本日は歌舞伎座の昼の部へ。
最初は七之助さんのお光さんで野崎村。児太郎さんがお染めちゃんで、扇雀さんが久松。
花道はひとつなので、ラストは船は上手に引っ込んで行きます。
七之助さんは、ちょっとお光さんとしては、垢抜けすぎる綺麗さがあるかな~(^_^;)
しかし、このお話、お染めちゃんもどうかとは思いますが、やっぱり、久松がハッキリしないのが元凶ではないかと。
どうしてお光ちゃんじゃダメだったかなぁ、久松…<(-_-;)
さて、ふたつ目は踊り二題。
扇雀さんの近江のお兼と、橋之助さん獅童さんで三社祭。
扇雀さんはこの直前まで久松やってて、長い休憩は挟むものの、すぐお兼だから、大変だ~(^_^;)
下駄履いてケンケンとか過酷な振りはあるし、なが~い晒しを踏まないかと心配になりそう(>_<)
絡みとお馬様の登場もありの短いながら賑やかな演目。
最後はどう三社祭に転換するのかと思ったら、一度幕が閉まりました(^_^;)。
三社祭は、橋之助さんが悪玉、獅童さんが善玉です。
獅童さんが首をブンブン振ってるのが、キレがいいというレベルを通り越した勢いの良さでした(^_^;)
最後は伊勢音頭。勘九郎さんの貢に七之助さんのお紺さんで、万野に玉さん、料理人喜助に仁左さんと脇がご馳走揃いの配役です。
勘九郎さんの声はやっぱりお父さんを思い出しちゃいましたが、夜の鰯売よりは、おふたりの色が出てるかな~と感じました。
あと仁左さんの喜助を見ながら、以前、仁左さんの貢で勘三郎さんが喜助で出てたことを思い出しました。いつか、勘九郎さんが喜助で出る時、貢は誰がやるんだろう…見たいですね、その舞台。
万野の玉さんは、もう、玉さんらしさが全開で、観ていて嬉しくなってきちゃいました♪
お鹿ちゃんは橋之助さん。
橋之助さんは、この前に悪玉を踊って汗をかいた後にこのお役。切り替えるの大変そうだな~(^_^;)
あと、橋之助さんのお顔が心なしか芝翫さんに似てきたような…やはり親子ですね~♪