迷歩録 都会化

　　　　　　　　ホトギス　　初声聞かす　　南郷や


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ

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　　　　　落ち着いた初夏の空気、そのような雰囲気の中聞こえてきたのはホトトギスの声、今年初である

　　　　これから本格的な夏になる知らせ、ホトトギスの声都会では聞くことも出来ないであろうが、まだ

　　　　田舎、里山では聞くことが出来る、それでも聞く機会はグンと減少してきてる感じがする。急速に進

　　　　む自然環境の変化、十年後の自然が想像出来ない、都会化だけを進める地方行政や国民の意識の変化

　　　　が必要なのであろう。便利性だけで無く不便生を楽しむ心も大切なのでは無いだろうか？スピードだ

　　　　けを追求するのは、そろそろ終わりにしなければ、ホトドギスのいない世界になるかも。