大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

伊豆大島ウルトラランニング(いしぐり)

2016-04-24 00:56:01 | 伊豆大島ウルトラランニング
4年のいしぐりです。だいぶ経ってしまいましたが…これから100kを走ろうと思う人の少しでも参考になればと思い、大会録書きました。伊豆大島の良さも伝われば良いな~今年も楽しい遠征でした(^^)/

○エントリーまで
最初は去年と同じ58kに出場しようとしていました。青くんにも58k出るよと連絡していました。しかし、10月に行われた3・4年会で何故だかたくさんの人を自ら100kに勧誘していた…そして、自分も100kに入金~!58kは甘えだしね。

○~前日まで
エントリーからは毎月150kくらい。なるべく走るようにしていた。2月は3週間実習があったが、時間を見つけてはひたすら走っていたような気がします。実習期間中にも関わらず41kの距離練とか5時間走とか…。いつの間にか走行距離が200kを越えていました。看護学生、実習中でも時間は作れるよ。

○出発日~船
こけなおのお誘いがあったので、2年生と一緒にリングをみることに…みんなでコレおかしいだろ~と突っ込んだり、死体を捜すために井戸に入るくらいなら100k走るわ~みたいな話をした。雲のCGがすごく昔っぽかった。リング鑑賞後はハッピーな気分になるためにパイナップルパークのテーマソングのDVDをみて、みんなで踊った。

その後、浜松町まで移動。ホカン(とリレマラ)の人たちと合流。自己紹介をした。名前を聞いてからずっと女の子だと思っていたもりりんは、女の子じゃなかった。
駅に戻り、ポムのお友達あおちゃんにも会い、自己紹介。卒業式後の佐々木さん、田丸さんも見送りに来てくださった。ありがとうございました。さらに、西さんも登場!たくさん人がいて良く分からなかったけど、楽しかった。

いよいよ出港。半年ぶりくらいの船。レインボーブリッジの下を通る。東京タワー、スカイツリー、観覧車がキラキラしていてとても綺麗だった。みんなで大学生らしくはしゃぐ。何回乗っても船はわくわくしますね。年功序列で、すどーさんと(へωへ)さんは広い2人部屋。シャワーが付いていて豪華。他の人たちは、2段ベッドがある4人部屋。船の中でもみんなで自己紹介をした。自己紹介中ポムは、はせくんの靴にはせくんを愛でる会の会員証(ポムポムプリン)を縫い付けていた。嬉しそうに靴を眺めるはせくの写真を見たい方は写真掲示板へ!

○大会前日
船の揺れで起き、ばたばたと準備していると伊豆大島に到着。3度目の伊豆大島。今回も雨~。3月の伊豆大島は暖かいと思い込んでいたので薄着で来たけど、寒かった。天気予報の確認大切ですね。みんなで車に乗り、迷いながら、ナビにのってない宿・朝海館(別館)へ。少~~~し迷ったが、何とか到着。

宿へ荷物を置いた後、三原山(たまる~さんらんど)へ。三原山、寒すぎ。風強すぎ。展望台みたいなところで、「熱海近い!45kくらいなら折り返せる~!」みたいな話をしていたら、リレマラのみなさんにえ?って言われた。(リレマラのみなさん、ごめんなさい。)風強いけど、せっかく来たので三原山に登りました。岩に登ったり、火口近くまで行った。(へωへ)さんの写真を撮ろうと頑張ったが、なかなか難しかった。青氏は、もりりんにすごく愛でられていた。2人でくっついて山登りをしていて、微笑ましい。2人とも仲良くなって良かったね。

港に戻って、あーりーと河田さんと合流。おともだちという店でお昼。旅行中は食事にお金は惜しまないという考えのもと、特上6品盛りの刺身定食を注文。どの刺身が何の魚か良く分からなかったが…美味しかったので満足。ポムが今年は牛丼ではなく、べっこう丼を食べていて感動。ポムは、今回の旅行中に嫌いな食べ物をたくさん克服していたようです…!(ちなみに、はせくんパワーのおかげで)

お昼後、火山博物館でみんなでお勉強。シュミレーターは何度見ても…!突っ込みどころ満載!気になる人はぜひ伊豆大島へ。アルキメデスの原理の絵も変わってなかった。博物館のソファで昼寝をしている人たちもいた。みんな自由(*´ω`)
さーっと博物館内をみた後は、社会人のおふたりとはせくんと芝生に転がって戯れた。芝生が思ったよりチクチクしていて、洋服にささった。

そろそろ温泉の時間。温泉前にぷらっとハウスに寄ってアイスを食べました。ソフトクリームと悩んだが、大島牛を使っているのはアイスの方だよ~と言われたのでアイスにした。大島牛のアイスと明日葉のアイスを食べた。アイス幸せ。お店の中にいた新島に住んでいるというおじいさんと仲良くなり、今度新島にモアイ像を観に行きますと約束した。ちなみに伊豆大島の完走メダルは新島ガラスが使われています!

三原山温泉へ。露天風呂最高。こんなに活動しているのにまだお昼過ぎ。幸せな1日。温泉、ただただ幸せ。

温泉後は受付へ~。受付して大会パンフレットをみていると、高校の先輩と大学の後輩の名前を見つけテンションが上がる。(高校の先輩、100キロ女子の部1位だった…偉大!)
その後、みんなで記念撮影をして宿へ戻った。

○大会当日
Tシャツははせくんを愛でる会で揃えようとなり、秋田Tシャツ(3人の唯一のおそろいTシャツ)。アームウォーマー、ロンタイ。ゴミ袋を被った(朝は寒かったので、なかなか良かった)。あとは、ポムが大会前日に縫ってくれたポムポムプリンがついた靴。靴下はこだわりがないので、てきとーなやつ。

以下ラップタイム
10km 63'20
15km 29'20
20km 32'37
25km 38'10
30km 32'08
35km 33'58
40km 35'59
45km 33'20
50km 42'25
55km 30'40
60km 45'27
65km 40'27
70km 39'58
75km 39'22
80km 39'09
85km 30'40
90km 35'34
95km 42'22
95~100km 13'41 11'23 7'55 10'00(1kごと。最後の1kmは時計を止めるの忘れました。)

【1〜10キロ】
暗い中みんなと一緒にスタート。ポムとはせくんと走る。5キロくらいで折り返し。折り返した後、目の前の人のゼッケンに日赤看護大という文字を発見!!(後輩だ!)聞くと、フルも走ったことないらしい…まじか。田丸さんみたいだな~と思う。そのあと一緒に少し走らせてもらった。スタート地点に戻ってくると応援組が待っていてくれて、見送られる。ビニール袋はここで脱ぎました。
【10〜20キロ】
ポムとはせくんとひたすら走る。秋田のTシャツ×3は目立つらしい。声をかけられた。
【20~30キロ】
トイレに行き、2人と離れ離れに。さみしいな~と思いつつ、1人で走り始めた。去年はこのあたりで、元気なおじいちゃんと仲良くなったな~と思い返しながら走っていると、目の前の坂を登っているもりりん達を発見。リレマラ勢に追いつき、並走していると、はせくんも登場!ポムにも追いつく。1人じゃないと心強い。でも、リレマラ勢、坂速かった…
【30~40キロ】
はせくんとお互い無心で並走。坂はきついけど、去年の方が辛かった記憶があるから、あれ?こんなもんか~って感じだった。まあ、きついけど。37kのエイドに到着すると、すごく可愛い女の子がサバソースカツパンを配っていた。女の子めっちゃ可愛かったし、パン美味しかったし、すごく元気になった。
【40~50キロ】
折り返しで(へωへ)さん、きりちゃん以外のみんなと会えた。みんな元気そうで安心。坂で歩いてたポムも元気に走っていて安心した。頂上では、今回1番楽しみにしていたエイド。そばをやっと食べられる。すどーさんが5杯も食べたと言っていたので、私もたくさん食べたかったが、さすがに5杯は無理。ただ、山頂で食べるそばは最高でした!
【50~60キロ】
ずーっと下り。本当にひたすら下る。自分でも絶望するほど下りは上手く走れない。はせくんと下で会おうといい、先に行ってもらう。走っていると途中、58kの部で参加しているおじさんと会い、58k地点までずっと一緒に走らせてもらう。深谷ハーフ、静岡マラソンにも出ていたらしく、話が盛り上がる。しかも、おじさんの奥さんは看護師さんらしい。面白いね~と色々と話していたら、あっという間に下りが終わった。2人で58キロだと物足りないですね~と話していた。苦手な下りを楽しく走れたのは、おじさんのおかげです。感謝。
応援組に迎えられ、1周目を無事終える。先に行ったはせくん、追いついたホノマラ―と会って軽くおしゃべり。
【60~70キロ】
前を走る女性のゼッケンに「昨日、ドレッシングもらいました」と書いてあり、それを眺めながら走る。少し並走したところで、気になりすぎたのでドレッシングもらったんですかー?と聞いてみる。そうすると、昨日の抽選会で椿のドレッシングを当てたとのこと。そこから、2人で並走。たまに色々な大会の話をしつつ走った。ウルトラの「みんなでゴールしよう~っていう一体感」すごく良いな~とか考えてた気がする。
【70~80キロ】
坂。ありえないくらいの坂。足限界。と思っていたら前から、あんこ~と言う声が!赤松くんとあーりーがいる!坂あと少しで終わりだよ~と言われ、気合で登った。2人に会って、自然と笑顔になれたし、元気になった。あおちゃんとふじのくんも、すぐ先のエイドにいてくれた。2人と話して、さらに元気に!本当にありがとう。
【80〜90キロ】
ここまできて、やっとゴールまでいける!と思えてきた。今思い返すと、80〜92キロが今回のレースで1番気持ちよく走れていたかもしれない。92キロまでは本当に楽しくて、もう終わっちゃうのか〜と考えていた。でもここからが辛かった。(残り8キロなのに…)1周目こんな道だったっけ?こんな坂だらけだったっけ?と思いながら進む。地層とかみてるだけで目が回った。エイドで会う人会う人にあと少しと言われ、走る。とっととゴールしたかったけど、足が重くて前に進まない。あと3キロ、2キロ、1キロとカウントダウン。走ってるのに前に進まない~。1キロがあり得ないくらい長く感じた。やっと港がみえてくると、自分で驚くほど足が動き始めた。ゴールで待っている、ホノマラ―の声が聞こえきて、声に導かれるように足の痛さなんて忘れてダッシュ。何とも言えない、幸せな感じが込み上げてきた。ゴールした『瞬間』に辛かった記憶は美化されていました。

楽しい楽しい100キロ。とても幸せな12時間でした(*´ω`)

そして、自分がゴール出来たことも嬉しかったけど、ホノマラ全員完走というのが本当にうれしかったです。完走率100%ってすごい。日赤の後輩も無事にゴールしていた。良かった。(後輩にゴール後、ホノマラに勧誘したら見事に振られました。)


○最後に
今まで、なかなか体調が合わず途中棄権をしてきた100キロ。やっと完走出来ました。ほっとしていると同時に、本当に嬉しいです。(完走出来たので、無事4年生にもなれました。)今回完走出来たのは、本当に本当にこれまで一緒に走ってくれた人たちや、応援してくれる人たちがいたおかげです。ありがとうございました(^^)/

100キロ、長いなと思うかもしれないですが、ウルトラならではの人との出会い、楽しさがあります。私は伊豆大島で走って、さらに走るのが好きになりました。少しでも走ってみたいなという人は挑戦してみると良いと思います^o^


そして...「はせくんを愛でる会」3人は、6月にも奥武蔵で78キロ走ってきます。埼玉で開催のウルトラマラソンです。
10月のえちごくびき野にも出ます!楽しみ(*´ω`)

ウルトラは、ポムも言っているようにノリと勢いも大切ですよ。少しでも興味があれば、ぜひ一緒に走りましょう♪

伊豆大島ウルトラランニング 2016/3/27(はせ)

2016-04-08 20:16:04 | 伊豆大島ウルトラランニング
どーも、2年、もとい3年の長谷川です\(^o^)/


今回は3/27に行われた伊豆大島ウルトラランニングという大会について、記念すべき初の大会録を書いていきたいと思います。長くなるので読んでください\(^o^)/


◎出場のきっかけ
一つには去年9月の秋田100kmのリベンジ、があります。
自分としては初めてのウルトラ、それも100kmへの挑戦だったのですが、完全に自分の力不足で途中リタイアに終わってしまいました…

そこで!
半年後の伊豆大島に照準を合わせて練習を積み、絶対に完走するぞ!と意気込んだのが始まりだったかなと思います\(^o^)/

ですが、その理由は伊豆大島入金後のモチベーション維持のための後付けだったような気もします。本当の本当に最初の理由は、実を言えばよく覚えていません笑 半年も前のことだからなー。“誰か”に誘われて、“ノリと勢い”で出走を決意しただけかもしれません\(^o^)/


◎エントリー~移動日まで
目標は完走。
秋田後の10月~3月大会前まで、スピード練はそっちのけでひたすらに距離を積み長距離に慣れることを意識して練習した。特筆すべきは2月で、免許取得のため最終週以外は雪国・青森にいたはずだが、月間は209.8km。大会もふっかハーフ以外は出ていない。今思えば、寒すぎる、景色が畑と雪ばかりでつまらない、米軍の飛行機がうるさい、コンビニが無え、歩道も無え、などと文句を言いながらもあえて過酷な環境下で練習することで並々ならぬ根性がついたのではないか。

また、大会の2週間前にランシューを新調した。シューズはAdizero Japan Boost 3(名前合ってんのかな)のオレンジ色。クッションは薄く見えるが、走った感じはクッションを割と感じて足裏が保護されている感じ。

「普段は結構走られてるんですか?」
「はい、サークルのほうで」
「今度大会とかあるんですか?」
「2週間後に伊豆大島に行ってきます」
「伊豆大島!何kmぐらい走られるんですか?」
「…100km」
「100km!?!?!?(声の上ずり)」

という、世間一般の反応をいただきました。想定内です。ありがとうございました。

大会約1週間前に行った峠走はかなり効いたと個人的には思う。獲得標高こそ違うものの、伊豆大島には峠走の峠のような600mずっと登り、のような坂がないので、峠走をこなしたことにより伊豆大島のレース時は気分的にもだいぶ楽になった。他にも距離練を一つやったりと距離耐性に関しては万全の状態だった。


◎出発日~船の中
竹芝港へと向かう前にこけなお宅にて『リング』の鑑賞。with 青くん、あんこさん!伊豆大島が舞台ということで予習のために観たが、今回泊まったのに似たコテージなどが映されており実際に宿泊所を見たときに少し不気味な感じがした。あとは、登場人物たちの思考回路がだいたいおかしかった。貞子の死体を捜すために井戸に潜るくらいなら黙って100km走りますわ。青くんポテチありがとう。

それから移動して浜松町駅に到着、近くのデニーズで夕食。ホカンだとこちらが思い込んでいた人たちと互いに自己紹介。リレーマラソンに挑む会という団体があることを初めて知った。いろんな大学の学生が集まっていて、今年で3年目の団体らしい。愛称リレマラ。

駅に戻りみきさんの親友あおちゃんさんとも合流し、さらに佐々木さん、田丸さん、西さんが見送りに来てくださり、駅の改札がかなり雑多な感じになった。その後買い出しをして、竹芝港へ。

佐々木さん田丸さんに手を振られながら、乗船。6年振りくらいに船に乗った。
船室で次の日の作戦会議とあとはひたすらおしゃべり。この時はせくんを可愛がる会(※注)の活動の一環として、(買ったばかりの)ランシューにポムポムプリンのワッペンを縫いつけられた。もとい、縫いつけていただいた。固く縫いつけられていて、簡単には取れない。

そして、夜の波に揺られながら眠りについた。

※はせくんを可愛がる会…元々は、来る6/5の奥武蔵ウルトラマラソンを、エントリーしなかった人が最大限に後悔するまでに楽しみ尽くそうという目的の下結成された会。現在ではその目的を超えて、活動が拡大している。会員は3名。LINEグループがある。上記のワッペンはこの会の会員の証である(多分)。


◎大会前日
誰かの目覚ましと波の揺れで起き、程なくして伊豆大島に到着。
小雨が降っていて寒く、翌日の大会に一抹の不安を抱えながらも宿・朝海館へ。

荷物を置き身軽になった後、三原山へ。風強すぎ、寒すぎ。火口近くまで行ったが、貞子の気配はなかった。

港に戻って、河田さんあーりーさんを迎える。あーりーさんに最大級の敬意を払って高校球児のごとく体育会系の挨拶、叩頭をした。河田さんには普通に挨拶した。

おともだち、という店で昼食。「旅先では散財していけ」というポリシーに則って特上6品盛り刺身定食を注文。ポムポムプリンと食卓を囲んだ。おともだちになった。

火山博物館では宇宙をシミュレートした後、外の広場に五体投地した。が、芝生が意外にトゲトゲで体に刺さった。皆で戯れた。写真は掲示板へ。

ぷらっとハウスにぷらっと寄って、アイスを食べた。大島の牛が可愛かったので写真を撮っていると、牛マニアみたいとあんこさんあーりーさんに言われた。3人で牛を愛でた。

それから三原山温泉で露天風呂を堪能した。露天風呂最高以外の感情が湧かなかった。
そのまま会場へ受付に。実感が湧いてくる。

宿の本館で夕食。根掘り葉掘りの尋問、もといはせくんを可愛がる会の存続に必要な情報の共有が行われた。話は進むが、箸は進まない。

別館に帰り作戦会議と翌日の準備。ゼッケンには「ホノルルマラソンを走る会」と、誠に僭越ながら「枝」と書かせていただいた。21時半には就寝。布団が冷たかったがぐっすり眠れた。


◎大会当日
10km 1:03:03
20km 1:01:57 (02:05:00)
30km 1:08:39 (03:13:39)
40km 1:11:19 (04:24:58)
50km 1:16:05 (05:41:03)
60km 1:16:16 (06:57:19)
70km 1:21:02 (08:18:21)
80km 1:31:21 (09:49:42)
90km 1:21:07 (11:10:49)
100km 1:39:36 (12:50:25)

※手元の時計なので公式タイムとは若干のズレがあります。ゴールした瞬間に止めるのを忘れています。

2時半起床。おにぎり2つとどら焼き1つを流し込んで会場へ。
着いてから、大会前のルーティーンにしているアミノバイタル・クイックスタートを投入。さらに青いアミノバイタルの顆粒1つを飲んで準備万端。心配性がたたって有り余るほどのゼリーを持ってきたがクイックスタート以外は使わなかった笑
アミノバイタルの顆粒1つを携帯したがそれも使わなかった。

服装ははせくんを可愛がる会でお揃いの、秋田リベンジの念を込めた「奏」Tシャツ(ここに先ほどのゼッケンの文字を合わせると…)に短パン、キャップ、アームウォーマー、手袋、ポムポムプリンエンジン付属のランシュー、3足で1000円のadidas靴下で挑んだ。アームウォーマーと手袋は着脱を繰り返して気温対策とした。

スタート~10km
5:00、号砲が鳴る。伊豆大島2周の旅の始まりだ!
暗い、寒いでテンションは上がらなかったが、あんこさんみきさんと並走。距離表示がなかなか見えなくてなんか長くね?って思った。あんこさんが同じ赤十字の人を発見したらしく、朝っぱらからナンパしていた。この人はなんて元気なんだろう、と横目で見ながら考えていた。

10km~20km
あんこさんみきさんとひたすら並走。3人の秋田Tシャツの集団が並走しているので声をかけられることもあった。あるおじさん曰く、リタイアしたのにその大会のTシャツを着て走る明るい集団とのこと。もちろん明るいです。底抜けに。
一ヶ所トイレが3人とも同じタイミングの時があった。仲良し。

20km~30km
謎の腹痛に見舞われたので、2人には先に行ってもらいコロッケエイドをスルーしてトイレに駆け込む…がだいぶ並んでいたのとドアの立て付けの悪さに手間取り大幅なタイムロス。まずいと感じ人をどんどん抜かす。と、 25km以降の坂に差し掛かる前にあんこさんもりりんふじのやのっちの4人に追いつく。会話を交わしながら並走、するとみきさんにも追いつく。上り坂はやのっちがひたすら飛ばしており、その少し後方を追うという形で進んだ。

30km~40km
やのっちが見えなくなり、代わりにあんこさんと並走。上りといってもずっと上るわけではなくアップダウンを繰り返す感じ。ほぼ無心で走る。
37km地点のエイドではサバソースカツパンがあった。サバもパンも欲してはいなかったが、配っていたお姉さんが高校の同級生に似ていたのと、その頑張り(と美貌)に負けて気付いたら手にパンが渡っていた。ふじのがあの人めっちゃ可愛くね?ってひたすら言ってた。

40km~50km
折り返しで会った青くんにもう坂は終わりだよ!と言われた。ダウト。三原山山頂まで実際はまだまだ上りが続いた。45kmの距離表示もダウト。けれども、山頂の明日葉そばはそんなことがどうでもよくなるくらい美味しかった。山頂はそばに限る。山頂=そばという等式は揺らがないのである。そこからまた同じ道を下ったのだが、折り返し開始地点のエイドに戻ってくるまで、体感時間にしておよそ3分。一瞬。あんこさんも3分くらいだったねと言っていた。

50km~60km
今まで上った分、ひたすら下り。トレイルの“下界に戻っていく感じ”と似ていた。
途中おじさんと下り飽きましたね~脚が痛いなどと弱音を吐きあった。やのっちにも会った。曰く、脚が止まらないよ~!と僕は調子に乗っていたらしい。
応援組に迎えられ1周目が終了。物足りなさを感じたため、完走を確信。あら汁、おにぎり、そして応援組秘伝のスペシャルアミノバイタルを補給して、追いついたホノマラーと軽くおしゃべりをして2周目へ。「フルマラソンは短距離だねっ!」らしいです(個人の感想です)。

60km~70km
あんこさんはまだ脚が元気らしく、置いていかれたので孤独走を覚悟。70kmからの上りでどうせ死ぬんだから、ここはまだ走っておこうみたいなことを考えていた気がする。

70km~80km
予想通り死んだ。歩いた。でもまだ平坦と下りは走れた。
上りで歩いてたら見覚えのある人影が。赤松さんとあーりーさんである。はせくんファイト!とあーりーさん。やべ、見つかった、走らなきゃと思う前に、脊髄反射で走っていた。赤松さんにもうすぐエイドと言われ、進むとあおちゃんさんとふじのがいるエイドがあった。あおちゃんさんと90kmからの上りはひょいっと越えるだけだねとしゃべったが、今思えば特大フラグだったなああれは。ふじのもあと22kmだぜ、と具体的に応援してくれた。

80km~90km
気持ちが徐々に切れてきて、歩きの割合が増えてくる。どこかのエイドの直後に後ろから通りすがりに応援組から応援を受ける。その応援で、再び気持ちを入れ替えることができた。あとは正直、記憶がない…

90km~フィニッシュ
この道はゴールに続いている、と90kmの看板に言われた。それはそう、しかしこんな道走ったっけ??こんな上ったっけ??絶望しながら進む。
そのうちミルフィーユの地層が現れた。本日2回目。元気は出ないよなとか考えてたら、オールスポーツの写真撮影のおじさんが。これは走んなきゃいけないやつじゃんと思ったので、仕方なく200mくらいだけ走った。
残り3kmの距離表示があり煽られたので走りに切り替えた。うだうだ考えてもしょうがないので早くゴールしようと思った。あと500m、と言われた途端それまでの疲労が嘘のように脚が動いた。ホノマラー皆の声がした。新島ガラス製のメダルが夕日に輝いていた。スタートは日の出、ゴールは日の入りと、太陽とも一緒に走った13時間の旅だった。

ホノマラーに迎えられ、はせくんを可愛がる会秋田リベンジ達成記念の写真を撮った後、すどーさんもりりんやのっちのゴールを待つ。3人ともきつそうではあったが無事に完走できたので安心した。
その後御神火温泉へ。脱衣所ではウルトラの勇者たちがぶっ倒れていた。夕食は覚えていない。

コンパではこれまでで一番美味いと感じるビールを飲んだ。四万十川組と電話をつないで、みなみちゃんの誕生日を祝い互いを労った。(たくさんおめでとうを言ってもらってすごく嬉しかったです。ありがとうございました!)だが、100kmの後だからなのか頭が回っておらず超適当にベラベラとしゃべってしまった。西さんとも電話したが、はせくんを可愛がる会メンバーの声が非常によく通る人のおかげで、よく聞こえなかった。ハッピー足りてます。ターンも足りてます。またその適当な流れで、そもそも女子で100km走りたいとか言う人は女子力が云々…みたいな失言をしてしまいあーりーさんに怒られた。撤回します。
1:30くらいには就寝。


◎最終日
雷による地響きで目が覚める。 必死で帰りの船の運航状況を調べる。
遅めの朝食だったが、内臓が疲労でやられているのか残してしまった。

リスが一匹しかいないリス園に行って、ウサギを愛でた。絶好の写真スポット。青くんとあんこさんが泥だらけになった。ハンモックもあり、青くんが寝てビショビショになった。青くんを寝かせて振動させる儀式の後天気が回復したので、大会のときはこの儀式が必要であるようだ。

岡田港に戻り昼食をとった後、帰りの船に乗った。映画のワンシーンのような盛大な見送りを島の人たちから受けて、伊豆大島を離れた。

船の中はババ抜きを一回やった後は記憶がない。

竹芝港に戻った後は八重洲で恒例の焼肉!佐々木さんと合流して、獰猛な肉食獣のように、見境なく肉を食らった。実際、何の肉を食べたかは覚えていない。ペース配分には気をつけよう。あと、好き嫌いをせず食べること。

無事に家に着き、大会全日程終了\(^o^)/


◎まとめ
フルマラソン以上の距離を走ったことがない、サブ3.5もしていないような僕が今回完走できたのはなぜなんだろう、と今でも思いますが、やっぱり応援によるものが一番大きいだろうと考えています。応援があったからこそ完走できました。

100kmにおいて、応援の力は偉大です。レース中のホノマラー、エイドの人、沿道の人、大会前の通常練でもたくさん応援をいただきました。改めてありがとうございました。

100kmはさらに、豊富なエイドを存分に味わえるという楽しみ方もあると思います。フルマラソンでもエイドが豊富なものも増えてきていますが、走るペースの違いや時間の制約などによりスルーすることが僕は多いので、今回は今までで一番エイドを楽しめた大会でした。

個人的には、100kmに向けて出走するメンバーと一緒にいろんな距離練を企画したり参加したりするという、大会前の活動もすごく楽しかったりします。そういう思い出や、完走の感動、達成感、つらい思いさえも、これから多くの人と共有していきたいと思っています。

はせくんを可愛がる会の3人は完走はしましたが、早く次の100km走りたい!とうずうずしているので活動はまだまだ続いていきます\(^o^)/ ウルトラの呪いにはもちろんかかったので半年後のえちご・くびき野マラソンには出走予定です\(^o^)/ 会員のうち2人は明日も大会があります。周回はまだ終わってません。頑張ります\(^o^)/


以上、長文駄文失礼いたしました。
100kmエントリーに、深い考えは必要ないよ\(^o^)/

伊豆大島ウルトラランニング(PPP)

2016-04-07 20:06:12 | 伊豆大島ウルトラランニング

PPPです。100K完走できたので無事に4年になりました(っ´∀`)っ
楽しい遠征でした。写真掲示板も是非ご覧ください(っ´∀`)っ
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伊豆大島ウルトラランニング(3/27)
制限時間14時間 (スタート5:00/ゴール19:00)
島2週と三原山を登るコース。獲得標高1940m...( ´△`)。
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今年もすどーさんに船やら宿やらの手配で全てお世話になしました。ありがとうございました。ご卒業おめでとうございます。

●大会前
伊豆大島は去年に初フル(初ホノマラ)でお世話になりました。今年はウルトラマン( ・∀・)ノ
秋田ウルトラ後にあった3・4年会でノリでエントリーをしたものの出るつもりはなかったのですが、はせくんに煽られ入金してしまい出場が決定。ちょろいです。

100Kの大会は2年の柴又で75K、3年の秋田で88Kでましか走っておらず、まだ完走をした事がありませんでした。
秋田リベンジ組と称してあんことはせくんと秋田Tシャツを揃えました。中学時代の同期のあおちゃんと高校時代同期のアーリーが応援にきてくれるということで私にとっては特別な大会で、2人の目の前で完走したいと強く思っていました。

●出発
メンバーはホノマラ8名、リレマラ4名、応援3名。出発時にはこけなお、卒業式後のSS木さんT丸さん、仕事後のNしさんが駆けつけてくださりワイワイ遠征が始まりました。SS木さんT丸さんは夜遅くにも関わらず船が出港するまでお見送りをしてくださり、大会に向かう実感が湧いて来ました。
船では甲板から東京の夜景をみたり自己紹介をしたり。私は夜ご飯を食べてなかったのであおちゃんと遅めの夕食。うどん。あんこが買ったアーモンドチョコを食べながら翌日の温泉や観光の準備などの荷造りをして就寝。

●一日目
誰かのアラームで目が覚めたので、自分のが鳴るまで二度寝。6時に島に到着。
レンタカーで宿へ。念願のログハウスの1階!コタツもソファーもあって最高だと思ったけど、男性陣のログハウスには屋根裏部屋があって羨ましかった。
荷物を置いて観光。今年は雲が多く三原山から富士山が全く見えなくて残念( ´△`)。三原山はかなり寒かった( ´△`)。リレマラ勢が青君を青氏と呼ぶようになり、べったり抱きついて山を下るほど仲良くなってた。よかったね( ・∀・)ノ。
今年は牛丼ではなくべっこう丼を食べ、午後は火山博物館へ。頭痛が酷かったので入館後すぐにソファーで寝てみんなを待ってたけど、起きたら窓の外でみんなが芝生の上で遊んでるのが見えた。可愛かった。
午後。今年も絶景温泉へ( ・∀・)ノ昼間の露天風呂ってとっても最高( ・∀・)ノ(しかもさっき登った山を見ながら入る事が出来ます。)髪の毛が生乾きのまま開会式へ。別コースでやって来たずいぶんと派手なリレマラの先輩に挨拶した。
島の移動は全部レンタカーなので、今年はiPodのケーブルを持ってきて車内で音楽を聞いた。自然のなかで音楽を聞きながらドライブは最高。(運転はA松君
宿の夕食はS席だった。はせくんの前の席だったのだ(`・ω・´)みんな羨ましがってたと思う。はせくんを愛でる会に必要な個人情報をたくさん聞き出せてとても満足。横に座ってたおっきーはA席、斜め前のすどーさんはB席。
ログハウスでの作戦会議の時にあんこのシューズにエンジンを付け、秋田のリベンジ組のコスチュームが揃った。( ・∀・)ノ

夜は星が最高に綺麗だった。という事でわいわいと楽しい一日目が終わった。9時半就寝。あんこが一瞬で熟睡した。

●二日目 大会当日
2階の誰かのアラームで目が覚めたので、自分のが鳴るまで二度寝。レース前に二度寝が出来て幸せに思った。
朝ご飯のお弁当はおにぎり2個と卵以外残し、アミノバイタルを飲んだ。
服装は、サンバイザー、秋田Tシャツとアームカバー、膝上のスパッツとショートパンツ、ポケモンの靴下と可愛いシューズといつもと変わらない大会スタイルで、会場まではパーカーとジャージの上下を着て、レース開始20分くらい前で脱いだ。

0K〜10K
寒かったし10K地点でまたスタート地点に戻ってくるということで、スタートから10KはA松君にもらったゴミ袋を着た。今まで邪魔そうだからと抵抗があったゴミ袋だけど、これがなかなかいい風よけに。気温の低い朝にはおすすめです。それに、よく見たら可愛いね( ・∀・)ノ
途中、スタート前から逸れてたおっきーを発見して一安心。5Kからの折り返しでみんなに会った。エイドはスルーした。

10K~20K
はせくんとあんこと並走。お腹が空いてきた。3人でトイレに行ったりハーフなんて短いなんておしゃべりしながら走って、大嫌いな坂がちらほら出て来たけどなんとか乗り越えた。おじさんに声をかけられて秋田のリベンジの為に揃えたTシャツの話しをしたら『不吉だね』と言われた。まじか。

20K~30K
逸れた。テンションが下がったけど日向ぼっこしている猫に遭遇して癒された。エイドでバナナを食べてたらはせくんに声をかけられ、それに続いてみんながぞろぞろとエイドにやって来て合流。後ろで5人で並走していたことを聞かされて羨ましく思った。しかし急な坂に差し掛かっていたのでその後みんなに置いて行かれてひとりぼっちになった。元気なもりりんに会って励まされたけど見送った。この坂は走れない。

30K~40K
残り2/3、このままだど完走できないと悟って悲しくなって来た(計算ができてなかった)。
応援組の3人に遭遇。しばらくぼっちだったから嬉しかった。歌いながら綺麗な風景を見て緑豊かな道を走った。

40K~45K
山頂までは走ったり歩いたりして進んだ。ほぼ歩いた。
山頂からの折り返しの道で先方から元気よく手を降る青氏(かなり可愛かった)がやって来て元気が出た。その後K田さん、おっきーとすれ違い、おじさんにあと2キロだよ!と言われたけど、山頂に向かうこの2キロはかなり長かった。牧場がくさい。すどーさん・やのっちペアとすれ違いしばらくしてあんこ・はせ君ペアとすれ違った。山頂に着いたらもりりんとふじの君がいて、そばをたくさん食べてた。この時点でみんなに会えた事が嬉しすぎてテンションがかなり上がってたけど、足は痛かった。
そばを一杯とバナナを食べてトイレに行ったらもう誰もいなくて、またぼっちになった。山頂エイドは7分滞在。
この日も富士山は見えなかった( ´△`)。

45K山頂~58Kスタート地点
何キロも下るだけの道はかなり楽しくて、日陰だった事もあり元気よく駆け下りる事ができた。もりりんとふじの君すどーさんを山中で見つけたけど置いて来てしまった。山を出ると、折り返しのスタート地点までは町の中を走るコースになり、平坦でスピードもでないし退屈な道だったけどあと数キロで応援組に会えるはずだと思って頑張って走った。道路を挟んだ向こうの道に二週目に差し掛かるK田さん、続いておっきーに会った。おっきーに「ぽむ〜!」って呼ばれた事が嬉しすぎて忘れられない。折り返しのスタート地点に付くと先に到着したホノマラのみんながワイワイしてて、後から来るメンバーとも合流しワイワイした。記念撮影をたくさんしていい気分転換になった。預けていたリュックからポムポムプリンを出してアーリーに渡し、ついでに用意しておいたアミノバイタルを飲んだ。エイドではバナナだけもらった。出発する時かなり強い力で私の背中を叩いたのは誰ですか?( ´△`)

58K~65K
2週目が始まってすぐにずいぶんと派手なリレマラの先輩の応援を受けた。彼は58Kだったらしい。
登り坂は歩いた。すぐ後ろにはもりりんとやのっちがいて、エイドでの入れ違いを繰り返した。

65K~70K
第4関門に余裕で間に合い完走を確信した。トイレに行ったり饅頭を食べたりちょっと休憩してたら、シャツが擦れて腕がヒリヒリしてる事に気付いた。気付いてしまうとかなり痛いやつ。坂を上ってくるもりりんが見えたので関門クリアを見守った。エイドで少しおしゃべりして、もりりんを置いて一人で出発。

70K~80K
ひたすら登った( ´△`)。足はもう意味わかんないくらい痛かった( ´△`)。80K前のエイド付近で応援組が待機していて、坂の上にいるA松君とアーリーに煽られ力を振り絞って駆け上がり、少し話をして元気をもらった。手がパンパンにむくんでいたのでアームカバーを取りアーリーに預けた。
エイドではあおちゃんがとリタイアしたらしいふじのくんが待ってた。カメラに向かってたくさんポーズをしたのに全く撮ってもらえてなかった( ´△`)。
おじさんに、あんことはせくんが結構前を走っている事を告げられ追いつくように言われた。この辺りからゼッケンに書いた「ホノルルマラソンを走る会」の威力が出て来ていろんなところで声をかけられるようになった。

80K~90K
やっと山を下り始め、歩いても完走できるよと優しい言葉をもらったけどちゃんと走った(上り坂以外は)。いろんな人とかわりがわりにおしゃべりしたり、写真を撮ってあげたりファンランをして生き延びた。平坦で何もない道中で、あのずいぶんと派手なリレマラの先輩を発見。応援だけでなく並走しながらチョコをくれた。嬉しすぎたけど断った( ´△`)イケメンスマイルでお腹いっぱいだ。ごめんなさい

90K~100K
迷子になったおばさんを助け、ウルトラ10回目のおじさんと話し、なんやかんや楽しかった。ゴールできる事に感動してちびっ子の声援や、道にある応援の看板を見るたびに泣きそうになるくらい涙腺がちょろい状態なってた。どこのエイドのおばさんにも「あ、またホノルルの人来た。さっき男の子も来たのよ〜」って言われるので何分前に来たか聞いてはせくんとの距離を計ってたが全く追いつけなかった。あーこれはきっと心の距離だ。そして今年もラスト3キロは強烈に長かった。
最後の500Mは痛みを忘れて猛ダッシュ。一年半もかかって初めて100Kのゴールを見たからとにかく嬉しかった。ゴール横に数人のホノマラが見え、あーりーからポムポムプリンを受け取りそのままゴールした。(13:12:33)

ゴール直後にホノマラ勢がワイワイと集まって来てくれた。アーリーとあおちゃんに肩を叩かれお疲れ様と言われた瞬間に高校の引退試合を思い出してしまい(笑)目から鼻水がめっちゃ出た。こんな夜遅くまで待っていてくださりありがとうございました。久しぶりにU杉さんときりちゃんに会い、秋田リベンジ組の2人も無事にゴールしていて改めて完走を実感した。よかったよかった。
足がガクブルだったけどたくさん写真を撮った。

シューズをクロックスに履き替え、バナナとあら汁とチョコを食べながら残りの3人を待った。
すどーさんの勝負服は目立つのでよく見えた。無事にゴール。もりりんとやのっちは足を痛そうにしてたけど二人で仲良く帰って来た。目から鼻水。がんばったね(/ー\)。その後集合写真をとって銭湯へ。あんこと泡風呂を占領した。銭湯にも現れたずいぶんと派手なリレマラの先輩と話してたら同期だったことが判明。あんこと二人してびっくり。もっともっと上かと・・笑
これにて大会終了。はせくんと席が一緒じゃなかったため夕食の記憶は一切ない。

コンパではもりりんとふじの君の3人で一瞬で梅酒を空にしてしまった。そして念願の「U杉さんとビールで乾杯」を果たした(^_-)
はせくんのハッピーが足りないようだったからハッピーターンを食べさせた。でも、ターンの方が足りなかったかもしれない。
Nしさんと電話した。何度もはせくんに代われと仰られたためおそらくNしさんもはせくんを愛でたいのだろうと思い、言う事を聞いておいた。

●三日目
アーリーのアラームで目が覚めたけど二度寝した。アーリーはランニングに行ったらしい。その後8時ぐらいまで凄まじい音の雷雨となり、青氏のてるてる坊主が仕事を終えたようだった。のんびりと朝食を食べ、のんびりと椿園へ行き、雨で汚くなったうさぎ達と遊んだ。あんこと青氏の服がドロドロに。おっきーがうさぎと戯れる写真がかわいいので掲示板でご確認ください。お昼ご飯はあおちゃんと二人でのりラーメンを食べた。船では離れて行く大島を見ながら甲板であおちゃんとおしゃべりして、その後東京に着くまで寝た。床が痛かった。
東京でポムポムプリンみたいな色の服を着たSS木さんと合流し、恒例の焼き肉食べ放題へヾ(´ω`)ノ。ソフトドリンクをとお米を食べ過ぎて肉はあまり食べてないし30分で沈没した。千葉までアーリーと帰った。会話中に立ったまま寝て私を驚かせてくれた。

めでたしめでたし。(^_-)-☆


●まとめ ※あくまでも私目線。完走してみたい人だけ参考にしてください(´ω`)
長期休み以外走行距離はほぼ0でした。普段のサークルには行ってないし、正月・春休みの隙間時間でしか練習しておらずランナーとして最低ラインだったと思います。2月3月はアップダウンの激しいコースや坂ダッシュで練習をしました。大会前直前に峠練と距離練をして筋肉痛を終わらせておいたことはレースで効いたと思います。一週間前からとにかく睡眠を長く取り疲れを溜めないことを心がけました。

フルマラソンは去年の伊豆大島でしか出場した事ないですが、ウルトラはフルより楽しいです。フルのようにタイムを目指す人は少ないので、周りのランナーと世間話をしたり励まし合いながら一緒にゴールを目指せます。エイドは食べ物が充実してるし(大会による)、5キロ毎でエイドの人と話すのが楽しいです。関門さえ気をつけていればゆるふわです。歩いても責められない(責めないでください)。風景がいい大会だったら朝から晩までファンランが出来るし、エントリー代で42キロと100キロの差が数千円だったら、絶対100キロの方がオトク♡(´ω`)ノ
絶賛就活中でしたが怖がらないでエントリーしてよかったです(´ω`)ノ何とかなりました。帰宅後はかなり大変でしたが笑 

ウルトラマラソンはノリと勢いでです。ちょっとでも興味があるならば周りの人に煽ってもらいましょう(´ω`)ノぽちッ

100K走ったのにモテなかった人の呪いにかけられたので半年後えちごくびき野行ってきます。
そもそも100K走ったらモテるのでしょうか(´ω`)ノん?

次回(´ω`)ノ「はせくんを愛でる会」より
『奥武蔵ウルトラマラソンにエントリーしなかった人を後悔させる楽しい遠征』をお送り致します。(´ω`)ノ(´ω`)ノ

第12回伊豆大島ウルトラランニング(あお)

2016-04-01 11:25:35 | 伊豆大島ウルトラランニング
「ねえ、呪いのウルトラって知ってる?」
「えっ、何それ?」
「伊豆大島ウルトラランニングっていう大会に出た人は、半年後にまた100kmを走るの。100km走ったのにモテなかった人の呪いなんだって。走ってから数ヵ月後に自宅のインターホンが鳴って、それで出ても誰もいなくて、ドアを開けると一通の封筒が…」
「私、その大会出た…」
「えっ、嘘でしょ…?」
「嘘、冗談だよ!」
「なんだー、驚かさないでよー!」
ピンポーン
「…」






第12回伊豆大島ウルトラランニング(2016/3/27)

5km 28:17
10km 25:54
15km 26:50
20km 27:56
25km 29:30
30km 32:10
35km 30:49
40km 31:41
45km 28:19
50km 34:19
55km 24:28
60km 33:38(中間点休憩5:36)
65km 40:27
70km 37:56
75km 38:08
80km 36:59
85km 30:11
90km 33:02
95km 41:20
100km 32:09

10:43:04(6:27/km)

その他データ
第一関門(22.2km) 2:06:09
第二関門(45.5km) 4:31:09
第三関門(58km) 5:37:16
第四関門(70km) 7:03:35
第五関門(86km) 9:05:25
第六関門(92km) 9:43:56
ゴール(100km) 10:43:04

一周目(58km) 5:37:16
二周目(42km) 5:00:12


これを書いている間に3年になってしまいました、青です。つら…
伊豆大島は去年もたくさんのホノマラーが出場のしている大会で、観光で行った場所もかなり重複しているので、先輩方が去年書いてくださった大会録と内容的にかなり被るところがあると思いますが、一応100km走ってきたので大会録書きたいと思います。
今後この大会に出る人にとって何かの参考になれば嬉しいです。


〈出場の経緯など〉
よく覚えてないけど、去年行った人たちの大会録を見て楽しそうだなと思ったのが出場を決意したきっかけだったような気がする。

フルマラソンシーズンの直後ということもあり、当初は完全にファンランのつもりでエントリーしていたので、目標は特になし、伊豆大島のための練習も1週間前の金曜日と日曜日に伊豆大島のメンバーとかで峠走をしたのとodnさんと代々木公園をぐるぐる(44周=51km、設定ペース5:30/km)したくらいだった。

とはいえ1月の宮古島での65kmリタイアがあったのでそこそこ頑張らなきゃなと思っていたが、3月に2週で連続フル走ったのと2週前に練習詰め込んだのが原因で脚が痛すぎて頑張れそうになかったので、行けそうなペースで行けるところまで走ってあとは歩いても何でもいいから完走を目指す感じで走ることにした。


〈大会について〉
コース、アップダウン、エイド、距離表示などの情報が一ヵ所にまとまってたら分かりやすいかなと思ったので、勝手にまとめてみます。

元町港をスタートし、島を二周するコースです。一周目(58km)は北に5kmほど進んで折り返してから元町港に戻ってきた後、三原山を登って降りたりしながら島を反時計回りに回り、二周目は元町港をスタートして大島一周道路沿いに島を時計回りに回ります。一周目の8km~35km過ぎと、二周目の70km過ぎ~100kmは同じコースを逆走するだけです。
0~8km、42~49km、56~60kmが折り返しで、ある程度近くを走っていれば少なくとも2回はすれ違うことが可能です。

アップダウンは獲得標高1900m程度と、ウルトラでは中の上くらいですかね?(参考までに、秋田が800m、白川郷が2500m程度)
距離は大雑把ですが、走ってた感覚では、元町港に戻ってきた8km~11kmあたりが緩やかな登り、その後海沿いから離れる16kmくらいまでが緩やかな下りです。海が見えなくなってから徐々に登り始め、25kmを過ぎると5kmで350m登る最初の本格的な登りに入ります。その後はしばらく小刻みなアップダウンが続き(比較的下り基調な印象)、37km辺りで大島一周道路から逸れると、45.4kmまでは三原山を登る二つ目の本格的な登りです。そこから58km地点の元町港まではひたすら下りが続きます。
2周目は60km~65km過ぎで緩やかに登って下り、そこから段々登り基調になります。70km過ぎからは1周目のコースの逆走のはずなのですが、70km~80km、92km~96kmの登りは行きに下ったときに感じたよりもかなりキツく感じられるので注意しましょう。

エイドは5kmごとにあります。ほとんどすべてのエイドに水、スポドリ、コーラ、パン、バナナなどが置いてあるので補給に困ることはなく、さらに11km、70kmでおかゆ、22km、86kmでコロッケ、いなり寿司、のり巻き、26km、82kmであした葉クッキー、パウンドケーキ、37kmでサバソースカツパン、45.4kmであした葉そば、58kmであら汁、90km手前の私設エイドでフルーツポンチ、おしるこがいただけたりと、とても楽しいです。
去年62kmにあったリスまんじゅうのエイドは今年はなかったみたいです。

5kmごとの距離表示はあまり当てにしない方が良いですが、エイドの距離表示はほぼ正確だという印象でした。
分かった範囲ではですが、5~10km、10~15km、40~45kmが短め、30~35km、45~50km、60~65km、90~95kmが長めという印象を受けました。

全体として楽な大会ではないですが、めりはりのある走り(後半は歩き?)ができれば大幅にタイムが落ちるということもない(秋田+30分くらい、という話を皆でしてました)ので14時間という制限時間は十分であり(ただし、第五、第六関門の制限時間は厳しめなので気をつけましょう)、エイドも充実しているので、完走を狙いたい、記録よりも楽しんで走りたい、という人にとっては素晴らしい大会だと思います。


〈出発日〉
文章力がないので、今後誰かがもっと面白く書いてくれることを期待します。

浜松町に行く前に、こけなお宅にてはせくん、isgrさんと伊豆大島が舞台になっているというリングを鑑賞(半年振り2回目)。2回目だったので今度は人物関係をちゃんと理解することができて良かった。

今度は浜松町に向かい、文の京で会って一緒に伊豆大島に行くことになったホカンの2男勢と合流しデニーズで夕食、と思いきや、4人のうち3人はリレーマラソンを走る会で主に活動していることが判明した!(しかも4人のうち2人は1年生)というわけでリレマラ勢にウルトラマラソンを走る会の活動について紹介した。

再び駅に戻ってホノマラ勢8人、ホカン改めリレマラ&ホカン勢4人とあおちゃんさんの全員が集合、買い出しをしつつ竹芝港へ。集合場所がひたすらカオスなことになっていた。たまるさんとSSPさんに見送ってもらいつつ22時に出港、甲板でワイワイしたり、自己紹介をしたりして1時前には就寝した。


〈レース前日〉
6時に岡田港に到着、朝海館に荷物を置いてから裏砂漠に行こうとして失敗したりしながら三原山へ。
30分くらい歩いて貞子の母静子が身を投げたという火口を拝みに行った。寒くて、歩くと脚が痛くて明日が思いやられた。いつの間にかリレマラ勢から青氏と呼ばれるようになっていた。

三原山を降りて途中合流のあーりーさんとかわたさんと合流。あーりーさんの船が岡田港に着いたのは10:45だったのに、11:15まで待たせてしまった。大変無礼なことをしてしまった。すみませんでした(>_<)

その後元町港にあるおともだちでべっこう丼をいただいた。貞子と伊豆大島の関係について話していたらホラー好きだと思われて心外だった。

午後は火山博物館行って、ぶらっとハウスでアイス食べて、温泉入って、受付、買い出しを済ませてから宿へ。21時過ぎには就寝したので、ウルトラの前日としては奇跡的に、5時間以上寝ることができた。


〈レース当日〉
女子部屋がある棟の2階で寝ていた自分と(へωへ)さんとakmtさんは2:45に起床。朝食は宿の弁当(おにぎり2個とおかず)と、自分で買ってあったおにぎり1個。車が1台なくなっていたので、3:45と4:15の2回でピストン輸送していたが、会場まで15分で行くことができ、手荷物預かりも4:50まで受け付けていて、整列も4:50頃からだったので、レース前の時間は十分余裕があった。

装備は上がアンダーシャツにはせくんを愛でる会勢の3人とおそろいの秋田Tシャツ、下はハーフパンツ、静岡の参加賞の五本指ソックスとライトレーサー、帽子。それから宮古島の反省を踏まえてポーチにロキソニン、ブドウ糖、クエン酸、塩タブレット、ビニール製のポンチョを詰めた。
整列の時に皆とはぐれてしまい、気がついたら皆よりだいぶ後ろに並んでいた。というわけで、最後尾から5mくらい前のところに並んでスタート。

0~10km
後ろの方からのスタートだったが、脚の調子も良くなかったので、無理せず周りのランナーを少しずつ抜きながら走る。折り返しまでではせくん、PPPさん、isgrさんの3人組、おきしばさん、すどーさんに会うことができた。5km通過はまあこんなもんかなーという感じ。その直後にかわたさんに追いつき並走開始。5:40/kmくらいで走っていたが、結構速く感じられて辛かった。あおちゃんさんの名前は源氏物語の葵の上を意識して付けたのかなとか話ながら元町港に戻ってきたところでakmtさんたちの応援を受けた。10km通過が速くて焦った。

10~20km
コースが徐々に下り基調になる。かわたさんが「帰りここ登るとか絶対歩いてるやろ。」と言っていたが、「さすがにラスト3kmなら頑張れるだろう」と思った。しかし、これはフラグ以外の何物でもなかった。
11kmのエイドでおかゆを堪能。味が付いていて美味しかった。自分が食べるのが遅すぎたので、ここでかわたさんと別れた。
15km過ぎでバウムクーヘンの地層の側を通る。小学校のときにしゅう曲とか断層とかやったなとか思いながらただただ感心していた。
海から離れたところで同じくらいの年齢のランナーに話しかけられる。地元は自分と同じ神奈川で、自分より3歳年上、能登すずにも出たことがあるとのこと。コミュ障の自分にとって、レース中に他のランナーと話したのは初めてだったので嬉しかった。20km付近のエイドで別れたが、その後三原山のすれ違い、ゴール後、それからなんと帰りの船でも再会することができた。
またどこかの100kmで会えたらいいな。
このあたりからスタート前に飲んだロキソニンが効いてきたのか、足も軽くなってきた。

20~30km
22kmくらいから登り始める。そんなに辛くは感じなかったが、6:30/kmくらいになっていて、フル通過は4:05くらいになりそうだったので、(へωへ)さんには会えなさそうだなと思ってテンションが下がった。

30~40km
30km過ぎのエイドでakmtさんたちから応援を受ける。きりちゃんがかなり速く入ったという情報を聞いた。

40~50km
フル通過は4:05くらい。去年のちょうど同じ時期に下り基調の四万十で出した、自己ワースト記録がそれくらいだったので、成長したものだなと思った笑
頂上の2kmくらい手前できりちゃんとすれ違ったりしながらあした葉そばのある頂上へ。ここから58kmまではひたすら下り。段々と増えてきた向かい側のランナーに声をかけながら気持ちよく下っていく。それほど下らないうちにかわたさん、おきしばさん、やのっち、すどーさん、もりりんとふじの、はせくんとisgrさん、PPPさんと次々すれ違うことができた。皆元気そうだったので一安心。(へωへ)さん以外の全員と会えたのは自分だけだったと思うので、少し得した気分。
中間点を4:55くらいで通過。

50~60km
中間点を過ぎるとさらに急な下りになる。峠走の成果が出たのか、秋田の時は終戦のきっかけとなった下りでもスムーズに走ることができた。
55km手前のエイドで息子が横浜在住というおばちゃんと横浜トークで盛り上がっていたら、今年の横浜マラソンのTシャツを着た女性が追い付いてきた。顔立ちとかアームウォーマーとかに見覚えがあるなと思ったら、横浜マラソンのスタートのときすぐ近くに並んでいた人で、サロマ9:28というTシャツを着ていたので印象に残っていたのだった。
1年間で3つも大会被るとはすごい偶然だなと思って話しかけようとしたが、コミュ障だったのと下りが速すぎたので話しかけられなかった。2周目で追い付いたら話しかけようと思ったけど、その後2度と会うことはなかった。(結局女子3位でゴールしていたようだった。)
一周目が終わって元町港に戻り、akmtさんたちから皆の様子を聞いたりあら汁をいただいたり、2つ目のロキソニンを投入したり(適量です!)しながら5分くらいぐだぐだ。
ここで手荷物を受けとることもできたみたいですが、1度室内に入らないといけなくて面倒なので、中間点の荷物預かりはないものと思った方がいいかもしれないです。

60~70km
60km通過までは調子が良かった。やっぱり58kmは甘え。
しかし、これもやはりフラグでしかなかった。
60km過ぎでゆるやかな長い登り坂が始まって失速。これが75km過ぎまで続くのかと思うと急に絶望が襲ってきて、まだ大して登ってないのに歩きが混じるようになる。秋田、宮古島に続いてまた60kmで終戦するのかという葛藤がありつつも、「たまには楽していいんじゃない?」とか、「今回は怪我してるし」とか言い訳していたが、実際のところレース中は怪我の痛みは全く出ていなかった。

つまり、ただの甘え。

歩きを混ぜると信じられないくらい楽なことに気づいてしまって、ますます歩くようになった。
70km関門のエイドで、ただの饅頭をリスまんじゅうと勘違いして2つも食べたり、おかゆをいただいたりした。

70~80km
登りが急になってきてますます歩きの割合が増えるようになる。登りは半分以上歩いていたと思う。
それでもほとんど誰にも会わなかったから周りの人たちも歩いているんだろうなと思った。
この辺りで、サブ11くらいがお手頃な目標かなと思って、それくらいで走ることにした。

80~90km
ほぼ孤独走。80km過ぎでakmtさんたちの車とすれ違い、応援を受ける。下り坂だったので、歩いているのはバレずにすんだ(へωへ)
本日2回目の大滝橋のエイドに到達したら、人が変わっていて、Facebookやってる?と聞かれ、やってないと言ったけど、エイドにいた若いあんこさんと写真を撮ってあげると言われたので撮ってもらった。性にもあわずチャラいことをしてしまった、反省(>_<)
このエイドで意外と順位がいいことを教えられてテンションが上がったので、あと18kmだし残りキロ6で頑張って10時間半切ろうかなとか思ったけど、平地になってすぐにやる気を失ったり、エイド満喫しないと損な気がしたのでやめた。
ゼッケンにホノマラと書いておいたところ、エイドのたびに「ホノルルも行ったんですか?」と聞かれたので、「ホノルルには行かないでウルトラマラソンばかり出ている」と答えておいた。

90~100km
92kmの関門でオフィシャル感漂うおじさんに30番手と言われ、前のランナーも見えていたので、20番台になるべく頑張ろうと思ったが、海に出て登り坂が始まってやる気を失った。残り10km切ってるのに歩きまくってたらむしろ4人くらいに抜かれた。行きはすげーとか思ってた地層はただの詰みゾーンでしかなかったし、行きに流石にあるかないだろうとか思ってた残り3kmくらいのところの登りも歩いた。そしたら残り3kmの看板のところに「残り3kmを戦えない者に未来はない」って書いてあったのを見て自分には未来がないと言われたような気がしてものすごく辛くなったので、残り3kmだけはちゃんと走ることにして、その3kmはそこそこ頑張った。1時間以上待たせてしまったきりちゃんと(へωへ)さんに迎えられながらゴール。
100km走りきった(歩いたけど)のは半年ぶりだったので、そこそこ嬉しかった。

レース後
温泉に入ってから皆のゴールを迎えた。応援のakmtさんとあーりーさんが残ったすどーさん、やのっち、もりりんを迎えに行くらしかったので、自分もレース中に甘えたから追加ジョグしなければと思って行くことにしたが、ロキソニンが切れたのか脚が痛すぎて100mで断念した。結局3人も無事完走。この人数で出た100kmとしては驚異的とも言えるホノマラー全員完走だった。
夜のコンパでは四万十で二十歳になった人がいたのでお祝いの電話をしたりしつつ過ごした。前々キャプテンのふりをした2男に騙されたり、はせくんを巡る壮絶な争いが繰り広げられたりしていた。
皆疲れていたので2時頃にはお開き。


〈レース翌日〉
てるてる坊主の効果が切れたのか、地響きがするような雷に起こされる。宿でぐだぐだしてからリス園へ。ウサギと戯れてどろどろになったりした。
雨で濡れたハンモックに乗らされそうになったので、昨日のゴール順にしようと提案したが、二人とも足を乗せたり腰掛けたりしただけで乗ってくれなかった。
仕方ないので乗ったらコートに縞々の跡がついた。

昼は血液型に別れて、ということでO型の人たちと大島うどんを食べた。A型とB型は仲が悪いらしいので険悪な雰囲気になって帰ってくるんじゃないかとか話していたが、先にO型の人たちから離脱者が出てしまった。

去年はこれよりもすごかったみたいだが、島を離れる人を見送る子供たちに見送られつつ、14時に岡田港を出て、19時頃に東京に戻った。

アフターは秋田の時と同じ八重洲の牛角。打ち上げから来てくれたSSPさんに皆が口々に、「観光だけじゃなくて走った方が楽しいよ」と言っていたのが印象的だった。東京駅八重洲口にあるせんとくんのディスプレイが聖地と化していた。
とっても愉快で楽しい旅でした。


〈まとめ〉
自分のレースに関しては、ファンランすることと手を抜くことは違うんだなというのが今回の感想。完走したときの達成感はあったけど、心が折れそうになったときに楽することを選んだことへの後悔はやはり否定できないなと思いました。ファンランするにしても全力でやらないとね。
とはいえ、皆で完走できたのは本当に良かったし、特にこれまで一緒に練習したり、大会出たりしてきた100kmリベンジ組の3人がゴールしたときは自分の凡走を忘れるくらい嬉しかった。

やっぱり100kmを完走したときの喜びや達成感は他の距離とは比べ物にならないと思うし、ボランティアをやってくださっている地域の人たちや一緒に走っているランナーとの交流、エイドの楽しさはウルトラにしかない魅力であり、多くの中毒者を生んでいる理由だと思う。
決して気軽に走れる距離ではないけれど、100kmはそれに向けて練習を積んで、レース中も大変な思いをしたとしも、走る価値のあるものなんじゃないかと改めて思いました。

そういう距離にもっと色んな人たちと一緒に挑戦できたらもっと楽しいんだろうな。サークル全体をそういう雰囲気にするべきではないのは分かっているけれど。

次は野辺山とえびすだいこくの2週連続100km!
一日で200kmくらい走ってる人たちもいるからすごいのかよく分からないけど、一応数々の偉大なウルトラランナーを輩出しているホノマラでも初めての挑戦らしいので、完走できるように頑張ります!

オシマイ
超長文失礼しました。






「ねえ、知ってる?1つだけウルトラの呪いを解く方法があるんだって。」
「何それ?」
「伊豆大島に出てから半年以内に他の人をウルトラに誘うの。」
「えー、キリないじゃん!」
「そう。でも、それで自分が助かるって言われたら、やるでしょ?」
「…」