その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

喜色(きしょく)

2007年11月02日 | Weblog

喜色(きしょく)

***

 

急に無口になった

すぐに気持ちがわかる

まだまだ

わたしをごまかせない

ほら~

おなか空いたのでしょう

顔に出てるよ

さぁ帰って

ご飯にしましょう

ほらっ

うれしそうな顔になった

・・・

***

 

心のキャンバス

顔に浮かべる色もいろいろあります

喜色は

うれしそうな顔つきのこと

喜色の反対は

憂色(ゆうしょく)・・心配そうな顔つき・・

ほかにも

愁色(しゅうしょく)・・悲しみに沈んだ表情・・

朗色(ろうしょく)・・朗らかな表情・・

怨色(えんしょく)・・うらんでいるような顔つき・・

生色(せいしょく)・・生き生きした顔色・・

難色(なんしょく)・・難しい顔つき・・不賛成だという様子・・

顔色を失う場合も

なくなる場合もあります

「顔」はもともと

「気表(けほ)」から変化したものだそうで

人の気持ちが

表面に出て見えることだそうです

古くは「容(かほ)」として

姿全体をさしたのですが

一番気持ちが表れるのは

顔だということで

頭の前面だけをさすようになりました

まさに

心を映すキャンバスですね