大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

信越五岳トレイルランニングレース2018(もり)

2018-10-05 20:19:58 | 信越五岳トレイルランニングレース
6年の森です。
6年目にして初めての大会録への投稿をします。
ホノマラでもまだ経験者の少ないトレイルランニングで、ついに100km超のレースに参加してきたので記録を残します。
実は終わってすぐに勢いよく書いたのでかなり駄文ですが、ご了承ください。

【大会について】
信越五岳トレイルランニングレース2018 ~パタゴニアCUP~ 
http://www.sfmt100.com/

多くのホノマラーには馴染みがないかもしれませんが、トレイルランナーの中では有名な石川弘樹氏(イケメン)プロデュースの国内屈指のウルトラトレイルレースです。
前回大会から100mileも新設され、今年は10回目の記念大会でした。
とても人気の大会で、110kmはエントリー開始直後に定員になり、クリック合戦は熾烈です。


【経験値】
トレランは最初に出たちゃんとした大会は3年生の忍野20km。
その後、50km前後の大会に出ることが多かったです。(4年:斑尾50km、5年:板室33km、白馬50km、神流40km、深圳50km、6年:MCC40km)
ロードでの自己最長距離は6年:野辺山71km で、この上ない絶好のコンディションにも関わらず50km以降完全に戦意喪失して歩きまくってしまいました。足も痛めたし。
いつも気持ちから折れる根性なしで、ロードの単調な100kmはとても気が進まないのですが、
トレイルなら飽きなくて楽しく走れるし、制限時間も長いし、足も痛めにくいし、なんとかなるのでは??
という考えと、単純な挑戦心で、あまり深く考えずにエントリーしました。

【練習】
研究生活が忙しく、ホノマラの練習もあきらめるようになりましたが、大会や秩父練や夏合宿で50~60kmの長距離練もあり(毎回つぶれてたけど)、5月からは月間100km割らないように走っていました。
5月 156km(野辺山71km)
6月 100km
7月 160km(秩父練50km)
8月 180km(夏合宿(60km強)+MCC(40km))
ただ、山に行く機会は少なく、8月のMCC(40km/2800D+のトレランレース)でも想定以上に撃沈し、40km以上のトレイルは最初の斑尾2016をピークにどんどん衰退している感覚すらあり・・・><

【目標】
とにかく制限時間内にゴールすること!!!

大会前~当日
大会前後にラボのゼミにサンドウィッチされ、練習はあきらめていました。
出発前夜の金曜日のラボ飲み、いろいろあって結局2次会も完走してしまい、1時就寝。
しかも実験をやり残してたので翌朝5:30に起きて実験片づけて(せっかく行ったのにうまくいかなかった!!)、荷物詰めて、9時過ぎ家を出た。
完全に寝不足感でぼーっとしてて、ダメだこりゃ感。
レンタカーが事故で謎のイカした外車になり、運転やナビが大変な中、高速乗ってからは断続的に寝かせてもらいました。ありがとう・・・
横川SAから運転を代わり、なんだかんだ会場へ着いたのは受付時間すぎの17:00前だった。
急いで受付を済ませようと会場へ急ぐ途中で、100mileスタート前のひろせさんに遭遇!!お久しぶりです!!
お互いの健闘を誓い、受付を済ませる。参加賞Tシャツ(Patagonia)は、デザインは去年と似ていて色は紺色でいい感じ。
17:30から会場で前夜祭が始まり、バイキング形式で飲み食いできた。斑尾と会場も形式も同じ。
炭水化物を中心に詰め込むも、横川SAで食べたお弁当であまりお腹がすいてなかったので、早々に退散。 100mileのスタートまで時間が余り過ぎていたのと疲れていたので諦めて宿へ(斑尾の時と同じ宿だった!)
テキパキ準備し、21時前には就寝できた。

翌朝は3:30に起きて、4:00過ぎには会場いり。雨は上がっていました。
おにぎり・サンドウィッチ・バナナ・パンをもらえる。パン以外がんばって食べる。
男子トイレは長蛇の列だったが、女子トイレは普通に入れて、トレランの男女比を感じる。

絶対完走する。最後まで諦めない。許可なくリタイヤしないと誓い、スタート!!!


コース図


~19km  2:10くらい(2:40)
※()は石川氏のレースセミナーでの完走を目標とする人の目安タイム※
この区間は大きなアップダウンやぬかるみもなく気持ちよくのんびり走る。
50kmくらいまでのレースなら頑張る序盤の登りも焦らず歩いて足を温存するように心掛けた。

24kmのエイドまでは、2年前に走った斑尾50kとほぼ同じコースで懐かしみながら走る一方で、このエリアでは「蜂」を恐れていた。
斑尾の時も、2か所蜂に刺された上に、スズメバチが湧いて30分STOPの挙句に迂回という洗礼を受けた。
地蜂に刺されたところも、以前に迂回したコースを平和に走れて、今回は大丈夫かも!と思った矢先の10キロ過ぎで突如プチ渋滞・・・
嫌な予感が的中。速い選手が走った後、驚いた大量のスズメバチが興奮して飛び回っていた。
2年前の斑尾を教訓に雨具用ジャケットのフードまで被り、他のランナーに続き出陣><
ぶつかったら刺されると思って慎重に速やかに通り抜けた。
周りから「刺された~~」とか悲鳴が聞こえるなか、多分200mくらいのスズメバチゾーンを抜けると、たくさんの人たちがポイズンリムーバーを使ってケアしていました。
(おだいじに・・・)まだ近くにいるかもしれないと怖かったので急ぎ足でスズメバチゾーンを離れました。刺されなくて本当によかった( ノД`)

~24km  03:18:13 (3:55)
斑尾山山頂を越える区間で、急な坂を上る。できるだけ大きな筋肉を使おう!ということでお尻と腹筋を意識したつもりでしたが、それほど筋肉痛にならなかったので使えてなかったのでしょう・・・
下りは完全にゲレンデの急斜面で、足に負担をかけまいとスピードを抑えようとするも、逆に負担になるという感じで、本当に下りの足の使い方が下手だと思った。
軽く食べて、クエン酸コンクをスポドリ代わりに補給してエイドを後にしました。

~39km 
序盤で体力も残っていて、なだらかで、一番走れる区間なのでは??と思っていた。登りは無理せず歩き、平坦なところと下りは走るっていう感じだったと思う。特に何かあった区間ではないけど、15kmは結構長く感じたし、涼しい中でも一番汗をかいた区間だったと思う。
エイドに着いてすでに普通に疲労感があってちょっと萎える。でもまだまだ先は長い!!

~52km  07:53:54 (8:40)
ナイトトレイルの経験はなく、暗い中のぬかるんだ登り下りで絶対に人より時間がかかると思っていたので、後半に貯金を作っておきたかったが、あまり貯金が増えずにいたのでちょっと心配になる(目標+30分くらい)。河原の単調な林道が続く。微妙に登りだけどなだらかなので、周りの人に遅れないことを意識して、できるだけ走る。早歩き同士だと絶対に置いて行かれます。早く歩くコツでもあるのでしょうか・・・
結構足にキテル感じはあって、特に歩くと股関節まわりが痛くてしんどかった。
河原道の終わりに宴会隊エイドなる私設エイドが。名前にそぐわず子どもたちが迎えてくれる素敵なエイドで、果物をもらってテンション↑
52kmの黒姫エイドでMAGMAを見つけたので摂取。ちょっとお腹がしんどくなりそうな感じはあったが、ゆでたてのそうめんは魅力的でなんだかんだいろいろ食べる。

~63km  10:43:13  (11:50)
63kmのドロップバッグエイドを目指して進む。平らに見えて結構アップダウンがあった気がする。
あまり覚えていないが、踏ん張りがきかない岩っぽい林道の登りがあったと思う。
60km前後の微妙にぬかるむつづら折りの岩っぽい下りで抜かされて、気持ち急いで下りきった先でそろそろエイドかな~~と思った先に、誘導の人が現れた。
「この先吊り橋で渋滞してるのでゆっくり来てください」
一人ずつしか渡れないとのことです。少し行くと確かに行列を作ってるけど、肝心の吊り橋が見えないくらいの大渋滞でした。途中から2人ずつ渡るようにしてくれたけどそれでも30分以上待ったと思う。周りのランナーは焦って文句言ってる人もいましたが、それよりも疲れていたのでいい休憩になると、むしろほっとしてました。待ってる間川の水で手や顔を洗って、サッパリ。
ようやく渡ってみると、確かに揺れるし細いし川は近いし、ちょっと怖い吊り橋だった。
今度こそもうエイドに着くかなーと思っていたところで、わけわからん急斜面を登る。少し休めただけの足では歯が立たず、のろのろとしか登れず><
60kmからの3km、めちゃくちゃ長く感じました。このあたりから距離と時間の感覚(距離の進まなさとエイド間の時間の長さ)を心得る。渋滞もあったけどなんとか目標タイムを守れてほっとする。
エイドではお腹もすいていたのでカレーなどいっぱい食べる。渋滞もあったけど荷物も入れ替えて20分ほど長めに滞在した。

~76km (13:15)
この区間は目標タイムをメモり忘れていて、その次の81kmまで3時間ほどで行かないといけないということで、あれ?ひと山越えるし距離あるのにめちゃめちゃ厳しくない??と焦った。しんどいけどここまできて完走できないのは嫌だ~~~
とにかく登山口の76kmまでは走れるところは必死で走る。完走したいんだ!
意外と39km~で感じた足の違和感がなくなり、気持ちよく走れる。これがウルトラな人たちの言っていた「復活」なのだろうか??
18:00ごろには日が暮れて、ヘッドライトを点灯させ、アームカバーでプチ防寒。
登山道入り口のドリンクエイドには、ガンバフンバくんという、大阪のスポーツショップのマスコットキャラクター(猪)がいた。いかつい顔に対して短足でかわいい!
ここでもMAGMAがあったのでお守りに飲んでおいた。


~81km  14:05:55 (14:55)
ガンバフンバくんに「ガンバフンバ!!」(= 頑張って踏ん張って)と励まされて、ありがと~~~頑張る~~!と勢いよく登山道に入っていったものの、この区間は一番大変でした。
ほぼずっとぬかるみで、泥に足をとられて全然進めません。端を通ろうとしてもバランスを崩して沈没したり、やっと走れるかと走った瞬間に滑ったりで、かなり萎えました。戦意喪失…。果敢に進んでいくランナーに抜かされる中、泥んこ苦手仲間の女性とのろのろ進む。
恐れていた通りだな~時間厳しいかな~~と考えながらも抗いようがなかった。
やっと人がいた!と思ったらここがピークとのこと。泥んこすぎて登っていることに全然気づかなかったのは、よかったかも!
下りも確かにぬかるみがちでしたが、登りほどひどくなく、雨が降ったり止んだりする中、エイドへと急ぎました。

~93km  16:27:21 (17:20)
この区間も比較的平坦なのでチャンスではあったのですが、泥んこで結構疲れてしまっていた。でもまだもうひと山控えていたので、さっきみたいも泥んこだったら時間がやばい。と思いできるかぎり走る。木の歩道が整備されていたりで、走れるところは多かった。途中たくさんの小さい鳥居をくぐったり、平和な区間だったと思う。昼間に普通に走りたいわ。
時間は大丈夫なのだろうか。周りも走っているひとが多くみんな同じ気持ちで走っているのだろうか。と謎の一体感を勝手に感じながら人の流れについていく。
でもなんだかんだエイドについてみたらかなり貯金ができていて気持ちが楽になりました。
ここでは、ゆでたての戸隠そばが提供されていて最高に美味しかった!!!
暗くなってからは、非日常すぎるのと絶対完走したいという思いとで、なんだかんだで気持ちは元気でした。アドレナリン??

~103km  19:52:59 (20:20)
最後の山越え。ここが鬼門と聞いていたので、まだ油断できない。けっこうな急斜かつ苦手なぬかるみで、一気にしんどくなる。びっくりするくらいゆっくりしか登れない。
なんとか登り切って、人の声がするから山頂かな?と思ったら「山頂まで1kmちょっとでーす。ここ一回下りまーす。」って、うげげ。。
2回目の登りもめちゃ急で、途中から岩っぽくなったけど全然前に進めない。
(あとちょっと。あとちょっと。)と自分を励ましながら一歩一歩。山頂までですごく時間を使ってしまった。
下りで挽回したいところだったが、この区間の途中から、どうもヘッドライトの調子が悪い。日が暮れてから7時間ほど使って、電池が減ってしまっていたようです。下りになった途端、水を得た魚のように周りのランナーが飛ばす中、道が見えな過ぎておっかなびっくりしか進めない><ハンドライトも取り出して、ゆっくりゆっくり進む。
「エイドまで4kmほど、最後の登りでーす」
まだあるんかーいと思いながら、途中水浸しゾーンも越えて、いやー長かった。
最後のウォーターエイドで今更ながらライトの電池を換えて復活。
換えの電池はしっかり持っていき、早め早めに交換する。明るいに越したことないのでトレラン用のヘッドライトは強力なものを選びましょう。メジャーなモデルを選んだつもりだったけど、もっと明るいほうがありがたかった。
時間的には予想通りだいぶ貯金を崩すことになりました。途中頑張っておいてよかった。

~ゴール110km  21:09:35
この区間はずっとなだらかな下りの林道で、走れないところは一つもありませんでした。残り2時間で7km。完走が確実であることを知り、ほっとすると、気持ちも甘えてきてしまった。足もしんどいし歩く。でも早く終わりにしたいから走る。を繰り返して単調な道を進む。ぺーサーをつけているランナーや元気なランナーは完全に走りつづけていて、結構抜かされました。強い。
最後の下りでゴールの明かりが見えると、一瞬ぐっっと感動したけど、やっと終わるという達成感と安堵感で気持ちは落ち着いていました。
ゴールの瞬間相方ちゃんはいなくて残念だったけど、ゴールにあったパンを一気に食べて、合流してお互いの健闘を称えあいました。ほんと完走できてよかったなー!!!
豚汁を食べて靴を洗おうとするも、突然大雨が降り始めたので速やかに宿に退散しました。
着いたのは5時ごろ?寝たのは6時 ?ハードな一日でした。

翌日(というかゴール当日)
足の痛み、特に太ももの筋肉痛が半端じゃない!座る動作・立つ動作のたびに悲鳴をあげながら、階段も手すりにしがみつきながら、といった感じでした。
結局あまり長く寝られず8時半ごろに宿の朝食を食べ、11時ごろ閉会式へと向かう。
閉会式会場では、カレー、果物、パンなどが食べ放題で、カレーとパンを食べる。米粉シフォンケーキというのがあったのですが、大人気で気づいたらなくなってた(´;ω;`)
混み合う会場でステージ前のすみっこに座って、100mile完走者へのバックル授与式を見る。広瀬さんの名前が呼ばれるけどいらっしゃらないよう。すぐ近くに100mile優勝者の奥宮さん(かわいい)がいて、チラチラ横目で見ていました。
完走者ひとりひとりに渡すので結構時間がかかっていて、帰りの時間が心配なので表彰式は見ずに車のある斑尾へ退散。
眠かったけど頑張って運転して東京まで帰り、焼肉♪
焼肉効果?で次の日には手すりなしで階段を下り、人らしく歩けるまでに復活しましたが、一週間くらいは太ももが重かったです。史上最強の筋肉痛でした。


【レースを振り返って】
*コンディション
長い距離を走るときに課題になるのが、飲み物をうまく補給できないかつ、後半お腹(主に胃)が飲み物・食べ物を受けつけなくなって、腹痛/脱水/エネルギー切れでしんどくなることが多くありました。今回、その補給がうまくできたことが、最後まで比較的元気に走りきれた勝因だったと思います。
※後日小谷さんによるセミナーで「糖質」「電解質」「水分」が85%という話をいただき、非常に納得※

・水分補給
少しでも水分補給をしやすくしようと「ソフトフラスク」を導入しました(SALOMONの500mL)。これが非常によかった!リュックのショルダーハーネスのポケットに入り、いちいち取り出さなくても少し首を傾けるだけで簡単に飲めました。いつもよりもこまめに、走りながら飲めたので、普段の倍以上の水分を摂取できました!

・エネルギー切れ
カロリー・電解質を補えるお高めのジェルを(相方に)ちゃんと準備し(てもらい)ました。
中でも一番よかったのは「ATHLETUNE」どこかのドロドロタイプのジェルと違ってプリプリしたゼリー状なので、一度開けて持って走っても中身が出ずに手が汚れない。そして何より美味しい(^^)
ジェルはたくさんもらったので、10kmに1個ペースで、エイドの間に食べるようにしました。

・腹痛対策?
長い時間走って、揺さぶられるのがダメージになると聞いたので、ペースはゆっくりめで、下りも飛ばしすぎず慎重に走るようにしましたが、少しは効果あったのかな?
あとはたまにエイドにあった「MAGMA」は、内臓疲労に効くと石川氏が言っていたので、見つけたら飲みました。青汁様の粉末で美味しくはないけど、結果お腹はノーダメージで終盤のエイドまで空腹感さえあり、たくさん食べられました!!MAGMAの効果かは不明。
初めてお守りとして持ったガスター10は出番がありませんでした。

*大会について
コース:非常に好きでした!
途中出会った信越5回目おじさんの話にもあったのですが、トレイル率が非常に高く(97%)こんなにも豊かな森の中で楽しめるウルトラトレイルのレースは他にないそうです。確かにコースは110kmと長い中でも変化に富んでいて、全く飽きませんでした。危ないところも少なく、激坂も少ないので、走りやすい気持ちのいいコースです。
ただ、この季節は毎年どうしても雨がちで、なかなか完璧なコンディションで走れることは少ないようです。今回は近年に比べるとだいぶましなようでしたが、それでも終盤ぬかるみは大変なものでした。
高低差やコンディションなどを加味しても、22時間という制限時間は妥当だと思いました。長いように思いましたが、意外と終盤でも走れるところは走らないと厳しいと思います。ちなみに今年の110kmの完走率は70%弱だったようです。

エイド:食べ物もいろいろあってよい。間隔も適切だと思います。いつも何もコースやエイドの場所も確認せず、行き当たりばったりで進むのですが、今回小さいコースマップと各エイドまでの目標時間を携えていきました。いい目安になりましたし、エイドごとに切り替えられてよかったです。

サポート:ボランティアの人が各所にいてくれて、終盤の訳の分からない時間にも元気に応援してくれました。途中危ない箇所は注意書きがあったり、安全に十分配慮して準備されていました。

他:食事は前夜祭・レース翌日の表彰式兼ランチが提供されました。スタート・ゴール会場と宿へのシャトルバスは完備されていて、会場に着いてからは流れに乗っていれば困ることはなかったです。大会側の盛り上げようという気持ちが伝わってくる完成度の高い大会でした。

【感想】
かなりゆっくりめに入ったので体が元気で、それは心の元気にもつながったと思います。終盤まで珍しくポジティブに走れました。
しんどかったけど、コースはよかったし、後半は特に非日常すぎて、ひたすらゴールすることだけに集中できて、すごく楽しかったです。
結局ケガもなく走れたので、トレイルは足に優しい説を提唱し続けていきたい。

トレイルの100km(少なくともこの信越五岳)は、ロードの100kmよりも絶対楽しいと思ったのですが、ウルトラな人たちの誰にも理解してもらえていません。
青くんには、僕が秋田を楽しいと思うのと同じようなものだと言われてしまい、悔しいけど、客観的にはそんな感じなのだろうなと、妙に納得してしまった。
走ればわかる、走ってみないと分からない、誰にでも共通とはいかない魅力がそこにはあるんだろうなーと。
それでも本当にいい大会だと感じたので、トレラン好きのホノマラーにはもちろんウルトラな人たちに自信をもってオススメします(笑)
魅力を伝えられたとは思いませんが、ぜひ一緒に行ってくれるひとが増えたら嬉しいな\(^o^)/