をホチキス!後半はこれでもたせるぞ。
ロンタイに半袖。靴は、限界を越えて付き合わせてたライトレーサーちゃん。君の引退大会に華を添えよう。
〇大会の様子
雰囲気は他の人のを参考にどうぞ。
電車出てから改札通るまですでに待ち時間が発生。
特筆すべきは荷物預かりからスタートまでの遠さ。
案内に「スタート地点まで25分くらいかかります」ってあって、盛りすぎだろwwwって思ってたら全然盛ってなかった。ジョグくらいの速さで向かったのにそのくらいかかった。
荷物用トラックのちょい先に公園のトイレが。スタート前はどこも激混みだったので良い穴場だった。ここでKさんとバイバイ。ゴールで会おうね。
道に迷って係の人に聞いたら「ホントはダメなんやけどな、こっち行った方が早いねん!ほいほい、急いで行きや!」と近道を教えてもらう。このとき一番大阪を感じた。
〇レース中の思い出
タイムは記録する前に下関で消えちゃった。あちゃー。しょうがないので覚えてる範囲で。
スタート~1㎞は5分くらい。つくばでも沖縄でも6分近くかかってたので嬉しい誤算。道が広くて良かった。
あとは4'45で押していこう作戦。途中一回、緩い下りのお陰で4'35になった以外は45~50をいったり来たり。
死んだ後半は5分以上かかるときも。あくまで記憶だけど。
辛いポイントはまず15㎞くらい。腹痛。なんか、内臓じゃなくて表面がいたい感じ。まだ半分いかないじゃん、ここで死んだら詰む!詰む!!と焦る。腹筋が足らなかったのでしょう。鍛え直し。
その後、ハーフの辺りで持ち直す。
どこか忘れたけど、Aさんを数回、Uを1回、Kさんの声を1回確認。
ランパンランシャツ集団に混ざるTシャツの目立つこと目立つこと…。Uは折り返しで一発発見。
折り返すたびに遭遇するAさん。速い!辛そう!
声しか聞こえないKさん。あの人混みでよく見つけてくれたね、すごい。
Mさんは探したけど見つからず。
エイド情報。ソイジョイは水分持ってかれる。でも美味しい。なに味だったのかは謎。
30㎞過ぎの給食ポイント。なんか美味しそうなのをつかみ損ねた手でらっきょうゲット!
急いでるときに二度とらっきょう取らないと誓った。
後半の弱った胃に直接攻撃!折れかけの精神にも追加攻撃!
しばらくむせた。危うく止まるところだった。
ほぼずっと並走してたバニーコスプレのひと、Aブロック。
耳あるのに速い。あんまり機能的そうじゃない服なのに速い。めっちゃ応援されて、それに応えまくってるのに速い。一回トイレに消えたのにその後また抜かれた、速い。
35㎞過ぎにあるはずの坂がない。もしやちょっと前に通りすぎたショボいやつだったのかな?と油断した瞬間、視線より上に前のランナーたちが。え、なにこれ。もう足が上がらないよ、腕辛いよ。こんなにきつそうなの聞いてないよ、と思った37㎞。
「浦佐よりきつくない。浦佐を思い出せ。浦佐は山、これは坂」と念じるようにして切り抜けた。この辺ではつぶれたら30分切れるか微妙だったので一番焦った。
ラストの海風に「もうやめてー」と思った。ミズノ本社のビルが高くて本当に良かった。あれが見えてから最後の元気を出せた。
ゴール。
手元の時計で21分くらい。
あと一分…という悔しさはあった。
走ってるときはそんな余裕ないくせに、実はもっと行けたんじゃ…と思った。
でもまぁ、自己ベスト。半切った。女子サークル記録更新。三拍子。嬉しい、また頑張るぞという気持ち。
○ライトレーサー追悼
おろして最初の練習で高尾山に連れていったり、過酷な秩父遠足に付き合わせたり、初めての浦佐をご一緒させたり、秋田100㎞の未知の領域に踏み込ませたりしたライトレーサーちゃん。
山では命を救い、浦佐や秋田では満足の行く記録を残させてくれました。ありがとう。
はたちの誕プレとして購入後、20歳の間共に走り続け、最後にフルベストを出した思い出深いシューズ。安らかにお眠りください。