ハンプティ・ダンプティによる言葉の擬人化が続く。彼によれば「おれが言葉を使うとき、言葉はおれが選んだぴったりそのとおりの意味だけを持つ」(GLASS6-19)。つまり言葉は意味を担うという仕事をさせられるわけである。かくて彼が言う。「土曜の夜には言葉たちが私の周りに集まってくるのをお前は見るといい。」と。彼は偉そうに頭を左右に振る。「一週間分の給料を彼らはもらいにくるのだ!」
PS:しかし言葉に給料を払うとは、言葉の主人たるハンプティ・ダンプティもご苦労様である。アリスは当然あきれているのだが、彼女は好奇心が強いのでついその先まで興味を持ってしまう。
アリスは「何を彼は給料としてあげるんだろう?」と思う。しかし敢えて彼に尋ねる勇気はなかった。
PS:私たちは今、給料 their wages というとお金を考えるが、確かにお金でなくてもいいわけで、アリスが興味を持つのは当然だろう。実際、白の女王はアリスを侍女として雇うとき「給金は1日2ペンス、そしてエヴリ・アザー・デイ(※1日おき)に every other day ジャム」と条件を出した。(GLASS5-7)
PS:しかし言葉に給料を払うとは、言葉の主人たるハンプティ・ダンプティもご苦労様である。アリスは当然あきれているのだが、彼女は好奇心が強いのでついその先まで興味を持ってしまう。
アリスは「何を彼は給料としてあげるんだろう?」と思う。しかし敢えて彼に尋ねる勇気はなかった。
PS:私たちは今、給料 their wages というとお金を考えるが、確かにお金でなくてもいいわけで、アリスが興味を持つのは当然だろう。実際、白の女王はアリスを侍女として雇うとき「給金は1日2ペンス、そしてエヴリ・アザー・デイ(※1日おき)に every other day ジャム」と条件を出した。(GLASS5-7)