迷歩録 共存

　　　　　　　　　　　　　　　　　冷たさに　　我が身を固め　　ブロッコリー


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　師走になって冷たさ本格的、暖かい南九州でも奥深い山の方は、雪がちらついたり、霜が大地を染める光景が

　　　　毎日のように現われる。冬の季節、山では食糧不足がおきて、獣達は山里に下りてくる、山里には人間が育てた

　　　　食べ物が沢山ある。この食べ物を目的に獣たちは下りてくる。今の季節ブロッコリーは、大きく育ちその中心に

　　　　花芽をつける、これがブロッコリーの正体、花芽は寒さに負けず、一日一日とその大きさを増していく、この花芽

　　　　は、美味しい、獣が嫌うわけがない、人間と獣たちの共存は永遠の課題だが、この共存をバランス良く整える事が

　　　　地球という星を維持できることなのかもしれない。