迷歩録 唯我独尊

　　秋空に　　箒の後の　　白雲や　　空を眺めて　　猫と戯れ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　
　　　　　　秋晴れの空が広がり、小春日和の一日となりそうな、大隅半島である。秋の味覚を楽しみながら

　　　　　過ぎ行く秋を噛み締めて、そんな情景がぴったりとはまる一日である。

　　　　　　またまた起きた政治家の不正、「唯我独尊」の首相と、その子分たち、子分もまた「唯我独尊」

　　　　　地方創生大臣の記者会見、「唯我独尊」の態度、何とも国民を馬鹿にするのもほどがあると言った

　　　　　感じである。

　　　　　　「唯我独尊」とは、自分だけが偉いとうぬぼれ、ひとりよがりの態度のこと（広辞苑）このような

　　　　　経営者や管理職は多い、例えば表立ってはいい人をぶっているが、こころのそこでは、人の不幸をあ

　　　　　ざけ笑っているようなタイプの人、その奥底の心情が、社会的地位とか、経営者というような地位を

　　　　　獲得した途端、表に現れる。そんなタイプの人ではないだろうか。

　　　　　　学生の時はとてもいい人であっても、社会に出てある程度の地位になった途端、その本音が現れる

　　　　　化けの皮を脱いだ狸のような人ではないだろうか。

　　　　　　いずれにしてもそのような人が、いくら綺麗ごとを並べても信じることはできなくなる。そのよう

　　　　　な政治集団ではないだろうか。

　　　　　　国民の厳しい目を向けなければ、ますます、「唯我独尊」の政治は続くのではないだろうか。

　　　　　　財務大臣しかりである。

　　　　　国民の苦税を操る政治のあるべき姿は、考えてほしいものである。消費税を値上げすると宣言したば

　　　　　かりなのに、財務官僚を操り、減税の手助けをして、儲けてることが本当ならば、許せない事であろう

　　　　　　「唯我独尊」の態度の記者会見をテレビで視聴したが、何とも言いようがない感情である。