大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

奥武蔵ウルトラマラソン完走記(ポム)

2016-07-23 09:38:30 | 奥武蔵ウルトラマラソン
4年横田です。
もうずいぶん日が経ちますがオクムに3人のホノマラーが挑みました。

【奥武蔵ウルトラマラソン78km】:通称オクム
6月5日(日)スタートAM7:00
埼玉県毛呂山らへんの山々
制限時間12時間、高低差800m

〜プロローグ〜
初めて見た時、78kmで制限時間が12時間という良心的な大会であることが魅力的だった。あんこさんもいますよ。と、はせくんに誘われエントリー。ちょろかった。だけど入金した後に累計標高が2000mを超えるとんでもない大会であると発覚したよ(^ω^)・・・・(・ω・)・・・

〜はせくんを愛でる会〜
エントリー直後の3月9日、噂の「はせくんを愛でる会」誕生。(正式名称は「はせくんを最高に可愛がる会」。ラインのグループ名に入りきらないので省略。)気付けば既にエントリーが終了していてオクム出場は3人ぼっちに・・・(^ω^)エントリーしなかったヤツが強烈に後悔するほど大会を楽しむことを目標を掲げ、大会までの3ヶ月、いろんな距離練をしたり、最高に楽しむための作戦を練ってきました。

〜大会に向けて〜
【お風呂カフェ練】3/22
大宮近くのお風呂カフェへ32kmくらい。まったり。
【伊豆大島ウルトラマラソン】3/28
秋田ではリタイアした3人がそろって初めての100km完走。めでたい。
【奥武蔵試走】4/30
田丸さんのご好意で47kmほど大会コースの試走。暑かった。山頂は寒かった。
【明治神宮参拝】5/30
距離練を中止。ポムポムプリンカフェで昼食。明治神宮で走る距離分の78円(はせ君は100円)のお賽銭を納めた。

〜練習〜
初めて練習を積み大会へ挑んだ。
直前5月は200km、6月は当日の5日まで休養にした。

【大会前日】土曜日
お昼くらいに集合して、天気のいい奥武蔵の田んぼ道を散歩。近くを流れる川まで行き、足をつけてアイシングをしたり水切りなどの水遊び。ローカル電車の線路の上を歩いて青春ごっこをしたり、関東の駅百選に選ばれる明覚駅で記念撮影をしたり、日が落ちる前に昭和の雰囲気が楽しめる温泉に入り露天風呂を堪能したのち宿へ。早めの夜ご飯を食べて、3人で夏メロを聞きながら畳の上でごろごろおしゃべりをして21時に就寝。ウルトラのレース前にこんなことできるって完璧。私が前日に学校なんてなければこれは妄想で終わらなかった。
実際は19時坂戸駅集合でした。歩いて近くのそば屋さんで夜ごはんを食べ、そこからさらに歩いて銭湯へ。(かなり歩いた)
お風呂ではすごく盛り上がり楽しかったけど、省略。バスタオルは荷物になるからレンタル。駅まで戻る途中に合コン(ホノマラホ完合同コンパ)に参加してる青君と電話したりして、時間は確か21時ごろ。坂戸から電車に乗り、タクシーで宿へ。確か22時。
宿舎は民宿の宿で、木のぬくもりが感じられるとてもいい所でした。テンション上がっちゃいました。ポケモンとPerfumeを聞きながら畳でごろごろして、ホノマラの人達と電話をしたり大会の準備をしたりして就寝。カエルの鳴き声がすごくて、真っ暗でした。熟睡。

【大会当日】
4時半頃起床。準備をして宿主さんのお見送り&写真撮影をして出発。せっかくのいい宿なのに6時間もいなかったのは残念。ちょっと迷子になりながらも無事に明覚駅に到着。可愛い。いい駅。はせくんの地元で走ってるのと同じらしい2両編成の電車に乗り、毛呂駅から送迎バスで会場へ。レース開始まで1時間も体育館でごろごろ。荷物預かりはなく(なくもない)、ぎりぎりまで自分の荷物の横で準備ができるので、レース前に余計な緊張感がなくとてもよかった。原宿の竹下通りで買ったひまわりの髪飾りを3人で帽子に装備。おそろっち。
あんこの友達のランニングアイスマンがレースに並走するということで合流。
服装は、いつもの帽子、涼しげなランパン、大好きな先輩に貰ったTシャツ、ゲンガーの靴下。ポーチ(スマホ)。ウルトラ用のシューズ(サロマレーサー)。誕生日が近かったので殆どオクムにあわせて新調してました。

〜スタート〜
朝7時スタート。最初は雨が降ってて靴が濡れた。メインの山に入る前に始めの10kmで300mくらいの山を一越え。トイレでバラバラになったり出会ったりしたけど基本的にはおしゃべりしながらアイスマンも含め4人で走った。田丸先生ならこの山道を平坦と仰るだろうとか考えながら、試走でキツい坂を走った事を思い出して頑張って登った。今までなら絶対に歩く坂も走る事が出来た。

10km〜
みんなで並走(してたと思う)。ここまでキロ6ちょいぐらいのペースで進んだ(アイスマンがそう言ってた)。

20km〜
塩まみれにしたバナナが美味しかった。って話しをした。早くも右の膝に違和感を感じた。
気付いたら2時間前と同じ場所(鎌北湖)を走っていて、走ってるのに振り出しに戻っている感じがちょっと怖かった。ここからは山頂まで急なアップダウンの道が続く。かなり急な登り坂であんことアイスマンを見送り、25キロくらいではせ君と合流し並走。しばらくして見送り、焼き鳥エイドで追いつくも見送り。ここからはずっ〜と一人。エイドの焼き鳥は人が並びすぎててパス。

30km〜
そばを発見。お菓子もいっぱいあって、たまたま手にした3枚のポテチが最高に美味しかった。ほぼ全てのエイドで必ずスイカとメロンを食べた。35kmで膝に激痛を感じリタイアがチラついた。急すぎる登りは歩き、その他は走り痛みをごまかすために走った。一度止まると膝が固まるように痛くなるので3キロ毎にあるエイドが苦痛で仕方なかった。顔振峠の茶屋の近くで気持ち悪いカッパが盛大に応援してくれて元気でた。茶屋には美魔女メイドがいた。楽しそう。

40km〜
登るにつれてエイドの方々のコスプレがきわどくなって行く。この大会は女性の参加者がかなり少ないので、女性スタッフからの女性ランナーへの応援が熱い。試走での折り返し地点であった晴見台から先がかなり長かった。こんなに長い12キロは初めて。走りやすい気候だった事がちょっとだけ救いだった。
折り返してくるはずのあんことはせ君になかなか遭遇しない。登り最後のエイドを過ぎても会わない。予想以上に離されていないのかとわくわくしながら登った。折り返して山を下ってくるランナーにたくさん声援を貰い、自分もたくさん応援した。声援に混ざっておじさん達の「いますよっ!」「今年も名物ありますよ〜!」という声も聞こえる。名物がわかってるからみんな山頂目指して下心全開で走る。並走しているあんことはせ君とすれ違った時、もちろん名物の話しをした。おじさんと同じ。アイスマンは帰宅したみたいでいなくなってた。
49km折り返し地点。6時間経過。かき氷とみんな大好き水着美女とのツーショットを頂いた。

50km〜
来た道を帰るコース。右膝が動かず思うように下り坂を下れない。
エイドのおばさんの「おかえり」が嬉しい。スイカが美味しい。

60km〜
試走で走ったコースにまで戻って来た。試走の楽しい思いでを思い出したり、人工林を眺め卒業制作のことを考えていた。メイドのおばさんもカッパのおじさんもみんな頑張ってた。

70km〜
(^ω^)後8キロ!?思わず写メ。17時までに帰れるかもしれないと思い足を動かし、へとへとになったランナー達を着々と抜いた。本日三回目の鎌北湖。試走での記憶や朝の記憶を回想しているうちに気付けばポンポン走れるようになっていた。すると湖の向こう側に見覚えのあるピンクのシャツが見えた。何度も確認してはせくん(本物)に間違いないことを確認し、ダッシュした。(あんこもいるように見えたけど幻だった。)最終エイドで追いつき合流。リンゴジュースを頂き、一緒にゴールを目指す。何を話したか覚えてないけど、はせくんの膝はかなり痛そうだった。が、サブ10を目指す。ゴール。やったー!あんこちゃんは1時間前にゴールしてたらしい。あっぱれ。

ゴール後
こっそり作って来た完走メダルを渡した。
用意しておいたひまわりの髪飾りを頭に乗せてずっと写真撮影。→掲示板見てね☆
あんこちゃんはインタビューに捕まる。(ランナーズ8月号に掲載)
夕日が強かった。
予定より時間が余ったので、前日行った銭湯へ。露天の水風呂に何度も入った。
横の食堂で肉を食べた。
3時間かけて電車で帰った。


〜大会を終えて。〜
こんなコースはマラソンじゃないだろ・・でも、そのコースを完走できたことは良い経験であり今後の自信に繋がっていくはずだと思います。そうなって欲しいです。オクム楽しかった。78kmは少し物足りなさを感じた。人気の大会ですので出場希望の方は早めにエントリーしましょう。
あんこ、はせくん、ランニングアイスマン、ありがとう。田丸さん、ありがとうございました。

水着美女、よき。
おわり。