大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

秋田100km 2014 (たまる)

2014-10-16 10:49:57 | 100キロチャレンジマラソン秋田
完走録、もとい感想録。
昨年の途中リタイアの悔しさを晴らすべく出場。

~0km 12秒
~10km 64:30
~20km 59:48
~30km 60:20
~40km 59:26
~50km 61:54
~60km 65:10
~70km 80:37
~80km 76:41
~87km 71:19 (9:59:59 以降タイムなし)
finish 11:51:37

練習
合宿頃から走る距離を長くする意識をし始めた。とはいっても距離練を何度もするモチベーションは起きなかったので、距離練は8月中旬の川越練一回のみ。浦佐があったので、スピード練もするようにはしていた。
一週間前から疲労抜き。9月は大会直前までで210km。

前日
朝の新幹線の中で駅弁。二年連続で食べている弁当だったので今年も食べられてよかった。
昼は盛岡行って、わんこそば食べてる人を応援しながら天ぷらそば。
角館で受け付け後は、前夜祭でいろいろ食べつつ、宿で鶏そぼろ弁当とヨーグルトも食べた。
準備をダラダラしていたら、就寝は10時30分頃。

当日~スタート
2時過ぎ起床。ぶどうパンとカステラを食べて3時前に出発。3時30分頃会場着。ヴァーム(ゼリー)を摂取。中間点には、帽子、アミノバイタル(ゼリー)、OS‐1を送った。服装は一昨年と同じく、半袖、半ズボン、靴はウェーブエアロ。ポケットには一口サイズの塩羊羹をいれておいた。
予定としては、キロ6で進めるとこまで進む、という大雑把なもの。中間地点を5時間切れたらいいなと考えていた。



スタート~15km
K田さん、ぽんた、うみのおっさんトリオと一緒にスタート。が、みんな速すぎ。ついていく気にもなれず、いきなり孤独走。周りの人も速いが、自分のペースを守るように心がけた。そんなわけで、どんどん人に抜かされる。
7km付近で女神に颯爽と抜かれた。タイム的にはキロ6を切っていなかったが、エイドの休憩とかあるので、走っている部分はキロ6弱だったと思う。なのであわてずにそのまま進んだ。

15km~35km
ひたすら孤独走。向かい風で萎える。脚の様子をみつつ少しずつペースを上げる。
後ろから誰か来ないかなと思いつつ走るが誰も来ない。こんなところ走ったっけみたいな場所ばっかり。

35km~中間地点
いよいよ始まった本格的な上り。とはいっても平坦になったり下りがあったりするので、高低図ほどのインパクトはないのかも。ただ過去二回歩いているので、今回は歩かないことが目標。楽なフォームを意識して走ったためか走りきれた。頂上の私設エイドでコーラを飲んで、下りへ。下りのほうが単調すぎてつまんなかった。
中間地点のエイドでちょうど5時間。応援の二人が出迎えてくれた。前後のホノマラーの情報を聞き、初めて位置関係を把握。アミノバイタルとOS-1を摂取して、帽子をかぶってサクッと出発した。

50km~60km
ここまで予定通りすぎて怖いなあ、とか思いながら走り始めると、右脚のハムが張っていることに気づく。ところどころで止まってストレッチしながら進んだ。55km~は異様につらい記憶しかなかったのでおそるおそる進んだらそんなにつらくはなかった。ラップタイムは落ちてるけど。

60km~80km
60kmすぎのエイドは昨年のリタイア地点。少し感慨深い。昨年はクッキーがあったけど、今年は置いてなかった。脚の張りが気になるので止まって走ってを繰り返した。65km地点のエイドにマッサージコーナーがあったので、マッサージをしてもらうもあまり効果は出ず。目標ゴールタイムが下方修正されていく。
エイド間が4kmくらいあって、毎回絶望していた。

80km~90km
このあたりから、脚の張りよりも内臓の不快感を気にするようになった。走れなくはないが走ると気持ち悪くなりそうな感じ。歩きも交えるもゆっくりとしか進めない。89km地点のエイドで、お湯をもらって塩を溶かして飲んで10分くらい休憩した。お湯に塩を溶かすというのは、奥熊野で脱水になって歩いていたときに、他のランナーに教えてもらった技。
残りのエイドでもお湯をもらって飲んだ。

90km~
90kmの坂は短くて急なイメージしかなかったけど、思いのほか長くてとぼとぼ歩いてた。そしたら、ほーりーに抜かれた。ずっと孤独走だっただけに嬉しかった。のと、負けるのは嫌だったのでついていった。次のエイドで取材を受けてる彼女を置いて先に出発。ほのまらーに会えて元気が出てきたので、12時間切りを目標に設定しなおした。あとはほーりーに追いつかれないかどうか確認しながら走って、ラストスパートしてゴール。 



まとめ
秋田の13時間という制限時間は決して楽ではないし、全体の完走率も60%を切っていて高いとは言えません。完走しやすい大会ならほかにもっとあると思います。でも、素晴らしい大会であることは間違いないです。秋田に毎年出てるという人がいるのも理由がわかります。

個人的な反省点は自分がどのくらいのタイムで走れるのかわからなかったために前半の設定しかしていなかったという点。絶対に目標を達成するぞ、という気持ちがないとつらくなったときに弱いですね。前半と後半で別々に目標を設定すると、気分が変わっていいのかも。まあ、目標の立て方とか精神的な部分は人それぞれだから、必ずしもこれがいいという方法はなさそうですね。

100kmは、普段走らないような距離だからこそ走ってみないとわからない部分が多く、他の距離にもまして経験が重要になるのだと思います。その分、今回秋田を走った人は何かを得たと思うのでそれを次につなげてほしいなと。また走るもう走らないは個々人が決めることではあるけれども。
それと、これから走ってみたいという人は、この大会録のようなもので少しでもイメージが持てるといいんじゃないですかね。このページがつくられたそもそもの発端も二年前の秋田なので。経験の共有という場としても、大会録がもっと活性化されるといいな、と勝手に思っています。

思いつくままに書いたので役立つ情報は少ないかもしれませんが、えちごくびき野の大会録もかこうと思っているので、秋田はこんなところでおしまいにします。
面白い大会録はまだ書いてない人に期待しましょう

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