大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

CCC 2019 完走記 あとがき(もり)

2019-09-16 19:23:55 | UTMB
以下、装備等の記録・感想を本当に雑多に記します。


①装備

・必携品(揃えるの大変でした。お金…。)
ザック…サロモンADV SKIN 8(本当は容量10Lは欲しかったんだけど、全然合うサイズがなくて止む無く8Lのウィメンズモデル。ポケットも多いし、揺れないし、とても使いやすかった。ザックは同じサロモンを使っている選手が一番多かった。)
ビーカー…200mLの小さい水筒(寒かった時に温かい飲み物入れられるかな?と他の人のブログを参考にした。結局、ほとんど使わなかった。)
ライト…Black Diamond Spot 325ルーメンのやつ(New)と、250ルーメンのやつ(信越の時から値段は同じでパワーアップしてる!と思い同じモデルをもう一つ買う。確かに明るいし軽いけど、説明書に記載の点灯持続時間は嘘。一晩で必ず1回は電池交換必要です。)
レイン上…モンベル トレントフライヤー(ストライクトレイルフーディは薄くて心配だったので、GOREにしました。出番なし)
レイン下…TNF ストライクトレイルパンツ(出番なし)
レギンス…ミズノのあたたかいタイツ(出番なし)
キャップ…レイドライト ひらひら付き(途中で落とす)
セカンドレイヤー…パタゴニア キャプリーン・クール・ライトウェイト(これだけで夜も寒いってほどじゃなかったし、日が昇ってからも脱ぐほど暑くならなかった!生地が薄くてやわらかくてとてもよい~)
防水グローブ…サロモン BONATTI WP MITTEN (ミトンタイプの薄いけど完全防水のやつ。悪天時は更に下にモンベルの薄手のグローブを装着する予定だった。出番なし)

・寒い時用
サードレイヤー…パタゴニア キャプリーンサーマルウェイト(うすいけど裏地がふわふわで、速乾性もあってよさそう。出番なし)

・他
ポール…SINANO

結果:
天気がよくて気温も低くならなかったので、レインウェア上下、あたたかいミッドレイヤー、あたたかいタイツ、わざわざ現地調達したビーニーは一切使わず、結果ただの重りになってしまった(笑)
でもコンディション悪かったら、完走できてなかったし、本当によかったと思う。
装備は寒かった時のこと考えて、慎重に、ケチらず選んだので、今回使わなかったものも今後活用したい(´;ω;`)!


②補給


持ち物:()は実際食べたもの。
 山より団子×1(食べず)
 エネモチ×2(0.5個)
 えいようかんシリーズ×3(2個)
 アスリチューン×7(4-5個)
 マグオン×1(1個)
 塩タブ(DNSイオンチャージ)(5粒くらい)

エイド:
食べ物は、結構いろいろ置いてくれていた。パン、チーズ、サラミ、チョコ、パウンドケーキ、ビスケット、ドライフルーツ…充実してはいた。
けど、疲れた身体でも食べたいって思えるものは、個人的にはなくて、結局バナナ、オレンジばっかり食べていた。
やっぱり、日本の大会の方が食べ物も飲み物も口には合っていた。蕎麦、おにぎり、カレーとか、食べたくなるんだよなぁ。
こればかりは仕方ないし、CCCはドロップもないので、自分が食べたいものは、背負っていくしかないかと…。
飲み物は、スポドリは絶望的にまずかった。コーラや温かい飲み物も毎回のようにおいていた。
(エイドの中身は関係ないけど、サポートしてくれる人たちがみんな温かかった!
どんなに変な時間でも、必ずハイテンションで迎えてくれて、本当に元気づけられた!
ホスピタリティ◎)

結果:
信越五岳110kmの時は、ジェルを10kmに1つで、ずっと食べ続けられたけど、
飛騨高山100kmでは、後半ジェルすら食べたくなくなったことから、あえて固形食を多めに背負っていったけど、
結局後半は、餅(エネモチ、山より団子)を食べる余裕はなかった(´;ω;`)
ジェルはアスリチューン中心で、エイド間で余裕のあるタイミングで食べるって感じで、後半まで食べれたので、持っててよかった!

中でもよかったのは、ようかん系!【井村屋のえいようかんシリーズ】は1個で200kcal前後摂れてとてもエネパがよいし、負担にならない(^o^)
最後のフードエイドでも、抹茶チョコようかんは、抹茶が爽やか美味しく食べれました(^o^)

(反省:
100kmだから前半食べれていれば、後半の補給は適当でも、身体は動くことはなんとなく分かっていたので、そんなに無理して食べることもなかったけど、
もっと距離と時間が長かったら、そうも言ってられないんだろうな…
疲れてきてからも食べれる補給食を見つけるか、食べるトレーニングをするかは、依然必要がありそう。)


③コース(総括)

コースはこれまでで一番厳しいものだったけど、それ以上に景色が最高で、変にテクニカルなところはなくて、素晴らしいコースだったと思います。
途中しんどくもなったけど、幸い完全に潰れることもなく、わりと終わった瞬間にすぐ美化されました。
つらかったところばかり書いてしまったけど、ちゃんと楽しかったです(笑)
走力がある人たちにとっては、もう最高に楽しいと思う、そんなコースです。



感想


行くまでは、結果はどうなろうとこれで一区切り、人生そろそろ現実見よとか
終わったあとすぐは、だいたいMont Blanc周りの雰囲気は分かったし、他の国のいろんな山も見たいな、とか
それぞれホントで、そう思う自分も居るのですが、

CCCを完走こそしたものの、全然練習もできていなかったし、レースの中身もほんと情けなくなるような
ポンコツそのものだったなぁって、完走したときは満足だったんだけど、振りかえると悔しくて…

何より、トップランナーや、TDS、PTL、UTMBといったもっと過酷なレースを走りぬいた人たちが、めちゃくちゃかっこよくて、素敵すぎて…

最終日UTMBとPTLをゴールする人達を応援していたのですが、
ゴールした瞬間感涙する人(素敵すぎ)、仲間に迎えられてみんなでゴールする人(これすっごい楽しそう)、
待っていた子供と手をつないでゴールする人(これほんと尊かった)、誇らしげに国旗を掲げてゴールする人、ふらふらになりながらも力をふりしぼり走り切る人…
ひとりひとりいろんなドラマがあって、みんな誇りをもって走っていて、とても感動的でした…

そして、国や順位、時間帯に関係なく、街にいる人みんなが、大会に関わる人みんなが、熱い称賛を送り続ける、
この雰囲気はさすが世界最大のレースであり、間違いなく世界最高で…

帰るころには結局、
「いかなる形であれ、また違った形でUTMBに参加したい!シャモニーに戻ってきたい!!」と思うに至るのでした。
仲間とグループで来てみたいな~とか、思ったけど、
UTMBのレースは、まずエントリー資格を得る(保つ)のも大変だし、エントリーできても倍率は高いし、
参加申し込み者の増加に伴い、仕組みも年々変わってるし…で
「行きたいときに、行きたい人と、行けること」が本当に難しいのです。
今回、私は「資格あるし、相方について行くならついでに走れないかな?」とふらっと申し込んで当たったわけですが、
ものすごく幸運だったことを実感しました(しかも、なかなかないであろう絶好の天気)。

本当に贅沢で、夢のような時間、光景、体験でした。

次、シャモニーをUTMBで訪れるのは、何年先か、仲間と一緒か、家族と一緒か、どんな形になるか分かりませんが、
可能であれば私自身も走って参加したいし、そのためにもこの先も走り続けたいと思うのでした。
年1くらいで100km前後のレース走って、エントリー資格維持するくらいはしないとな…
今回のたくさんの反省点を踏まえつつ、多分これからもスピードを追及することはせず、
もっと余裕をもって、より楽しんで走れるようになることを目標に、のんびりトレランを続けたいな!!

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