大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

鳥取マラソン(西)

2013-03-24 14:19:55 | 鳥取マラソン

西ですヽ(・∀・)ノ
一言でいうと…
つぶれた\(^o^)/
まぁそんなこんなの大会録です(^ω^)

【練習】
京都マラソン終了後はジョグを2回やっただけで、疲労抜きに徹した。
バイトも毎日あったがこれの疲れはなく、飲みやオールもあったが体調もよかった。が、京都や立川と違ってお尻から太ももにかけてにダルさのような疲れがあった。

【当日】
お尻や太ももの疲れはあるものの、ふくらはぎや体全体の疲れは京都よりなかったので、2:50:00切りで2年トップを目標にした。

【~10km】
USGが着いてくると言っていたので、とりあえずキロ4で入る。
が、明らかに身体が重い。
キロ4少し切るくらいかなぁと思って通過した5キロが20分以上普通にかかっており、焦る。
ペースメーカーをしといて設定通り走れないのは癪なので次の5キロで1度キロ4に戻そうとペースアップ。
ギリギリ40分切るも余裕なし。

【~20km】
疲れていたのでペースを落ち着けたい。
というわけで15キロ手前で前に出て行ったUSGを1度は見送る。
が、このまま離れては面白くないと思って差をたもったまま走る。
が、USG速い(´・ω・`)

【~30km】
25km通過は速かったけど、これはもうこのまま潰れちゃうなー、って弱気に。
25km過ぎからはUSGを追うのも諦め、ペースも一気に落ちた。
このへんから棄権を考え始める。

【~35km】
25~30kmが20分ちょうどぐらい。
前半かなり貯金を作っていたし、まだまどキロ4では走れていたが、自己ベストは無理だと悟る。
と、急激にやる気がなくなる。
やめたいやめたいと思いながら1kmくらい走ったが、もういいやって思って歩く。
キロ5でもサブスリーくらい出そうだったけど、そんな気力ないし、必死にサブスリーとりにいくのもカッコ悪いし、やめた。
大会役員に棄権をお願いするも、「まだバスはこない」という理由で断られる。
私設エイドでおしゃべりと給食に入り浸っているところでUSGにすれ違い、掴み取ったチョコレートを食べながら歩いているところを元彦に抜かれた。
折り返しでもう1度棄権を頼むも失敗。
仕方ないから同じくつぶれた様子のゼッケンナンバー1ケタの人とおしゃべりしながらジョグる。

【~40km】
おしゃべりしてた人が後ろに下がっていなくなり、ひたすら歩く。
3度目の棄権のお願いをするも、「ゆきなさい」と一蹴される。
歩いたり走ったりもみっともないので、残り全部歩いてやろうと決心。
TBTが追いついてきたら走り出そうと思っていた。
というわけで、エイドのおにぎりとか、私設エイドのどら焼きやあんぱんを食べながらウォーキング。
こういう時でもないとエイドをまじまじと観察できない!
が、バナナの黒さに絶望した。
39kmくらいで、石田瞭が小さな集団でやってくる。
目標と言っていた10分ぎりがギリギリっぽかったし、風が向かっていたので、自分の練習の意味もこめてペースメーカーでもしようかと考える。
歩きまくり食べまくりだったので走り出したら結構元気だった。

【~ゴール】
石田瞭が息を切らしながらも着いてくる。
呼吸は苦しそうだが、身体が元気そうなのと着いてこれそうな精神的余裕を感じたのでそのままのペースで押し切る。
最後はネット分の差を消すためにスパートしようかと思ったが、一緒にゴールしたほうが嬉しいのでやめた。
最後のラップをみたらほぼキロ4。
最後頑張れたのは石田のおかげ、ありがとう。

【反省】
収穫としては、潰れるときの身体の状態が分かったということ。
ホノルルで潰れた経験が京都での好記録につながったし、今回の走りと身体の様子を忘れないようにしたい。
限界となるキツさが分かったから、その状態になるまでは攻めれるってことだもん。
あとは2週連続フルマラソンは無理だということ\(^o^)/
身体の疲れもだけど、何より気力がもたないよ。
身体の後ろの筋肉の疲労には要注意!
というわけで、シーズンも終わったので西はしばらく遊びに興じますヽ(・∀・)ノ

【鳥取マラソンの特徴】
コースは平坦です。
気温もやや高めですが、朝は寒いのでむしろ走りやすいくらいです。
まぁ走る格好に迷うくらいかな。
4時間くらいの目標の人には気温が上がるのでキツイですが、3時間半切るくらいになるとかなりの好記録が出そうだなーっていうのは感じました。
実際直前まで海外にいた元彦、スケートでマメと筋肉痛に悩まされた上杉や石田瞭も自己ベストですし。
アップダウンもゼロとはいいませんが、フルマラソンにしてはかなり易しい。
というわけで、好記録が狙いたい人はぜひ!
…潰れたのがもったいない(´・ω・`)
沿道が少なく単調なので、そこが嫌だって人には向かないかもしれません。

【最後に】
シーズン終了ですが、今年度フルは北海道、湘南国際、神戸、ホノルル、熊本城、京都、鳥取と7レースしました。
せっかくなので、順位付けしときます。

☆勾配
京都→熊本城→ホノルル→神戸→鳥取→湘南国際→北海道

京都が別格。熊本城、神戸は最後のつらいところでくる坂がいや。京都、熊本はスタート地点よりゴール地点のほうが高いし。鳥取は坂の数は多い。湘南、北海道はほぼ平。

☆コースの楽しさ
熊本城→京都→ホノルル→北海道→神戸→湘南国際→鳥取

熊本は沿道があたたかい。京都~北海道は単に走る場所が魅力的。神戸~鳥取はコース自体はつ単調でつまらないので、沿道の多さ的に。

☆キツさ
北海道→ホノルル→京都→湘南国際→鳥取→神戸→熊本城

北海道は単に気温。ホノルルは日差しはないけど、暑いし給水の飲み物がマズイ。京都はアップダウン、湘南国際と鳥取はコースの単調さがいやなだけで、好みはわかれそう。神戸も勾配が強いけど西は単調なほうがきらい。熊本はとにかく沿道とエイドがいいから。

というわけで、みなさんの参考になればなーと思います(^ω^)
ではヽ(・∀・)ノ

2013/03/17 鳥取マラソン(uesugi)

2013-03-22 00:04:11 | 鳥取マラソン
鳥取マラソン 2013/03/17

20:08
19:43
20:11
19:39
4:27
前半ハーフ:1:24:08
15:02
19:52
20:40
20:21
9:04
後半ハーフ:1:24:59

計:2:49:07(@4:00/km)


2年生の学年旅行の一環として出場した鳥取マラソンの大会録。

鳥取マラソンの利点としては、
・参加者が少ない上に、スタート15分前頃から目標タイム別に整列するので、スタートのタイムロスが小さい
・参加者が少ない影響もあって、他の大会に比べて入賞ラインは低い、特に一般の部
・折り返しが多く道も狭いので、すれ違うホノマラーを発見しやすい
一方、短所としては、
・会場隣接の駐車場が大きくないので、かなり朝早くいかないと入れず、会場から少し遠い臨時駐車場に停める必要が出てくる
・一部の道路を除き、沿道に人が殆どいないコースが続くので、応援は少ない
などがあげられる。

他に言及できる点として、HPのコース図とアップダウンの感じが全然違い、コース図ではほぼ平坦である30kmまでに小刻みなアップダウンが多く、逆にコース図では登って下る30km以降は割と平坦であった。

<練習>
1月:316.8km
2月:351.4km
3月:193.7km(11/まで)
練習量は安定していて、ほぼ毎日10~15kmのjogやペース走、ビルドアップ走を行い、たまに距離練の日や休みの日を入れるという感じであった。
3月に入ってからは、設定レースペースの4:00/kmで走る練習を意識していた。



<目標>
とりあえあず、どんな調子でも4:00/kmでハーフまで行くことは決めていて、50分を切ることを目指しつつ最低でも自己ベストは出すことを目標とした。
また、学年旅行でのマラソンということもあって、沖縄秋田に引き続き学年トップで帰ってくることも目標とした。


<大会前〜前日>
大会1週間前にややゆっくり目のペースで30km練をしたがそれによる疲労は全くなく、3日前に行ったスケートの後にできた筋肉痛と足のマメが不安要素であった。
足のマメは、2日前に調整として軽く走った時には影響なかったので、特に対策は施さずに走ることにした(結局、レース中も影響はなかった)。
前日は、夕方に飛行機で鳥取に到着し、地方の砦イオンで夕食と買い出しを済ませ、夜は11時には就寝した。


<当日>
5:30に起床。
朝食はおにぎり2つにカステラ、バナナ、どら焼き、そしてみかんゼリー。
みかんゼリーは沖縄→秋田→つくば→勝田とゲン担ぎ。結果的に今回も成功だったので、今後もみかんゼリー最強説を推していきたい。
朝は非常に寒かったが、天気予報を見ると、最低気温1℃最高気温20℃と気温がかなり上がることが分かったので、寒さ対策は何も持っていかず。レース開始前にはかなり暖かくなっていた。
会場付近到着は7;30前であったが、隣接駐車場に入れず臨時駐車場までいったので、会場入りは8時頃であった。
参加賞のゼリーとどら焼きを補給し、軽くアップをしながらスタート地点へ向かった。


【start〜10km】
スタート地点では、西とTBTと'目標タイム2時間40分以内'の最前ブロックの4列目位に並ぶ。TBTの提案で、3人のうちの最下位が禁酒という話になった。
スタートの号砲とともにTBTはものすごい勢いでトラックを駆け出していったが無視し、西の後ろにぴったりつく形で競技場を出た。序盤はひたすら西についていく。5km手前でようやく前方にTBT発見。通過タイムは4:00/kmちょっとと予定よりやや遅めであったが、思ったより楽なので不安はなし。
5km過ぎの折り返しでTBTを抜き、「ここからは自分のペースでペース走するお!」という声を聞いたのでお別れ。かと思ったら、少ししてすれ違った石田(元)に声をかけたときに、すぐ後ろでおなじみの例の声が。ついてくるのかと思ったら、その後、石田(瞭)、松永、亀井、蝦名さんとすれ違うたびに例の声が遠ざかっていくのを聞いてバイバイ。が、TBT最来襲。すごい勢いでもう1度抜き返される。しかし、8km付近の給水地点で手間取っているところをあっさり抜き返し、本当にバイバイ。一連の流れを、西と二人で大いに笑わせてもらった。

【10km〜中間地点】
12km過ぎまでは西とずっと並走していたが、ペースがやや落ちてきたように感じたので、前へ出る。付いてくる気配がないので、ここから一人旅。15km通過時のラップが案の定落ちていたので、ペースアップ。いいペースで走っている人の後ろに暫くついては、抜かしてまた別の人の後ろにつくということを繰り返してどんどんランナーを抜かしていった。
中間点通過はほぼ予定通りのタイムでハーフ自己ベストも更新。ちらっと後ろを振り返って西が約100m後方にいるのを確認した。

【中間地点〜30km】
どんどん人を抜ける上に、湖沿いを走るのが気持ちよかったので、4:00/kmより速いペースを保ったまま走る。ちなみに、この辺りからゴールまで一人にも抜かされなかった。
25km過ぎたあたりで腹が減り疲れを感じ始めるものの、エイドのバナナと携帯していたアミノバイタルを摂取したら回復。
28km辺りの競技場前の交差点で3km組の応援をもらう。元気が出たが、この辺りから強烈な向かい風が吹き始めたのでペースは落ちていく。

【30km〜finish】
30km過ぎの大きな曲り角で再び後ろを確認したら、まだ西が約100m後方にいたので焦る。この曲がり角から第2折り返しまでの約5kmの道が、周囲にランナーが全然いない上に強烈な横風にさらされるという環境の中、これまでのハイペースによる疲労と追いかけられるプレッシャーも相まって、身体的にも精神的にも断トツでつらい時間帯であった。
だが、35km通過で思ったほどペースが落ちていないのを確認し、折り返しのあとで西が潰れたのを見て精神的に回復。足が攣りそうだったのでペースを上げすぎないようにしながらも、50分切りを確信したペースで走る。
さらに、淡々と走るW石田や、腹へって死にそうなTBTに、足はゆっくりだけど表情にはまだ余裕がありそうな松永と次々にすれ違って元気を保つ。そして、41kmあたりでまさかの亀井さんに遭遇(しかも、やたら元気そうだった)。
結局、最後まで足を攣ることもなく、ラストスパートをかけることもせず、無事ゴール。
目標の達成を確信しながらのゴールであったので、つくばや勝田よりも余裕のある穏やかな喜びを感じた。


大会後は、鳥取砂丘でダッシュしたりできるなど、レース後の成長も見られた大会であった。
また、フルマラソン男性一般の部・18~29歳部門で3位に入賞するという嬉しいオマケもあった。
自分のスピード的にもそろそろ記録更新を続けるには限界が見えてきたので、来シーズンのフルマラソンが始まるまでにスピードアップに取り組んで、さらに上を目指していきたい(^o^)