大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

秋田2014 100km (西)

2014-09-30 18:02:42 | 100キロチャレンジマラソン秋田
秋田録(=゜ω゜)ノ
いい走りができなかったぶん筆が進まないので、端的な文章で書き留めていきます。
ウルトラに挑戦する人の参考になれば、っていう思いだけなので、楽しい記事を見たい人はスルーしてください。

【記録】
56:56(10km)-28:58-27:48-27:06-26:47-26:39-31:44-27:33-35:59
27:14-28:31-30:26-27:32-52:39-60:35-31:12-38:26-ラスト10km止め忘れた
エイド休憩、トイレ込み

10時間51分くらい?

【目標】
1kmあたり5'20-30 9時間切りも視野に、9時間半を切れば合格。

【練習】
7月までは月間100km下回るペース。8月半ばから16kmくらいのジョグをベースに練習量を増やした。
9月1週は浦佐、2週に30kmのジョグを3本、3週はダイビングと学年旅行でゼロ、4週はキロ5で8~15kmのジョグ。

【レース前】
練習量に不安はあったが、最大限にコンディションを整えた。疲労もなく、1週間前に発症し、調整ジョグでも最後まで苦しめられた風邪も当日には完治。
今回はカーボローディングも最小限、当日も普段の食事よりは多いものの食べ過ぎないようにしてみた。

【~15km】
5km通過、10km通過で全然タイムが出ない。9時間半は切れるペースなのでそのまま行こうかとは思ったが、向かい風が強かったため、序盤から前の方にいないと後半単独で上げていく走りは限界があると思い、途中から海、クロ、立野あたりとの距離感を意識しながら走った。

【~35km】
単独のときは前を走るクロとの距離感を意識しながら、ポンタと豆腐に追いつかれてからは並走。速いかな、と思いながら、突っ込んだ方がいい記録が出ること、サブ9への望みをつなげたいという思いでそのまま進む。35kmあたりで2人のエイド休憩の短さについていけず、見送って単独走。

【~中間点】
ここで集中力が切れる。足は動くものの、眠さとやる気の減退で今後に不安。(後から気づいたが)猫背だったため上半身が疲れ始めたことに終戦を覚悟。とりあえず中間地点までは気合いを入れようと、その辺のおばちゃんを捕まえてついていく。

【中間点】
森ちゃんとささみーの手の込んだ応援で元気が出るものの、先に進む気が全く起きなかった。サブ9.5を狙える4:45まで休むつもりが、4:47くらいに出発。モチベーション維持用にGPSウォッチを装着。

【~70km】
キロ6を意識してまったり走ってたらGPSいわく5'40くらいは出ていることに気づく。とりあえずそのまま行くことに。ペースは良いのになぜか湧き出てくるやめてしまいたいという思いを必死に誤魔化した。

【~ラスト】
71km、72km、なんでもない道で突然キロ6を超えてしまい、ここで完全に気持ちが切れる。72kmのエイドでリタイアを申し出るもかわされ、以降はせっかくだからとエイドを堪能しまくり、気分転換に川までおりて川遊びをするも効果があるわけもなく、沿道のなんとも言い難い視線に耐えながら次のエイドまで歩き続け、リタイアを申し出るも失敗し…の繰り返し。仮眠を取ろうと道端に寝っ転がってみたけど虚しさが募っただけですぐに立ち上がり、ただただ歩き続けた。途中でラチが空かないと思って炭酸ジュースをガソリンに気が向くまで走り、飽きたら歩く、というのを繰り返した。

【総括】
ただただ辛かった。記録を諦め、リタイアさえ諦めてからは、せめて楽しんでゴールしてやろうと、エイドを楽しみ、沿道の人としゃべりまくり、盛り上げようとパフォーマンスをしたりした。おかげで最後までなんとか完走できたし、楽しかったシーンもたくさんあったけど、今振り返ると虚しさしか湧いて来ない。

【反省】
ロスのないフォームで走ること。上半身が死んだのは致命的だった。
集中力が切れてしまった原因はなんだったのか。エネルギー切れっぽいのかもしれないけど、エイドは毎回しっかり食べていたつもりだし、不思議。
足には余裕があった。ラストスパートでガチダッシュできたし、今も筋肉痛はない。それでもサブ9どころかサブ10を達成できる気がしない。やっぱり一番大事なのは、何がなんでも目標を達成してやろう、っていう気持ちなんですよね。

100キロチャレンジマラソン秋田2014(uesugi)

2014-09-30 15:58:43 | 100キロチャレンジマラソン秋田
100キロチャレンジマラソン秋田 2014/09/28


5km 23:53
10km 23:40 (47:33)
15km 23:50
20km 23:18 (1:34:41)
25km 22:31
30km 22:52 (2:20:04)
35km 22:50
40km 23:46 (3:06:40)
45km 22:59
50km 24:30(休憩3:27) (3:54:09)
55km 22:06
60km 23:32 (4:39:47)
65km 24:05
70km 23:20 (5:27:12)
75km 26:11
80km 26:22 (6:19:45)
85km 37:57
90km 30:11 (7:27:53)
91km 6:19
92km 7:00
93km 6:58
94km 6:44
95km ×××
96km 13:10
97km 6:35
98km 8:58
99km 7:52
100km 5:25

計8:36:54(@5:10/km)



<練習>
5月:351.4km
6月:324.7km
7月:405.8km
8月:476.3km
9月(大会前まで):272.6km

50km以上の練習としては、
8月に55km練(5:15/kmで走りラスト5kmは4:00/kmでスパート)と70km練(合宿、ゆっくりめ)と50km練(平均4:30/kmを切るビルドアップ走)、9月初めに64km練(ゆっくりめ)と数をこなすことができた
50kmを超えても余裕なことが多かったのでかなり自信はついていたが、4:30/kmで走ったときは足を攣りかけるなど疲労度が高かったので、若干の不安はあった
普段の練習内容はレースペースを意識した4:30/km前後での10~15kmjogが大半で、週2程度でスピード練を行っていた



<大会前>
レース1週間前は4度8kmjogをするのみで、1週間前の屋久島トレッキングでの疲労抜きに専念した
2日前から前年同様経口補水液とアミノバイタルの摂取も行い、ウォーターローディング等を意識
食については、屋久島旅行以降なぜか胃袋が広がったのか大食いになっていたので、とにかく食べまくっていた

目標は8時間切り+入賞に設定、そのためのレースプランは以下のとおり
前半:エイド滞在時間を含めた上で5km23分ペースで走り、3:50:00前後で中間地点到達
後半:とにかく5km25分を下回らないように、守って走りながら押し切る
今年は距離練も相当数こなせたので、後半もある程度もつと考えていた(結果、もたなかったが)

<前日>
素晴らしい晴れっぷりの中、角館に到着
大会へのコメントの(へωへ)は、去年の(^w^)よりは改善されたものの、文字間のスペースが無駄に広く横長になっていて、可愛くなかった(へωへ。)
今年も、ゼッケンに(へωへ)を書き込み、さらに上下マークを加えることで、分かりやすさも徹底追及(皆に分かりづらいと馬鹿にされたが、一発で顔だと見抜いてくれるエイドのおばちゃんは去年より増えた!)
他の部屋が停電騒ぎを起こしている中、21時前に早めの就寝

<当日>
1:30に起床、睡眠時間は過去最長、足の具合も良好
朝食は、おにぎり2つ(鮭・こんぶ)・カステラ2つ・バナナ・みかんゼリー・ウイダーインゼリー1本と去年と全く同じ、満腹になる
胃腸薬とアミノバイタル4本という去年同様装備に加え、今年は鎮痛剤も携帯
宿からの送迎バスで3:10過ぎと早めの会場入り
今年は人数が多かったこともあって、スタート直前までみんなでワイワイできて良かった

【start~10km】(47:33)
クリスタルランナーゾーンの3列目ほどから、まっつんさん小谷さん西クロ立野と一緒にスタート
今年はすぐ孤独走になることはなく、2,3人と並走しながら進む
5km通過も、10km通過も予定より遅めだったが、最初の10kmは明らかに長かった気がする(並走していたおっちゃんが、看板くらい正しく置け!!、と怒っていた)

【10km~20km】(47:08)
エイド2でアミノバイタルを摂取
エイドでは例年通りスポドリ・水は必ず摂取し、バナナ・ご飯・オレンジ・りんご・なしを適当に食べるという感じ、ただ、序盤の食べる量はいつもより少なめだった
結構早めに走っているつもりだったのに、依然ペースが予定より遅めだったので、内心少し焦りが出てくる

【20km~30km】(45:23)
エイド4でアミノバイタルを摂取し、トイレ小にも寄る
しかし、この区間は、応援組の車に出会ってテンションが上がったこともあって、早くなっていた
ただ、応援組の車に後ろからクラクションを鳴らされたときは、一瞬何事かとびっくりしたが笑
このあたりのコースの記憶は毎年薄いなーと思いながら、淡々と走り抜ける

【30km~40km】(46:46)
エイド6でアミノバイタルを摂取
35km付近でまさかのアクシデント発生、後ろのゼッケンが落下(沿道の方に教えてもらいすぐ気づけました)
止まって付け直すロスはしたくなかったので、走ったままTシャツを反転して前で付け直し、またTシャツを反転しなおすことにより、ロスすることなく成功
このあたりから、ペースが上がってきたせいか足が徐々に疲れてきて、峠の下りで足が痛くなりそうな予感がしたので、鎮痛剤をエイド7にて投入
ここのエイドのぜんざいと豚汁を楽しみにしていたのに、何もなくてショックを受けた(ほかの人の話によると味噌汁があったらしいが、自分の到着時にはまだ準備されていなかった)
去年峠の上りで追い抜き下りで追いつかれその後並走したランナーに、去年と全く同じ地点で出会う
思わずテンションが上がって、少し会話をして追い抜いていった(後ほどまた再会する)

【40km~50km】(44:02+中間地点で休憩3:27)
鎮痛剤の効果のおかげか、今年は下りで足が痛むことなく快調に下っていく
しかし、42km過ぎで一人ランナーを抜いたあと、一人もランナーを見かけなくずっと孤独走だったので、精神的には少し辛かった
応援の2女二人に出迎えられて中間地点到着
途中車で追い抜いてきた後続の様子を聞き、(へωへ)のうちわで応援されて元気を貰う
トイレ小を済ませ、ウィダーインゼリーとアミノバイタルとバナナを猛スピードで摂取し出発

【50km~60km】(45:38)
去年50~55kmでとばしたことで疲れた反省から、抑え目に走ったつもりが、さらに速くなっていてびびる
57kmあたりでアクシデント再び、謎の腹痛に襲われる
お腹を強く抑えながら走り続けることでやり過ごし、何とか回復した

【60km~70km】(47:25)
エイド11でアミノバイタルを摂取
途中現順位が7位だと教えられ、さらに中間点以降、去年の神宮24hでも活躍していたスーパーランナーとデッドヒートをしていたことでやる気が漲っていたので、前回失速したこの区間もペースを維持して走り続けられた
が、徐々に限界が近づいてきてもいた…

【70km~80km】(52:33)
70km手前の坂から急激にしんどくなっていて、70kmの看板が見えるまでは頑張れていたが、看板過ぎたあたりから少しペースを落とし始める
そして、エイド14を出発した直後あたりで、急に体に力が入らなくなり、エネルギー切れ状態のようになったため、歩きが混ざり始めてしまう
まだ、何とか平均キロ5ちょっとをキープしていたので、時々歩いて休みつつもなんとか進んでいく
死にかけ状態でエイドについてるのに、「涼しい顔してて、若い子は全然疲れないのねぇ」とエイドのおばちゃん達に言われ不思議だった

【80km~90km】(68:08)
次々と元気なランナーに追い抜かれていき、入賞圏外になったところでやる気を完全に失いつつも何とかエイド16へ
酷い空腹状態であったので、このエイドで長居をし握り飯やオレンジ・梨やバナナを食べまくった
10分近く滞在し、流石におばちゃん達に急かされ始めたので出発
エネルギー切れ状態はある程度回復し、また峠で出会ったランナーに追いつかれて会話し少し元気をもらったので、しばらく走り続けたが、体全体はやっぱり辛かったので、歩きと走りの繰り返しを再開

【90km~100km】(68:59?)
ラスト10kmは頑張ってみようかと思って最初の坂は一気に走ったが、上りきったところでいっぱいいっぱいだったので、完全に終戦
あとは、下りをちょっと走ってみる程度で、ひたすら歩きまくった
順位が22位まで下がって、飛び賞(24位)を狙うことも考えたが、そのあと後ろに全くランナーが見えなかったので、諦める
ラスト3kmとラスト1kmのところでは最後だと思って走ってみようとしたが、歩きから走りに切り替えようとすると両足を一気に攣ったので失敗
それでも、商店街に入ったところからはゆっくり走れて、最後は2女二人に出迎えられてゴール!
一応、自己ベスト更新ではあった



3度目の秋田は、終盤に撃沈し、目標(サブ8&入賞)には遠く及ばない結果となり、非常に悔しいレースでした
今までの秋田が上手くいきすぎていたので、今回は良い失敗経験になったと思います
純粋に目標に対して力不足であったことが原因ではあるけれど、100kmでは目標達成が困難になったときに走り続けられないということを身を以て体験できました
次こそは、サブ8できる実力を身につけてレースに臨めるように、練習をしっかり継続していきたいです

また、今回は非常に多くのホノマラーと共に秋田にやって来れて、とても楽しかったです
ゴールにホノマラーがやってくると本当に興奮して、自分の疲れも忘れて出迎えに飛んでいけました
残念ながらリタイヤだった人には、各自思うところはあるだろうが少しでも100kmを楽しいと感じたならいつかまたリベンジして欲しいと、個人的には思っています
そして、応援の二人には感謝の気持ちでいっぱいです、本当にありがとう!!!
いつも言ってるけど、100kmでは本当に応援が力になります

今回でもまだ秋田完走は3回目ということで、クリスタルランナーへの道のりはまだまだ遠いし、来年は参加できるか全然分からないが、このレースをまた走りたいという気持ちは強くあります
ということで、秋田よ、また来年(へωへ)