三流読書人

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ドングリ小屋住人 

柳家小三治  『ま・く・ら』

2005年05月11日 14時24分10秒 | 教育 
おすすめ文庫本です。講談社文庫 667円税別。1998年第一刷発行、少し前の本です。
なにせ三流読書人ですから、私ごときがえらそうに言うことはないんですが、この本は面白いですよ。
柳家小三治、五代目柳家小さんの弟子、数少ない正当派古典落語の達人。
「まくら」の小三治と言われるのだそうです。
独演会やライブでの口演の時のまくらを集めたものです。
これで読んでみるとまくらだけで30分ぐらいではすみそうもありません。
聞いてみたいですね。
落語と言えば、テレビの落語は15分か20分、バラエティ番組に出てくる落語家のおしゃべり、「笑点」などのようなものと思われてしまっているのではないでしょうか。
詳しくは知りませんが寄席というものがどんどんなくなって、食べていくためにはやむを得ないのでしょう。
しかし、柳家小三治師匠独演会などを大事にしてがんばってます。
この本は噺のまくらだけですよ。
本題はこのあとからでてくるのです。