よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7

2023-02-08 22:29:39 | マイ カメラ ヤシカ
 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7


 最近昔の中級一眼レフの人気がダダ下がりのようです。
デジカメの中級機と雰囲気がかぶるのに加えて
伝説・神話・レジェンドが乏しいというのもあるようで。
コレクションにもなりにくいのでしょう。

今回はマイナーですがコンタックスRXⅡを選択しました。
中級機といいましても2002年の発売時でも132,000円も
しておりましたが(^^;)。
ちなみに初代のRXは160,000円ナリ!
さすがはコンタックスでございます。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F8 AE プロビア100F

 有名な建築家である村野藤吾さんの設計された宝塚市役所です。
村野さんはかっちょ良い建築物をたくさん手がけられておりますが
実用的な建物が多いので解体されたりするものも多いようです。
今のうちに撮影しておかねばですね。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 長年神戸港の常連さんだったぱしふぃっくびいなすも
今年一月でクルーズ就航終了となりました。
おふねファンとしましては寂しいかぎりです。

ところが幸いなことに神戸港を出港するぱしふぃっくびいなすの
お見送りクルーズに当選することができました!
出港するぱしふぃっくびいなすを船上からお見送りできるという
素晴らしい状態なのです(^^)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 ぱしふぃっくびいなすに先行しまして出発しました
クルーズ船ボーボー号よりかっちょ良い赤いクレーンのふねを
撮影です。ツァイスレンズの赤は素晴らしいですね(^^)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F2 AE プロビア100F

 ボーボーは全速力?で先行して
神戸港バックに出港するぱしふぃっくびいなすの様子を撮影させてくれました。
外洋クルーズ船てけっこう速いですからね。
航行中の写真て撮影機会が少なかったりします。
どこから見ましてもかっこいいですね。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F2 AE プロビア100F

 いよいよお別れの時がやってまいりました。
船上のスタッフの方も「さようなら~!!」と手をふってくれております。
おふねの出港というのはドラマチックなものですが
神戸港最後となりますと・・涙がとまりませんね(TT)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 すっかり日も落ちたモザイクをAEで撮影です。
ふだんはここまで真っ暗になるまで待たないのですが
ぱしふぃっくびいなすをお見送りしていたので仕方ありません。
相変わらずのスカしまくった夜景でございますね(^^)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 またまたスカしまくった夜景の日本丸です。
いつもは撮影しない真っ暗バックの夜景で
いささか辟易であります。それでもプラナーの
コントラスト表現力が出ているでしょうか(^^;)?


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 昔は単色だったライトアップもすっかりいろいろな
カラーが楽しめるようになりました。
夜景撮影には圧倒的にデジカメのほうが楽なのですが
色の深みということではやはりポジフィルムが嬉しいですね。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 厄除けで有名な多井畑厄神さんの御神輿でございます。
テカテカキラキラで誠にありがたいですね。
プラナーらしいグラデーションがおしげもなく
発揮されております。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

廃園になりました多井畑幼稚園のタイル壁画です。
子供たちの楽しい笑い声がもう聞けないというのは
寂しいものですね。

ソニーやコシナがツァイスレンズを大安売り・・
あわわ、当たり前のように市場に提供してくれたおかげで
手軽?にツァイスブランドのレンズを楽しめるように
なりました。それでもヤシコンのツァイスには
やっぱり「当時の空気感」があるような気がするのです。
もし可能であればフィルムとヤシコンボディで撮影されることを
おすすめいたします(^^)。


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オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B

2023-01-19 08:25:50 | タムロン交換レンズでワンダフル
 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B


 今回はひさしぶりに135mmの単焦点です。
最近すっかり高倍率ズームに含有されて影がうすくなっておりますが
標準ズームの範囲が24mm~80mmくらいが多いですから
新鮮に見えるかも?と提案させていただく次第です。

このタムロン135mmF2.5は最短撮影距離が1.2mと短いのが
ウリでした。青い堀文字で刻印された「CLOSE FOCUS」
の文字が誇らしげですね(^^)。


 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B F8 AE プロビア100F

 山陽電車滝の茶屋駅の壁画です。
眺望が良くて有名な駅で、この絵の雰囲気があながち誇張ではありません。

私のセカンドマスター焦点距離は100mmですのでちと
画面構成に苦労しております(^^;)。


 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B F8 AE プロビア100F

 壁画にも描かれています3000系シリーズの山陽電車です。
ここのところこのファミリーは次々と新型車両におきかえられておりますので
現役バリバリのうちに撮影しておこうという次第です。

鉄道写真でこのようにがっつりと車両に影がかかっているのは
外道なのですが、私はニセ鉄ちゃんなので意に介さないのです。
今というときは今しかないので(^^)。


 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B 開放 AE プロビア100F

 F2.5という開放F値は2.8よりも少しく明るい?
はずですが、実用上はまったくわかりませんな。
発売当時(1979年・昭和54年)はピンからキリまで
各社135mmF2.8のレンズをラインナップしておりましたから
少しでもカタログ値を飾りたかったのでしょう。

寒風にもふもふ化しておるふくら雀です。
最近雀が減っておるそうですが。
ただヒヨドリやメジロやらは増えてる気がします。
公害が減って耐性の強い雀以外が増えてるから良いじゃんと
考えたりしますが実際はどうなんでしょうね?


 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B 開放 AE プロビア100F

 雀といえば今は「すずめの戸締り」です。どうみても劇中の「後ろ戸」
なのですが、「神戸洋家具」の「次世代神戸家具クリエーター」の
作品展示だそうで。

明石海峡大橋をバックにて・・狙いすぎではないでしょうか(^^)?
波浪をみてうただければおわかりのようにすごい強風で
だあれも撮影などしておられません。


 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B F8 AE プロビア100F

 つれづれなるままに足をのばしまして大丸にまいりました。
こちらのドアはいかにも「洋家具」という感じがいたしますね。
もっとも場所が場所なので「トマソン」化しておるのは
やむをえませんが(^^;)。


 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B F5.6 AE プロビア100F

 たらたらとハーバーランドまでやってまいりました。
BE KOBEと比べましてもドアは人気がありませんね。

純粋にドアだけでなくメイドさんですとかイケメン執事さんとか
萌え要素も足してあげたほうが良かったのでは(^^)?


 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B 開放AE プロビア100F

 元町商店街のゆるキャラもとずきんちゃんです。
クリスマスの装いがかわいいですね。

けっこう暗めのライティングでしたので開放での撮影です。
昭和レンズらしくきちんともへもふ化しておりますね。


 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B 開放 AE プロビア100F

 コロナをものともせず南京町は賑わっております。
生誕154年ということは・・江戸時代からあるので!
空襲にも震災にもめげず。レジェンドな町だったのですね。

一応三脚は立てたのですが、残念ながらブラしてしまいました(^^)ゞ。



 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B 開放 AE プロビア100F

 最短撮影距離での撮影です。
絞りも開放でほえほえの描写です。
でも被写体がえびす様ですから雰囲気ばっちりでしょう?


 オリンパスOM-4Ti タムロン135mmF2.5 03B 1/250 F5.6 プロビア100F

 ハーバーランドで兵庫県警察年頭視閲式の予行が行われていました。
白バイ隊員の方が鬼教官?のような人の指導のもと
パフォーマンスされておりました。
こんな白バイさんたちに追いかけられたなら
抵抗する気などまったくなくなりますね(^^)。

 今回の135mmは開けてもへもふ絞ってかっちりの
典型的な昭和レンズでした。

期待の接写性能はそれほどではありませんでしたが
タムロンのアダプターでいろいろなカメラで遊べますから
押さえておいても良いかもですよ。



 
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ニコンF E35mmF2.5

2022-12-14 21:41:26 | ニコン交換レンズでワンダフル
 ニコンF E35mmF2.5


 日本人というのは島国に住んでいるせいでしょうか?
「これだけの広さとコストでやりとげろ!」とか制限を
かけられたほうが燃えるというところがありますね。
そしてそれを完成させると鬼評価みたいな。
たとえフリーダムにつくられたもののほうが絶対的に優秀であっても。

ニコンシリーズEレンズ35mmF2.5のご紹介です。
もともと割り切りまくった「リトルニコン」であるEM用の軽薄レンズです(^^)。
縛られたことに快感を覚えてしまうMな私には萌えもえです。


 ニコンF E35mmF2.5 1/125 F5.6 ベルビア50

 素材がプラスチッキーなのでニコンにしては軽量で
150gしかありません。OMが本妻の私としては
それがどうしたレベルの重量ですが(^^;)。
でもスポーツカーと一緒で軽量さも重要なスペックです。
ちなみに同門のAiニッコール35mmF2.8は
レンズ枚数も同じ5群5枚ながら240gです。
E35mmが90gも軽いとは・・・

最短撮影距離30cmでの紅葉です。葉脈までミチミチで
さすがはニコンレンズといったところですね。


 ニコンF E35mmF2.5 1/125 F5.6 ベルビア50

 うってかわってこちらは無限大で夕陽の撮影です。
水平線のシャープさはさすがは(以下同文)。

本チャンのニッコールと比較しますとコーティングも
ずいぶんとはしょった見かけなのですが
逆光にも負けずに描写してくれております。


 ニコンF E35mmF2.5 1/30 開放 ベルビア50

 先日神戸で開催されましたハービー山口さんの個展です。
なんと撮影してもSNSにアップもOKだそうで。
懐の深さに感動であります。ありがとうございます(><)。

室内には雑誌に載せられておなじみの作品の
オリジナルプリントが惜しげもなく。
被写体が若き日のトップスターばかりですごすぎです。

開放絞りなのですが結構周辺落ちしております。
少しく樽収差ですかね。


 ニコンF E35mmF2.5 1/30 開放 ベルビア50

 こちらも有名な婚姻前のダイアナさんです。
ハービーさんがその場に居たというだけでビビります。

早くも購入シールが付いておりますね。


 ニコンF E35mmF2.5 1/30 開放 ベルビア50

 最近ますます勢いにターボのかかったポケモンです。
ネット時代になり全世界を制覇する勢いのようで。
私も現在ポケモンカードにひぃひぃいわされております(^^;)。


 ニコンF E35mmF2.5 1/125 F5.6 ベルビア50

 通常なら開放F値は2.8ですが本レンズは2.5表示です。
はっきり言って2.8との違いなどわかろうはずもない
レベルなのですが、どうしても引けない一線だったのでしょうか(^^)?


 ニコンF E35mmF2.5 1/125 開放 ベルビア50

 懐かしき昭和のククポーレ看板です。残念ながらもはや引退されてますが。
播州ではけっこうな実力派のパン屋さんです。
ククポーレというのはクックーポーという鳩の鳴き声なのかしら?


 ニコンF E35mmF2.5 1/125 開放 ベルビア50

 三木の葵鶴という造り酒屋さんです。
いただいた原酒がおいしすぎてついついのみすぎて
しまいました(^^)ゞ。
これから年末です。みなさんもお気をつけくださいましね。

背景のロゴの描写にちょっと二線ボケ感がありますでしょうか。


 ニコンF E35mmF2.5 1/125 F4 ベルビア50

 三木鉄道のウルトラマン電車3000系です。
老朽化で廃車もまじかに迫っておるようです。
くたびれまくったアルミ車体が郷愁を誘います。

この車両が出た当時は冷房車両がまだまだ珍しく
3000系がまいりますと「やったぜ当たりだ!」
感があったのが懐かしいですね。


 ニコンF E35mmF2.5 1/125 F4 ベルビア50

鈴蘭台駅でタキシング中の1000番台車両です。
上記の3000番台より旧式に見えますのに
ピカピカで反射がまぶしいですね(^^)。

今回もEレンズの軽量感でずいぶんとテンション高く撮影できました。
しかしながら通常のAiニッコールの立場がなくなるような気も。
EシリーズレンズはAi対応ですので機会絞り連動できる
Fマウントデジタル一眼ならフルサイズで使用できます。
価格も実にお手頃なのでおすすめですよ。

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ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8

2022-11-12 23:25:58 | ペンタックス交換レンズでワンダフル
 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8


 最近若い方々の間でデジカメにアダプターをかまして
オールドレンズで遊ぶ・・という表現が密なブームのようです。

レンズ設計者が血の汗流し涙もふかずに提供された
デジカメ用のレンズは「よく写りすぎてつまんねえ!」
というわけですね。

まあ、かつてはジャンク扱いだったオールドレンズが
表現の手段としてサルベージされているというのは
誠に喜ばしい限りであります(^^)。

そこで今回おじさんはスーパータクマー105mmF2.8を
ご紹介いたします。さて、オールドレンズファンの方にウケル写真
が撮影できますでしょうか?


 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8 1/1000 開放 プロビア100F

 秋といえばコスモス、秋桜でございます。
105mmとなりますとほっといても背景も前景も
ボケた写真が撮れますので簡単にほえほえできます(^^)。


 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8 1/1000 開放 プロビア100F

 今回は意識して開放で撮影してみましたが
こんなにフワボケになるとは予想外でした。
お宝発見感がすごいです。\(^^)/。


 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8 1/1000 開放 プロビア100F

 花の撮影ですとたいがいはベルビア50を使いますが
今回はプロビア100Fでした。なので
1/1000秒が最高速度のSLではオーバーオーバーです。
おじさんのベルビア脳ではめったに撮らない雰囲気の写真ですが
ケガの功名でフォトジェニックになりましたです。


 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8 1/250 F5.6 プロビア100F

 中望遠105mmの圧縮感は人間の
注視感と相似なのでこういうときは
画面の整理がカンタンなので重宝いたします。
なんか最近「カンタン」ばかりに
走っている気もいたしますが・・(^^;)。


 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8 1/1000 開放 プロビア100F

 秋といえば次はキノコです。
この年になって不思議に思うのは
キノコってこんなにそこいらじゅうに生えてましたっけ?

子供のころには
ぜんぜん気にしてなかったのですが・・
見つけられてなかっただけでしょうか?


 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8 1/250 F8 プロビア100F

 すっかり少なくなってもうすぐ全廃の
神戸市営地下鉄1000系です。
地下鉄なのに山の上の高架を爆走しております。

基本的に通勤電車なので新聞記事になるような
盛り上がりはありません。
須磨ニュータウンの主役でしたから感慨深いですね。


 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8 1/250 F8 開放 プロビア100F

 秋といえばハロウィン=かぼちゃ灯籠です。
最近すっかりおなじみになりました。
ネタがかぼちゃなので実はコスパが高いのも
ポイント高しです。
おまけに被写体としてもなかなかですしね。


 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8 1/250 F5.6 プロビア100F

 池のはたに佇むサギさんです。
なぜかこの手の鳥さんは近づいてもあんまり
にげません。おそらくは近場のカモなどよりも
食べてもおいしくないので人に狩られる経験
が少なかったのかな?と思ったり。


 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8 1/250 F8 プロビア100F

 お城ではジミジミな明石城もこの角度でみますと
立派なものです。下の親子さんと比較しましても
結構なビッグスケールですね。
前の芝生広場の気持ちよさも特筆ものです。


 ペンタックスSL スーパータクマー105mmF2.8 1/250 F8 プロビア100F

 明石名物タコの菊人形です。
まだまだ菊の花がつぼみ状態で
「撮るんまだ早いわっ!」
といわれてしまいそうですが(^^;)。

ネットなどではタクマー55mmF1.8が
オールドレンズ遊びの入門機として紹介されてますね。
今回の105mmはF2.8と少しく暗いですが
コスモスのようなボケ写真が3倍簡単に撮影できます。
特にスーパータクマーならシングルコートですから
カビの生えてるのも少なくておすすめですよ。


 



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ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ

2022-10-12 23:27:00 | その他いろいろとワンダフル
 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ


 ここのところ物価高で消費意欲が萎えております。
半分以上はプーチンのせいですよ。まったくモー(▼▼;)。

昔は情熱はあるけどお金はないなあ。といった
カメラ小僧の味方だったシグマやタムロンといった
レンズメーカーも最近すっかりプレミアム路線に走っておりますな。

それ自体はむしろ歓迎したいところですが
お値段が高くなるのはやっぱりいただけません。
そこで今回は「ブランドちゃうけど性能で勝負!」
の心意気だったキロン105mmマクロに登場していただきます。

名前だけみますとガメラに出た包丁怪獣のようです。
でもガメラの濁点をぬけばカメラになりますね。
おお、「カメラ対大悪獣キロン!」
キロンの悪獣ぶりやいかに(^^)?


 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ プログラムAE ベルビア50

 ボディはミノルタX-700シルバーです。
私のシルバーはAEロックがついているのが自慢です。
キロンには最小絞りロックこそないものの
ちゃんとMD爪がついていてプログラムでも撮影できます(^^)。


 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ プログラムAE ベルビア50

 雨あがりの水滴です。最近はやりのテーマですね。
レンズ単体で等倍撮影が可能で、この時代のレンズとしては
なかなかにハイスペックであります。


 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ プログラムAE ベルビア50

 X-700は1/60秒から立ち上がるプログラムラインなので
おそらく開放絞りでの撮影になっていると思われます。
アウトフォーカスのボケ味もなかなかですね。


 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ プログラムAE ベルビア50

 開業90周年でリバイバル塗装された神戸電鉄です。
2018年が90周年でしたからもう4年もすぎてますが(^^;)。
撮影前まで陽がさしていましたのに電車が来る寸前に
雲がきてシャッタースピードが一段落ちてしまったようです。
鉄道写真あるあるですね。ちと電車がブレております。
現在のデジカメなら自動的に感度アップしてごまかしてくれるところですが・・
素直にマニュアル露出で撮れよ!といったところですな。
 

 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ プログラムAE ベルビア50

 X-700のアキュートマットの明るいファインダーとあいまって
ピントの合わせやすさはバツグンであります。
F2.8の明るさは伊達ではありません。
蝶々を撮影するのには100mmマクロは最強ですね(^^)。


 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ プログラムAE ベルビア50

 私の大好きなツユクサでございます。
本当はもう少し淡いブルーなのですが
ベルビア得意の紫色転びでございます(^^)ゞ。


 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ プログラムAE ベルビア50

 この頃のサードパーティレンズはコーティングが
簡略なものが多いのですがこの105mmマクロは
レンズをみましてもけっこうこってりとした色で
コーティングがしてありましてコーティングフェチの
私はとっても嬉しいです(^^)。


 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ プログラムAE ベルビア50

 雨あがりの明石海峡です。ちょうど夕陽のころに
雲が晴れる絶妙のタイミングとなりました。
モロ逆光ですが見事な描写ですね。


 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ プログラムAE ベルビア50

 昔はこういったシチュエーションですと段階露出をしていたのですが
最近はフィルムも高価になったので一発撮りです。
見事に決めてくれましてホッとしました(^^;)。
MPS=ミノルタ・プログラムシステム万歳であります♪
 

 ミノルタX-700 キロン105mmF2.8マクロ プログラムAE ベルビア50

 橋脚のライトアップまで粘りまして
夕暮れ紫を狙いましたが、まだまだ夕陽が残っておりまして
夕焼けライトアップが撮れてしまいました。
「思ってたのとちゃうけど見た目よりもキレイに
撮れてしもたからまええか!」という
ベルビアお得意のシチュエーションになりました。

「キロン105mmマクロは銘玉」の
うわさを実証できまして喜んでおります。
ネットで話題になっておりましても
「ええ~?そんなにええレンズかあ?」
という玉もあるのですが、今回はバッチリです。
オークションなどでもちょいちょい出ていますので
デジカメアダプターのユーザーの方もおすすめですよ(^^)。

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ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4

2022-09-22 21:37:04 | コシナ交換レンズでワンダフル
 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4


 実は先日コロナに感染してしまいました。幸い軽症ではあったのですが
発熱と倦怠感はハンパなかったです(TT)。
なんとか回復しまして、療養期間中に
防湿庫を整理しておりましたら懐かしい
フォクトレンダーSCスコパー25mmF4がでてまいりました♪

早いものでコシナのSマウントシリーズが登場してから20年です。
当時はレンジファインダーカメラが次々と湧いて「レンジバブル」と
いった感じでしたが、ベッサシリーズもすっかり見かけなくなりましたね。
ここはひとつコロナ記念?にSPに装着して撮影に出発であります。


 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4 1/250 F5.6 プロビア100F

 しかしコシナのニッチ戦略はすごいですね。
このレンズよりも前に復刻されたニコンのS3の復刻版が
一応2,000台限定ということですから
昔のオリジナルモデルもあわせれば、けっこうな
マーケットではあったのでしょうが・・。

なぜか子供たちには大人気のサメのオブジェです。
この年になるとフカヒレスープしか頭に
うかびませんけれど(^^)。


 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4 1/125 開放 プロビア100F

 Sマウントレンズなのでボディのギザギザダイヤルでも
レンズ側でもどちらからでもピント合わせができます。
フリクションは非常に軽いのでダイヤルでのピント合わせの
ほうが簡単です。
もっとも25mmという広角ですからだいたいのところで
被写界深度に入ってしまうんですけどね。


 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4 1/125 開放 プロビア100F

 垂水漁港の海神社鳥居横にあります
おさかなの供養塔です。
とぼけた顔でかわいいですね。

このゾーンにはやたら記念碑がありますが
はたしてどのくらいの方が顕彰された事象を
理解できますやら。
石に難しい字をうだうだ書くよりも
こういったかわいいおさかなさんのほうが興味を
ひかれることは間違いありません。
  

 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4 1/250 F5.6 プロビア100F

 垂水苔谷公園の日時計です。
高台にあって非常に雰囲気のある公園で
西に明石の街並みが一望できます。
明石海峡大橋は目の前にドバンとマンションが
あるのであんまりみえませんが(^^;)。
 

 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4 1/30 開放 プロビア100F

 夕暮れの明石海峡大橋です。
撮影場所の裏側にバーベキュー場ができてまして
いつも焼肉の香りがしております(^^;)。
ロケーションが良すぎで焼肉の味も5割増しと
いったところでしょうか。


 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4 1/125 開放 プロビア100F

 西側に目を向けますと、岸壁で釣り人さんたちが
奮戦中です。見ていると夕方というせいもあり
けっこう皆さん大きな魚を釣り上げていらっしゃいました。

逆光強しではありますが
コシナらしく青っぽなうえに若干の
へちゃつぶれも感じられる描写でありますね。


 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4 1/60 開放 プロビア100F

 陽も落ちてまいりまして、紫色の空になってきました。
今回のフィルムはプロビア100Fですので
概ねリアルカラーの発色です。
本当はベルビア50のうそくそ・・あわわ、
イメージカラーバリバリの強調された色も好きなんですけど(^^)ゞ。
 

 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4 8秒 開放 プロビア100F

 朝霧駅に展示されています堀江健一さんのMALT'SマーメイドⅡ号です。
なんでもビール樽でつくられているとか。
ちょっと長時間開けけすぎたかな?
まあ、モルツなだけにカンで露光したので
やむをえません(^^)。
 

 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4 1/125 F5.6 プロビア100F

 最近ふえてまいりました廃団地のなぞベンチです。
ちょっとわかりにくいですが、モチーフは
「見ざる・言わざる・聞かざる」のようです。
背後に無味乾燥なコンクリートのベンチもあって
なんのこっちゃでありますが。
 

 ニコンSP フォクトレンダーSCスコパー25mmF4 1/125 F5.6 プロビア100F

 私は団地で生まれ育ったので
こういった昭和うまれの廃団地には
限りなくシンパシーを覚えます。
銀塩カメラで遊んでいるだけでも
思いっきり昭和ジジィなわけですが(^^)ゞ。

団地の手前が流れてしまっているのは
ちょっとびっくりです。おきょおきょ。

SPで撮影しましたら久しぶりに
「写真術」というコトバを思い出しました。
なにしろお作法だらけのマシンで、使いこなすのは
まだまだ修行が足りないのを再認識した次第です(^^;)。

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ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4

2022-08-22 23:26:01 | ミノルタ交換レンズでワンダフル
 
 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4


 さしもの猛暑もなんとかひと段落といったところでしょうか。
ただでさえ暑いのに、コロナのせいでマスクまでせねばならぬとは
もはや拷問的でしたね(^^;)。

暑いので撮影に行くのも大儀ではありますが、家にいても
一枚も撮影枚数はふえません。わが身を叱咤しつつカルピスの
1.5リッター瓶を小脇にかかえて出発です。


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 夏といえばセミでございます。僅か一週間の儚い命を
燃焼させる鳴き声に導かれて、その姿をフィルムにおさめます。
せっかくのマクロレンズですしね。
ツインでなかよく脱皮された抜け殻から。
「夏の日」というアサヒカメラ的タイトルをつけたくなりますね(^^)。
 

 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 セミの一大勢力を誇るクマゼミです。
たくさん居すぎて珍しくもないのですが
すでに彼らの鳴き声はしていない事を思いますと
そこはかとなく憐憫の情が湧きますね。
 

 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 もひとつ超メジャーのアブラゼミです。
私の子供のころはセミといえばアブラゼミでしたが
最近はクマゼミのほうが多くなっているとか。

クマゼミのほうが逃げなくて、つかまえやすい気がするのですが
セミ採りする子供たちが減っているのもクマゼミが増えた
一因でしょうか?


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 F8 AE プロビア100F

 子供と一緒に丹波竜化石工房にまいりました。
最近は国内でも恐竜の化石が発掘されてうらやましい限りです。
私の子供の頃は国内産ではピー助で有名な「フタバスズキリュウ」
ぐらいしかいなかったのですが・・
お役所にしてはなかなかにセンスのある看板竜です(^^)。


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 館内にはご本尊の丹波竜をはじめ
恐竜たちの骨格模型が展示されております。
しかし肉食恐竜の歯の鋭いことと大きいことと
いったらないですね。
恐竜時代に生まれなくて良かったです(^^;)。

 
 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 丹波竜マスコットのちーたんです。
俗に言う「ゆるキャラ」ですがちとマイナーです。
もっとじゃんじゃん露出させてクマもんみたいに
なると良いですが・・


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 足をのばしまして、平野にあります
みなとやま水族館にやってまいりました。
廃校になりました湊山小学校の跡にできた
小さな水族館です。

水槽は小さいものをたくさん置いて
ま近でおさかな達を見られるよう工夫されております。
ゆったりと泳ぐ姿にはいやされることうけあいです。
 

 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 顔に草を載せて超然としているイモリです。
昔はイモリはどこにでもたくさんいて
フナ釣りに行くとよく外道でひっかかってきていましたが
最近はずいぶんと減少気味だとか。
こうしてしみじみ見ますとなかなかかわいいですね。


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 F5.6 AE プロビア100F

 夏の間は日が長く、サンセットの時間が遅くて
待ち時間が長いのが玉にキズです。
もっとも、その間にどんなに海風に吹かれようとも
気持ち良く過ごせるのは素晴らしいですが。
これが真冬になりますと30分でも鼻水ズルズルに
なりますからね(^^;)。

かなりの強風なのですが
雲と波の様子から雰囲気がわかりますでしょうか。


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 F5.6 AE プロビア100F

 ひっさしぶりにぱしふぃっくびいなすを撮影にいきましたら
なんといつも客船を撮影していた桟橋が立ち入り禁止になっていました(TT)。
もっと船の側面から撮影したかったのですが。
誰かどんくさい人が海に落っこちたのか
アホな輩が港湾作業のジャマをしたのか・・・
ポートターミナルに停泊している船はこの角度がせいいっぱい
なのです。とほほほほ。

今回のMDマクロはF値がF4とずいぶんと暗いのですが
セミの写真を見ていただければわかるとおり
なかなかに立派な描写です。

ミノルタだけあってマクロでも丸めた光の描写でほっこりします。
もちろん無限大でもきちんと撮影できます。
中古でも程度の良いのがたくさんでています。
値段もお手頃価格ですのでおすすめですよ。


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ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B

2022-07-27 00:53:03 | タムロン交換レンズでワンダフル
 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B


 先日ニコンが「一眼レフカメラの開発を休止」という
ニュースがかけめぐりました。
これからはミラーレスに開発資本を集中させるそうで。

簡単に考えても、ミラーにプリズムにスクリーンに・・
部品数は圧倒的に多いですからね。
おまけにその全てを寸分の狂いもなく組立てて作動させないといけません。

そして撮れる写真に違いがあるか?というと微妙ですからね。
むしろミラーレスのほうがセンサーデータをダイレクトに
利用できますから画像を作るのには有利です。
私的にはいままで本当に、よく頑張って作ってくれてたな~
という印象です。

ニコンに感謝の気持ちをこめまして、F6を出撃させます。
私のF6はプリズム&スクリーンの美しいファインダー像を
満喫するためにマイクロプリズムJスクリーンを装着しておるのです(^^)。


 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B 1/160 開放 ベルビア50

 おとものレンズはハスの花恒例の長玉タムロン400mmF4です。
タムロンのLDレンズシリーズ最高峰で金色の銘板が誇らしげです。
今回の撮影には使用しておりませんが、標準で1.4倍テレコンバーターも
付属しております。


 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B 1/160 開放 ベルビア50
 
 「タムロンなのに」と言っては失礼ですが現役当時の定価は
355,900円でした。もっとも
「タムロンなので」割引率は他のニッコールやFDよりもよろしく
アダプトール2マウントともセット販売はあたりまえでしたが(^^;)。


 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B 1/160 開放 ベルビア50

 400mmともなりますと、ベルビア50では三脚は必須です。
ただでさえ重量があるのにF6には単三グリップも装着しておりますので
「エンヤコラ」度がハンパありません(^^;)。
さすがに現代のミラーレスの高感度&手振れ補正で
手持ちでホイホイ撮影できる組み合わせがうらやましくなりますね。


 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B 1/160 開放 ベルビア50

 私がタムロンをオシオシなのはボケ味がやわらかくて
シャープネスは高いのにとんがった感じがないところです。
ハスの池の向こうの壁もきれいにぼけて
ブルーのアクセントにできました(^^)。


 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B 1/160 開放 ベルビア50

 お得意のトンボさんです。背景はただの池なのですが
ベルビア効果の青い発色で絵画的な雰囲気になりました。
望遠レンズ接写の面目躍如といったところですね。
ちなみに最短撮影距離は3mです。


 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B 1/160 F5.6 ベルビア50

 せっかくの望遠レンズですから久しぶりに航海中の
おふねの撮影です。
明石海峡はなにしろ交通量が多くて大中小の
船がひっきりなしです。
撮影しなくても見ているでけで楽しいですよ。


 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B 1/160 F5.6 ベルビア50

 やっぱり船は停泊しているよりも走っているほうが
カッコいいですね。この自動車運搬船はかなりスピードが
でていまして、400mmで覗いていますとあっという間に
通り過ぎてしまいます。


 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B 1/160 F5.6 ベルビア50

 400mmの圧縮効果で明石海峡大橋の山なり感が
おもいっきり強調されました。鉄でできているのに
きれいに曲線になっていて楽しいです(^^)。


 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B 1/160 F5.6 ベルビア50

 共進牧場の牛さんです。
残念ながら近寄れなかったのですが
望遠レンズの本領発揮です。
牛さんんも暑くて暑くてすっかりグロッキーですね(^^;)。


 ニコンF6 タムロンSP400mmF4 LD-IF 65B 1/160 開放 ベルビア50

 一番人気のサンニッパと比べますとマイナーな
レンズではありますが、迫力の長玉感は捨てがたいところです。
持って嬉しい撮って楽しいタムロンらしいほっこりした
描写の値打ちのあるレンズです。
サンニッパよりも200gあまりも重量があり(2,270g)
体力が必要ではありますが(^^)ゞ。



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キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM

2022-06-29 09:01:48 | マイ カメラ キヤノン
 キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM


 キヤノンもニコンに続いてEFマウントが終焉をむかえそうですね。
Fマウントの呪縛を最後まで解けなかったニコンとくらべますと
けっこうやりたい放題できていたイメージがあります(^^)。

キヤノンは抜くところは徹底的に抜くことのできる
商売のとってもお上手な会社なので、これからもしたたかに
発展されていかれるのではないでしょうか?

今回はキヤノンフィルムマシン最終機のEOS7Sです。
プラスチック感バツグンでパコパコですが
おかげで単三バッテリーグリップBP-300を装着しましても
軽やかなハンドリングでございます。 


 キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM 開放AE プロビア100F

 おとものレンズは28mmF1.8です。
F2を切る立派な大口径レンズです。最近の目玉である
IS手振れ補正はありませんが「28mmくらい手振れさせないよう♪」
とうそぶきながら撮影に出発であります。

最近植木を剪定しまくりスカスカ・・あわわ、明るくなりました明石城です。
久しぶりにオートフォーカスを使いました。
やっぱり便利ですね~。走り去る猫にも
ちゃんとピントを合わせてくれます。


  キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM  開放AE プロビア100F

 F1.8の大口径に期待しましてバラを開放で撮影しましたら・・
なんとどよどよのぶわぶわでまるで〇イコー4〇0mmF2のごとしです。
F1.8ておもいっきりイエローゾーンじゃあありませんか!
それとも全体繰り出しでないリヤフォーカスがいけないのかな?


 キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM  開放AE プロビア100F

 草むらからおもいっきりカメラ目線をくれている虎猫さん。
分割測光AEで派手に補正をいれてくれるEOS7Sです。
「瞳がキラリ」のイメージにしたかったんですけど(^^;)。
 

 キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM  プログラムAE プロビア100F

 今回も例によって単三バッテリーグリップBP-300を装着しています。
単三電池で駆動するのはもちろんですが、ホールディングが盤石になって
縦位置でも安定して撮影できるのは大いに助かります。
縦位置レリーズボタンもありますしね。

ありがたき教育勅語下賜30周年記念碑です。
撮影場所は大蔵山公園です。明治時代から
現役の公園で、神戸でどこよりも歴史を感ずる
独特の雰囲気があります。


 キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM  F4AE プロビア100F

 お得意の明石海峡です。
EF28mmF1.8レンズは9群10枚で、大口径の割には少ないほうでしょうか。
非球面レンズも使われているはずなのですが、スカッとしたヌケヌケ感はないですね。

凪いだ感じでライトアップの反射が海面をそめてくれました。
明石海峡へはしょっちゅう来ているのですが
こんな風に撮れたのは初めてで喜んでおります(^^)。


 キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM  プログラムAE プロビア100F

 7Sには視線入力機能が備わっておりまして、このような
接写では威力を発揮します。ただタイムラグが少々ありまして
ピントを合わせたいところを注視しないといけません。
28mmはフルタイムでマニュアルフォーカスができますから
とっとと手でピント合わせたほうがストレスが少ないのは内緒です(^^)ゞ。


 キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM  プログラムAE プロビア100F

 ポケモンセンターにあります実物大?フィギアです。
実はつい最近まで不勉強で、ポケモンが世界的コンテンツということを
知りませんでした。子供たちだけに遊ばせておくのは
まことにもったいないのでジジィの私も一生懸命
ポケモンバトルしておる次第であります(^^)。


 キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM  プログラムAE プロビア100F

最近立て替えの発表されました大阪マルビルです。
昭和51年竣工だそうで結構なベテランだったのですね。
最近はこういった「丸い」建物はメンテナンスの煩雑さからか
次々と姿を消しております。
跡地にはどんな建物ができるのでしょうか?


 キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM  プログラムAE プロビア100F

 引き続きの古~いビルディングは日本真珠会館です。
昭和27年竣工だそうで、当時の最新技術がちりばめられた
有形文化財だそうで。

外装はけっこうぼろっちく・・あわわ、歴史を伝える趣のある
雰囲気ですが場所が神戸旧居留地ということもあり
絵になりますね。


 キヤノンEOS7S EF28mmF1.8USM  プログラムAE プロビア100F

 フィルムEOS最終機ということで
中級気ながら使いやすくてスペックも十分です。
デジタルEOSとインターフェイスが変わらないのも
若いフィルムカメラファンにも安心ポイントですね。

もっとも私のようなカメラジジィには
簡単すぎておもんないわ!てところですが・・。
ボディが経年変化の加水分解でちとねちょついている
個体が多いのですが、写りには関係ありません。
タマ数も多いのでおすすめですよ(^^)。


 

 
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オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5

2022-05-31 00:54:33 | オリンパス交換レンズでワンダフル
 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5


 情報というものは大事です。
ウクライナがロシアと対等以上に大善戦しているのも
イギリス・アメリカなどからロシアの情報を得ているからだそで。
実は先日のフジのフィルム値上げの情報をとりこぼし
値上げ前の買いだめに失敗したのでした(TT)。
普段なら「値上げ?それはフィルム継続の証!喜んでお支払いします!!」
と叫ぶところなのですが最近体調が悪くて予想外の医療費にピイピイしていたので
コタエたのでした(^^;)。

そうは言ってもフジがフィルムを製造・販売してくれておりますから
撮影しないわけにはまいりません。
ここは癒しを求めまして、OMに登場いただきます。


 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5 開放 AE プロビア100F

 今年は桜の開花は比較的短かったのですがうまく撮影に行けました。
おともレンズはマクロ50mmF3.5です。
OMのかなり初期からあるレンズで、昔のものはモノコートで
銀縁のものもありますが、これは中期のMC表記バージョンです。
こってりした緑色のコーティングが嬉しくなりますね。


 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5 開放 AE プロビア100F

この時期は雪柳も咲いていて、合わせますとなかなかに
フォトジェニックです。


 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5 開放 AE プロビア100F

 F値は3.5で一般的といいますかなんの変哲もないものですが
フローティングが採用されていてけっこうコストのかかっている
レンズです。当時としてはこの50mmマクロと85mmF2で
ズイコーだけが採用していたそうで。
「アンコがいっぱいつまった感」が感じられてリッチな気分です。


 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5 1/125 F5.6 プロビア100F

 マクロレンズは撮影倍率が1/10倍を基準に設計されるので
無限大はイマイチくんになりがちなところこのレンズは
フローティング機構で補正されているとか。
補正効果がうかがえるでしょうか?


 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5 1/125 F5.6 プロビア100F

 ソメイヨシノ以外の桜もじゅんぐりに咲いてくれて
まったくありがたいことです。普段は気にしないで
いる街路樹なども春には「あ、サクラだ!」と
叫んでしまいますね(^^)。


 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5 1/250 F8 プロビア100F

 ちょっと古い団地にまいりますと
このような桜並木がそこかしこにございます。
日本人に生まれてよかったあと思えるひとときですね。


 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5 1/250 F8 プロビア100F

 桜の季節はまだ太陽が低いので真っ青けの
青空バックて珍しいな~と今回しみじみ感じたところです。
ちょうどお昼ごろに撮影してみました。
 

 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5 1/250 F8 プロビア100F

 マクロレンズはボケ味がまずくなりがち・・というのが
当時は良く言われてました。
上等版の50mmF2が発売されたときに
ボケ味が改善されてますよというのが言われてました。
今までの作例でもそんなに悪くはないと思いますがいかがでしょうか(^^)?


 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5 1/250 F8 プロビア100F

 最後の締めはいつもの明石海峡です。
コロナもなんとか落ち着いてきましたので
人手も増えてまいりました。
ブライダルの撮影をされている方も
その方に目もくれずカメラの前を横切る方も
楽しい雰囲気ですね。


 オリンパスOM-4Tiブラック ズイコーマクロ50mmF3.5 1/250 F8 プロビア100F

 OMの人気レンズである広角系や
F2シリーズと比較しますとスペックは平凡です。
特に話題にもなっていないレンズですが
OMボディとのマッチングもハンドリングもなかなかです。

90mmF2とちがって使い倒されている個体も
少ない感じですので程度のいい中古も多いです。
「マクロレンズ」ということでコレクションの
動機付けにも罪悪感も少ないです。
おすすめですよ(^^)。



 

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