
【35-18-】 昨日の20時くらいか?
皆と相談して波が小さそうやから海に行かないことを決めて、その30分後、非常に重要な、ここしばらくずっと思い悩んでいた大きな問題が解決する糸口となる電話が入った。
そして今日、梅田でその人と会うことができて、そして2時間弱、しっかり前向きに建設的に議論が出来て、問題が大きく前進。
なんて俺ってついているんやろ。
いつも一緒に海行く友人達には迷惑掛けずに、そしてうちの組合員のためには大きな前進です。
そんなご機嫌な俺は、ティップネスでトレーニングの後、TOHOシネマズディなんで(¥1300)、ウォンテッドを観ることに。
上司にはイビられ、恋人は寝取られと、散々な日々を送るウェスリーに突然の転機が訪れる。謎の美女フォックスと彼女が所属する暗殺組織に、暗殺者としてスカウトされたのだ。会社を辞め訓練を重ねたウェスリーは、その身体に秘められた才能も手伝って、一流の暗殺者として頭角を現す。そして彼は父を殺した敵であり組織の裏切り者でもある、クロスの暗殺任務に就くが……。

マトリックスを彷彿させる斬新なカットの部分だけうまく切り出して、SFXの使い方に興味ある人間にはo(^o^)o ワクワクさせる意図がみえみえの予告編。
さらに予告編の二つめのアピールポイントは、アンジェリーナ・ジョリーが大人な変化球なエッチさで「おいでおいで」している。
そして、その姑息な手段にまんまと引っ掛かった俺は映画館へ

悪くはなかったけど、だから「金返せ!」とはならんけど・・・やけど、110分の映画ではお話を描ききれなくて、最後の数十分では編集に迷いが大きく生じていて、ほとんど破綻状態です。
物語としては成り立っていない。

これは第2作に無理に持って行くための伏線かなって思うが、どうやろ?
しかし第2作を作るとしたら、今回の主役級であったアンジェリーナ・ジョリーとモーガン・フリーマンは次に使えないから、悪くはないキャスティングで良かったけどでもお客さんを呼ぶには心許ないジェームズ・マカヴォイを中心に、改めて今回のお話に覆い被す、より大きな展開の映画にしなければならなくなるはず。
そこまで膨らますことが出来るお話かな?(原作があるみたいやけど、知らないからの批評なんでお許しを)
ジェームズ・マカヴォイ、脇役でもなぜか必ず印象が残ってしまうスコットランドの俳優さん。
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女でもいい演技をしていたけど、まさか肉体的な役をするようなヤツやとは思っていなかった。
しかしこの映画に出演することに当たって、かなり身体を虐めたそうな。
それはこの身体を見たらわかる。
血管の状態見たら、かなり過酷に身体虐めたな、かわいそうに、お疲れ様。

アンジェリーナ・ジョリー、マッチョでないのにマッチョでかなり難しい役を、怖い形相で、その形相だけで乗り切ったって感じ。すごい「目力」。
マッチョな役をするには、ハマりすぎて怖い。

血が映画のストーリー的な必要性以上に多い。
ストリー的に無意味な、ただ殺したかった的な死が、ほんとに無駄に多いと思った。
非常に短時間(1秒あるかないか、0.5秒あるかないかか?)のカットで、弾丸が身体を貫通する断面や、刀傷を、エグ過ぎるリアルな映像表現を使って見せる。
見える人には見えるカットの長さ。
そこまで見せる必要があるのか?
そして、これは監督には関係はないことやけど、JR福知山線脱線事故を何らかの形で関わった人間には直視できないシーンが。
関西では、映画の入場券を売る前に、そのことをサラッとアナウンスしておいた方が良いのではないか。
映画を見終わって約4時間、未だにいくら考えても納得いかない大きな矛盾がある。
今から、映画をしっかり観てはる師匠達のブログを、TBお願いがてら順繰りに見て、お勉強をさせて貰うからそこで解決したらいいなあ。
もしかしたらそれさえ、続編のための伏線かな?
うっかりすればB級だ!ってな際どい映画、ってのが俺の感想っす。